■集中連載『ウェルテルの恋』第3回■
年明けに初来日する、韓国ミュージカル界きっての傑作『ウェルテルの恋』。
主人公であるウェルテル役は、韓国ミュージカル界の若き実力派スター、キム・ダヒョンとチョン・ドンソクがWキャスティング。
今回はチョン・ドンソクをご紹介します。日本のミュージカルファンにわかりやすいところで言えば、『モーツァルト!』の主人公・ヴォルフガングを演じています。
あと、『エリザベート』のルドルフ皇太子。
これら、今まで演じてきた役どころからもわかるように、まさにミュージカル界のド真ん中を歩く、韓国ミュージカル界きってのプリンスなのです。2010年にソウルで開催された「キム・ジュンス ミュージカル・コンサート Levay with Friends」では、この時点ではまだ韓国では上演されていなかった『エリザベート』のプレお披露目的にハイライトシーンが上演されたのですが、この中でウィーンの初代トート役ウーヴェ・クレーガーとともに、かの名曲「闇が広がる」を披露しているのがドンソク王子です。
このコンサート、DVDにもなっていて日本のamazonなどでも購入できますので要チェック!
豊かな声量と、186センチの長身に圧倒されますよ!
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■集中連載『ウェルテルの恋』第1回■
近年、日本でも「韓国ミュージカル」が来日、もしくは翻訳ミュージカルとして日本で上演される機会も増えていますが、〈韓国オリジナルミュージカル史上最高傑作〉と称される作品がついに来日します。
それが『ウェルテルの恋』。
原題は「若きウェルテルの悩み」、文学史でもおなじみ文豪ゲーテの小説がもとになっています。韓国ミュージカルの来日公演といえば、K-POPスターを主役に配する公演が主流ですが、これはそういったスターシステムに頼らない、本格的ミュージカル。
ミュージカル畑で活躍しているミュージカルスターがガッチリ出演する、ハイクオリティな作品です。
といっても、主役をWキャストで務めるふたり、キム・ダヒョン&チョン・ドンソクは韓流スターらしいキラキラのルックスなので、その点もご安心ください。
そしてこの作品、どれだけスペシャルかと言うと、2000年の初演以来上演を繰り返すこと、なんと13回。
近年の日本ミュージカル界最大のヒットと言っても過言ではない『エリザベート』(東宝版)でも、今年の公演が8度目の上演でしたから、その凄さ、いかほどか...という感じですよね。
現在もまさに、韓国のユニバーサルアートセンターにて13回目の上演が行われている最中です(12月16日千秋楽)。
名のあるミュージカル俳優がこぞって「これに出演したい!」と言う作品らしいですよ。
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