■集中連載『ウェルテルの恋』第12回■
ミュージカル『ウェルテルの恋』、早くも折り返し地点に到達しました。
キム・ダヒョンさん演じるウェルテルは、本日が千秋楽。
明日1/19(土)からは、チョン・ドンソクさん扮するウェルテルが登場します。
そんな中ですが、キム・ダヒョンさんver.の舞台写真が到着いたしました!
ウェルテルは、ダンスをする中でバルハイムの女神・ロッテに出会います。
ここの楽曲、優雅です~
それにしても美男美女です。
ウェルテル=ダヒョンさん、ロッテ=キム・ジウさん。ロッテの弟妹たちとも仲良くなる、ウェルテル。
作品中数少ないウェルテルの笑顔がたっぷり観られるシーンです。
原題=「若きウェルテルの悩み」というとおり、婚約者のいるロッテに恋をしたウェルテルの悩み、煩悶がこの作品の主眼。
ですが、その前、ロッテへの恋心に気付き、それを打ち明けようとしては挫け...という段階のウェルテルの心情も、身近なものとして「とてもよくわかる」気持ちです。
意外と、男性の方が「ああ、こんなこと、自分にもあった!」って思うみたいですよ。
恋心は万国共通ですね。
そんなこんなで悩みまくりのウェルテルさん。
繊細な演技に定評のあるダヒョンさんウェルテルは、分別ある大人ゆえ、その悩みも深い...といった趣です。
こちらは酒場のシーン。
酒場の女主人、オルカはウェルテルを慰めはげます、とってもいい人です。
ウェルテルの恋とは別に、作中ではもうひとつの恋が描かれます。
身分違いの奥様に恋をしたカインズ。
こちらの恋も、悲劇です。
カインズの恋の破滅にウェルテルの行き先が予感させられるようで...。
重層的に奏でられるふたつの恋、このあたりの手法も見事。『ウェルテルの恋』、公演は1月26日(土)まで、赤坂ACTシアターにて。
チケットは現在発売中です。