2014年4月アーカイブ
旧友が語る、忘れた過去の私。
よびさまれる、私の曖昧な記憶と夫の"ある記憶"
覚醒忘却、過去現在、実在不在、・・・交差する3つの記憶。
真実は、沈黙の中。
『昔の日々』
【作】ハロルド・ピンター
【演出】デヴィッド・ルヴォー
【出演】堀部圭亮 若村麻由美 麻実れい
《東京公演》
2014年 6月 6日(金)~ 6月15日(日)
【会場】日生劇場
【席種】S席 8,000円 A席 5,000円 (全席指定・税込)
【一般発売】2014年 4月19日(土)
《大阪公演》
2014年 6月19日(木)~ 6月22日(日)
【会場】シアター・ドラマシティ
【席種】S席 8,000円 (全席指定・税込)
【一般発売】2014年 4月19日(土)
●公演プログラム付特別販売
販売期間:発売中~2014/5/11(日) 23:59まで
【東京】 対象公演:6月14日、15日以外の全日程
席種:S席/プログラム付 8,000円
【大阪】 対象公演:全日程
席種:全席指定/プログラム付 8,000円
2014年7月7日(月)から上演される舞台「太陽2068」の製作発表が行われ、
作の前川知大さん、演出の蜷川幸雄さん、出演の綾野剛さん、成宮寛貴さん、前田敦子さんらが登壇され、意気込みを語りました。
舞台「太陽2068」は劇団イキウメが2011年に上演した舞台「太陽」をこの上演のために新たに書き直したもの。
読売文学賞、読売演劇大賞・大賞を受賞した作品でもあります。
イキウメでの上演時には青山円形劇場でしたが今回はシアターコクーン、
さらに蜷川さんが演出ということで、注目が高まっています。
また、綾野剛さんが2012年に出演された舞台「サイケデリック・ペイン」では劇中バンドのメンバーとして、
実際にギターを生演奏されるなど、非常にロックな感じでしたが、今回はノクスに憧れるキュリオの役。
イキウメ版では大窪人衛さんが好演されていましたが、綾野剛さんが演じることで、
果たしてどんなふうに生まれ変わるのか楽しみです。
こちらの製作発表が行われましたので、動画でご覧ください。
撮影&編集:エントレ
楽曲リストにメモリーズコーナーの曲目が追加発表されました。
楽曲リスト(予定)
《 ACT 1 》
オープニングメドレーより
♪ ハロー・タカラヅカ蒼乃夕妃
♪ ハロー・タカラジェンヌ彩乃かなみ
♪ 花にふれた私 「ザ・フラワー」より大鳥れい
♪ ファニー・フィーリング 「ファニー・フィーリング」より星奈優里
♪ エスカイヤ・ガールズ風花舞
♪ I Love Chopin 「ザ・クラシック」 ―I LOVE CHOPIN―より貴城けい
♪ 世界に求む-王家に捧ぐ歌- 「王家に捧ぐ歌」 ―オペラ「アイーダ」―より湖月わたる
♪ 未来へ 「エクスカリバー」 ~ 美しき騎士たち~より姿月あさと
♪ 忍ぶの乱れ 「花の業平」―忍ぶの乱れ―より 稔幸
♪ あなたがいるから 「仮面のロマネスク」より高嶺ふぶき
♪ 風になりたい 「国境のない地図」より麻路さき
♪ 朝日の昇る前に 「華麗なるギャツビー」より杜けあき
《 ACT 2 》
オープニング
レジェンド~すみれ幻想
<A日程>
ベルサイユのばらコーナーより
♪ 青きドナウの岸辺
♪ 我が名はオスカル
♪ 愛の巡礼
♪ 白ばらのひと
♪ 心のひとオスカル ほか
メモリーズコーナー<A日程キャストの名曲集>NEW
♪ 初めての口づけ 「ラブ・ラバー」より眞帆志ぶき
♪ 白い花がほほえむ 「ラムール・ア・パリ」より初風諄
♪ 瞳の中の宝石 「バレンシアの熱い花」より 榛名由梨
<B日程>
エリザベートコーナーより
♪ 愛と死の輪舞
♪ 最後のダンス
♪ キッチュ
♪ 闇が広がる
♪ 夜のボート ほか
メモリーズコーナー<B日程キャストの名曲集>NEW
♪ オルフェウスの窓 「オルフェウスの窓」より瀬戸内美八
♪ 花風吹 「紫子」より峰さを理
♪ ひまわりの花 「哀しみのコルドバ」より南風舞
♪ 花夢幻 「花夢幻」より一路真輝
<C日程>
風と共に去りぬコーナーより
♪ 君はマグノリアの花如く
♪ 明日になれば
♪ 愛のフェニックス
♪ さよならは夕映えの中で
♪ ナイト&デイ ほか
メモリーズコーナー<C日程キャストの名曲集>NEW
♪ あの日薔薇一輪 「あの日薔薇一輪」より髙汐巴
♪ 愛遙かに 「ザ・ドリーマー」よりこだま愛
♪ そして今 「アンド・ナウ」より平みち
※A~C日程別の名作コーナーでは、全日程出演者・期間別ゲストが出演いたします。
共演者では、渡辺とは以前、ドラマで親子の役を経験した。
2012年夏の『すうねるところ』から2年...脚本・木皿泉、演出・内藤裕敬による舞台『ハルナガニ』が間もなく大阪に登場!
木皿作品2作目、舞台は3作目となる俳優 細田善彦に本作についてインタビュー!
東京・シアタートラムで上演中の新作『ハルナガニ』が、間もなく大阪・梅田芸術劇場 シアタードラマシティに登場する。本作は、藤野千夜の小説『君のいた日々』を脚本・木皿泉、演出・内藤裕敬のコンビで舞台化。2012年夏に好評を博した『すうねるところ』に続く、2年ぶりの最強タッグだ。出演は、同じく『すうねるところ』で14年ぶりの舞台復帰を果たした薬師丸ひろ子に、渡辺いっけい。この二人が扮する夫婦の息子役に細田善彦。そして菅原大吉、菊地亜希子が夫の同僚役として登場する。
今回、作品インタビューにご登場いただいた細田は、木皿作品にはドラマ『Q10』で参加以来、2作品目となる。また、『ハルナガニ』では木皿泉からのラブコールを受けての出演と相成った。舞台は蜷川幸雄、河原雅彦演出作品に続いて3作品目だが、今回は初めて「最初から最後まで出ずっぱり」という役どころだ。それだけに自身にとって「初出演作のようなもの」。言葉の妙で遊びながらも、観る者の心に深く訴えかける木皿作品。関西を代表する演出家、内藤裕敬の元で、細田は作品に対してどう向き合っているのか。その目線を追った。
ごく平凡な夫婦、春生(渡辺いっけい)と久里子(薬師丸ひろ子)。そして二人の間に生まれた一人息子の亜土夢。この家族を中心に、菅原、菊池扮する同僚と共に物語は紡がれる。
「家族の存在意義だったり、家族でいる理由だったり、そういうことを木皿さん風にといいますか、面白おかしく書いていらして。内藤さんが歴史の授業のように、キャストやスタッフにいろんな話をしてくださって。こういう家族の在り方、古典の演劇に出てくるような家族とか、今現在の家族の形はこうなんじゃないかなど、話し合いながら取り組みました」
舞台『ハルナガニ』は木皿の筆が加わり、そして内藤の演出も入ることで、原作小説『君のいた日々』とは異なる印象を残す作品に仕上がっているのではと語る。また、最初に台本を読んだ際はコメディとしての面白さを感じたそうだが、読み進めるうちに、そして稽古を重ねるうち、その捉え方は日に日に変わっていったという。
「稽古が始まって3、4日は、内藤さんを中心にディスカッションをしていました。なんだろう...、ストーリーに対する解釈がみんな同じ方に向くよう、すり合わせる作業から始まりましたね。その分、本に対する読解力が深まったような...。それこそ最初に読んだ時は明るい話かなって思っていたものが、観てくださるお客様の心に突き刺さる方向に変わったような...」
内藤は演出で、即興芝居のようなテイストを目指したという。ポイントは押さえつつも、板の上での動きは俳優たちにほぼ、ゆだねられているという。稽古中は細田も個性派たちを相手に試行錯誤を繰り返した。
「内藤さんは動きを決めたくないみたいで。動きを決めちゃうと進化を遂げなくなるというか、成長が止まっちゃうというか。作品に対する共通の解釈はみんな分かっているので、その中で思いっきり楽しんでやろう、即興とかやっていっぱい遊ぼうと。″それで怒られたら俺の責任だから"と常々言ってくださっているので、安心感もありました。内藤さんは恰幅もいいですし、何か包み込まれている感じもあって、ついていきたくなるような感じですね。この作品で内藤さんに演出していただいて、本当に自分は幸せだなって思います。あと、"お客様が観劇後、3時間くらいお茶してくれたらいいよね"って内藤さんが言ってらして(笑)。作品について話したくなるような、そんな舞台が作れたらいいよねという話をされていましたね」
「最初のシーンは渡辺さんと二人なんですけど、面白くて笑っちゃうんですよね(笑)。毎回、渡辺さんが違うものを投げてくれて、こっちの受け取り方も変わって。それはすごくありがたいのですが、笑っちゃうからどうしようかなって(笑)。また父として子として、ご一緒できるので楽しいです。渡辺さんも菅原さんも、楽屋ではリラックスしていて。でも舞台にぱっと出て、ぱっとできるからすごいなぁって思いますね。日常のから非日常に瞬間的に飛ぶというか、それは本当にすごいなと思います。飲みに行ったら舞台の話はされませんしね。全然違う話をしています(笑)。健康法とか、素水だったりとか、ごぼう茶がいいとか(笑)」
舞台『ハルナガニ』は、5月2日(金)から4日(日)まで、大阪・梅田芸術劇場 シアタードラマシティで上演する。
「時期はゴールデンウィークですが、旅行はお金がかかるので(笑)、ぜひ劇場に来てください! お近くの方はぜひ。一期一会じゃないですけど、舞台は逃すともう観られないじゃないですか。たとえば"薬師丸ひろ子さんって舞台でどんなお芝居するの?"とか、ほんのちょっとでも興味があればぜひ、足を運んでいただきたいですし、それだけに後悔させない作品を作っています。4月27日(日)まで東京のシアタートラムでやらせていただいて、その勢いで大阪のシアタードラマシティに行きますので、大阪公演が一番いい形になっているんじゃないかと思います。ぜひ観に来てください!」
■『レディ・ベス』世界初演への道 vol.9■
ついに開幕した『レディ・ベス』、大作ミュージカルらしく、見どころがいっぱいの作品になっていますね!
この作品を多角的に追っている当連載ですが、"世界初演"を作り上げるスタッフワークについてもお届けしたく、美術・二村周作さんに続き、本日は衣裳・生澤美子さんのインタビューをお送りします。
●プロフィール●
コスチュームデザイナー。1973年、東京都出身。文化服装学院を卒業後、チャコット(株)に7年間勤務。在職中に、テーマパークのパレードコスチュームや、有名アーティストのコンサートの衣装等から、国体やイベント、バレエ、ミュージカルの衣装のデザイン・制作、鴨川シーワールドのユニフォームのデザイン・制作などを担当する。2003年渡米後、独立。Shigeru Yaji 氏に師事し、主にカルフォルニアで活動。(オフィシャルHP)
●生澤美子氏 インタビュー●
――まずは生澤さんご自身のことを伺わせてください。チャコットにお勤めでいらして、そのあとアメリカに留学されたんですね。
「はい。チャコット時代はデザインから製作から、何でもやっていました。お店にも立っていましたよ(笑)。その中で、日本で有名な某テーマパークのパレードの衣裳製作に関わりまして、パークの立ち上げのタイミングでしたので、デザイナーさんがたくさんアメリカからいらっしゃったんです。そこであまりに素晴らしい衣裳と素晴らしいデザイン画と素晴らしいスタッフに会ってしまって、アメリカに行こうと決めました。その来日したスタッフの中に、ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』の立ち上げの際のデザインをすべてやっていらしたShigeru Yajiさんがいらして、その後カリフォルニアで彼のプロジェクトに色々と参加させていただきました」
2014年6月6日(金)から上演される
ハロルド・ピンター作の舞台「昔の日々-Old Times-」の製作発表が行われ、演出のデヴィッド・ルヴォーさん、出演の堀部圭亮さん、若村麻由美さん、麻実れいさんが登壇され、意気込みを語りました。
舞台「昔の日々」はノーベル文学賞劇作家のハロルド・ピンター氏の戯曲。
一組の夫婦と、妻の友達との間で交わされる「昔の日々」の記憶。
ところがその「記憶」は三者三様であり、ときには「起こらなかったはずの記憶」までが語られます。
いったい何が真実なのか。
3人のミステリアスでスリリングな会話が見どころの作品です。
そして、こちらを演出するのはロンドン、ニューヨークのみならず、世界的に活躍する人気演出家デヴィッド・ルヴォーさん。
劇場は日生劇場。この大きな劇場で出演者は堀部圭亮さん、若村麻由美さん、そして麻実れいさんの3人のみ。
いったいどんなお芝居が創り上げられるのか、非常に楽しみな企画です。
こちらの製作発表が行われましたので、動画でご覧ください。
撮影&編集:エントレ
「昔の日々」制作発表★登壇者4名のコメント到着!の続きを読む