■集中連載『ウェルテルの恋』第3回■
年明けに初来日する、韓国ミュージカル界きっての傑作『ウェルテルの恋』。
主人公であるウェルテル役は、韓国ミュージカル界の若き実力派スター、キム・ダヒョンとチョン・ドンソクがWキャスティング。
今回はチョン・ドンソクをご紹介します。日本のミュージカルファンにわかりやすいところで言えば、『モーツァルト!』の主人公・ヴォルフガングを演じています。
あと、『エリザベート』のルドルフ皇太子。
これら、今まで演じてきた役どころからもわかるように、まさにミュージカル界のド真ん中を歩く、韓国ミュージカル界きってのプリンスなのです。2010年にソウルで開催された「キム・ジュンス ミュージカル・コンサート Levay with Friends」では、この時点ではまだ韓国では上演されていなかった『エリザベート』のプレお披露目的にハイライトシーンが上演されたのですが、この中でウィーンの初代トート役ウーヴェ・クレーガーとともに、かの名曲「闇が広がる」を披露しているのがドンソク王子です。
このコンサート、DVDにもなっていて日本のamazonなどでも購入できますので要チェック!
豊かな声量と、186センチの長身に圧倒されますよ!
そんなドンソク王子、1988年生まれの24歳。若いっ!
ハイバリトンの甘い声に悩殺される人々急増中、の彼ですが、オペラ歌手を目指して声楽科に入学し、今も在学中。
オペラ界から彗星のようにミュージカル界に現れたプリンス、ということで、日本でいったら田代万里生さんって感じ?
本当にドンソク「王子」と呼びたくなるビジュアルなんですが、笑うとちょっと可愛くなっちゃう!
そのギャップもまた良し。『ウェルテルの恋』は日本公演に先立ち、現在韓国のユニバーサルアートセンターにて13回目の上演がまさに行われていますが、ドンソク王子は今回満を持して、初めてウェルテルにキャスティングされています。
一番新しいウェルテルです。
そんなドンソクさん、「韓国ミュージカルはたくさん日本に進出していますが、中でも『ウェルテルの恋』はクオリティが高いです。なぜなら僕が出ているからです!(笑)」と自信満々なコメント。
素晴らしい。
ドンソク王子の歌声、こちらでダイジェストで聴けます。
また、ドンソクさんのそのナマの魅力にひと足早く触れてみたい方、『ウェルテルの恋』に先駆け、12月25日(火)から1月3日(木)にかけて東京・シアタークリエにて上演される『シアタークリエ 5th Anniversary ONE-HEART MUSICAL FESTIVAL』にゲスト出演します。
残念ながらこちらのチケットは予定枚数終了していますが、運良くチケットゲットできている方は、ぜひ王子の歌声を堪能してきてください!
『ウェルテルの恋』、公演は1月11日(金)から26日(土)まで、赤坂ACTシアターにて。
チケットは現在発売中です。
チョン・ドンソク出演回は、1月19日(土)から26日(土)までです。