神保町花月 舞台「機械仕掛けのレジスタンス」インタビュー
神保町花月の11周年記念公演「機械仕掛けのレジスタンス」が7月6日(金)から神保町花月で上演される。出演はヒラノショウダイ、レインボー、御茶ノ水男子など。
作・演出は、はらぺこペンギン!の白坂英晃。人類がコンピューターに管理された近未来を舞台にした、SFテイストの作品だ。
よしもと4年目のヒラノショウダイが主演を務めるほか、レインボー、御茶ノ水男子、ボーイフレンド、光永、村潤之介(てのりタイガー)、市川刺身(そいつどいつ) 、ゴールドバーグ、世間知らズ、山田裕磨(いまさらジャンプ)、兵藤天貴(天龍)、まんぷくユナイテッドが出演する。
エントレでは、作・演出を手掛ける白坂英晃、出演者のヒラノショウダイ、レインボー・実方、御茶ノ水男子・しいはしジャスタウェイにインタビュー取材し、本作の魅力について聞いた。【動画3分】
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(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ)
2018年6月アーカイブ
現代劇に初挑戦する歌舞伎役者・尾上右近さんへの密着企画の第3回目。いよいよ始まった稽古初日の右近さんの姿をお届けする。
△台本読み合わせの様子
その前に、ストーリーをおさらいしてみよう。第3回目は、右近さん演じるエリオットの実母が管理するサイトに集うウィルスキーを中心に紹介。物語がさらに興味深くなるはずだ。
■STORY■
ウィルスキー(鈴木壮麻)は、アフリカ系米国人でロスアンゼルスに住む国税局の職員。[あみだクジ]というハンドルネームで、ドラッグ依存から抜け出そうとしている人々が集うサイトに入っている。コカイン中毒に陥ってからというもの、息子とは10年会っていない。同じサイトの住人である[オランウータン]ことマデリーン(村川絵梨)との語らいがその孤独を救っている。新参者の[ミネラルウォーター]ことジョン(葛山信吾)にはその恵まれた境遇ゆえに警戒心を持っているが、サイトの管理人である[俳句ママ]ことオデッサ(篠井英介)になだめられたりしている。自身もコカイン中毒の過去を持つオデッサは、そのとき娘を死なせてしまっていた。生き残った息子のエリオット(尾上右近)は伯母に育てられ、イラク戦争で足を負傷して帰還していた。その育ての母が亡くなり、エリオットが従姉のヤズミン(南沢奈央)とともにオデッサを訪ねたことをきっかけに、サイトの住人たちにもリアルな世界での変化が起き、ウィルスキーも思わぬ行動を起こすことになる。
峰倉かずや氏の大人気コミック『最遊記』(一迅社刊行)シリーズが原作のミュージカル『最遊記歌劇伝』待望の最新作『最遊記歌劇伝-異聞-』が2018年9月に上演されます。
初演は2008年の『最遊記歌劇伝-Go to the West-』、2009年には『最遊記歌劇伝-Dead or Alive-』が上演され、2014年に『最遊記歌劇伝-God Child-』、2015年に『最遊記歌劇伝-Burial-』『最遊記歌劇伝-Reload-』と続いてきた舞台の、約3年ぶりの新作。
今回は『最遊記異聞』(一迅社刊行)を原作に、本編から少し遡り、若かりし頃の光明三蔵・峯明の物語を描く。脚本・演出は、『最遊記歌劇伝-God Child-』から手掛ける三浦 香氏。
主人公・峯明を演じ、この作品が舞台初主演となる田村 心さんにお話をうかがいました!
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原作がめちゃくちゃ面白い!
――『最遊記歌劇伝』シリーズ新作に主演が決まっていかがですか?
今回、自分にとって初めての主演ということもあって、決まったときはとても驚きました。歴史ある作品であり、多くのお客さんに愛されている作品なので、プレッシャーみたいなものも感じました。(初演から出演する)唐橋 充さんからもお話を聞いて、『最遊記』シリーズへの熱を受け取ったので、そこはしっかり引き継いでいきたいなと思いました。
――どういう熱でしたか?
「初演のときにこれから何年も続いていく作品だと思った」「だけどどこかでくだけたら続かないと思いながら常にやっていた」とおっしゃっていたので、その想いは僕らも引き継いでいかなきゃなと思いました。気が引き締まる思いですし、それをパワーに変えてやっていきたいです。
――今は原作コミックスを読まれているそうですが、いかがでしたか?
めちゃくちゃ面白いですよ!今まで読んでなかったことを後悔するくらいハマってます。先が気になるのでハイスピードで読み進めています(笑)。
早霧せいな、上白石萌歌、松岡充らが出演する浪漫活劇「るろうに剣心」の製作発表が行われた。
1994年に週刊少年ジャンプで連載開始後、シリーズ累計発行部数6000万部を超える大ヒットとなった人気コミック「るろうに剣心」。1996年にアニメ化、2012年には実写映画化と快進撃を続け、2016年には宝塚歌劇団が初めて舞台化し大成功をおさめた。
今回は、2016年の宝塚版で主人公の緋村剣心役を務めた早霧せいなが、再び剣心役を演じる。脚本・演出は小池修一郎が手掛ける。
本作の製作発表会見が行われた。今回は冒頭の挨拶部分を主に抜粋した。【動画7分】
※製作発表のパフォーマンス動画はこちら
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(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ)
ただいま前売券販売中の宮崎吐夢さんの「真夏のダイエット(orリバウンド)歌謡ショー(仮)」ですが、ご本人には内緒のマル秘サプライズゲストが決定したとのこと!
主催者からの発表は以下の通り。
宮崎本人には内緒で、げきぴあをご覧の皆様にだけこっそりお知らせします!! 今回なんと!阿部サダヲが、サプライズゲストとして登場します! ドラマの役作りでダイエットに成功した経験を、同期の吐夢に伝授! あくまでもサプライズとなりますので、こちらのげきぴあをご覧になった皆様だけの秘密にしてください!
これはなんて楽しみなサプライズ!皆さん、秘密にしておいてください!くれぐれもご本人には内緒ですよ。
★セットリストの一部をご紹介!
また、当日のセットリストも一部公開になりました。
今回の歌謡ショーでは、宮崎吐夢のスマッシュヒット「バスト占いのうた」「mini mini chimpo」「I・SHI・DA・I・RA...」のダイエットバージョンを初披露する予定です。
※なお今回は時間の関係で、毎回ご好評いただいている「降霊術」はお休みです。期待高まる公演まであと2か月弱。吐夢のダイエット(orリバウンド)した姿を是非ご覧ください!!
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
『吐夢のマル秘ダイエット手帖』発売記念
「真夏のダイエット(orリバウンド)歌謡ショー(仮)」
8月24日(金) 18:00開場 19:00開演
東京キネマ倶楽部
出演:宮崎吐夢
ゲスト:池津祥子、伊勢志摩 根本宗子(月刊「根本宗子」)、吉田能、 金山寿甲(東葛スポーツ)、金子鈴幸(コンプソンズ)ほか
料金:4,300円(整理番号付きスタンディング/ドリンク代別)
※前売券好評発売中!
現代劇に初挑戦することになった尾上右近さんを応援すべく、市川猿之助さんが稽古場に駆けつけてくれました。
スーパー歌舞伎Ⅱ『ワンピース』の若手公演に、その力を見込んで右近さんを抜擢した猿之助さん。
対談で発せられた猿之助さんの言葉に、右近さんは大いに力づけられたようです。
歌舞伎も現代劇も、大事なのは観る方に喜んでもらうこと
■歌舞伎と現代劇の違い
右近 この『ウォーター・バイ・ザ・スプーンフル』で現代劇に初めて挑戦させていただくことになったのは、猿之助のお兄さんにいち早くご報告しました。もともと、「現代劇もやれたらいいね」っていうことを言ってくださっていたので、「ついにやることになりました」と。
猿之助 やっぱり、歌舞伎以外のお芝居をやることで、いろいろな経験が積めるからね。それが歌舞伎役者にとってプラスになるかどうかはわからないけれど。自分の人生が豊かになるという意味では、非常にいい機会になると思うんですよ。
右近 ご報告したときも、僕という人間自体がどうなるのかを楽しみにしてくださってるんだなということが伝わってきました。とくに、僕がけっこうテンパる性格だというのは重々ご承知なので、それを含めて「どうなるかねぇ」って(笑)。
猿之助 そう。そんなふうには見えないけど、すごく緊張するし、すぐ余裕がなくなっていっぱいいっぱいになっちゃうからね。
右近 そういう姿を、いつもいつも楽しそうに見守ってくださっていて。それが僕としてはうれしいんです。
猿之助 だってやっぱり、余裕でできる範囲のことをやっていたってつまらないでしょ。僕だって、自分の許容量以上のことを与えてもらって成長してこられたんですから。だから、『ワンピース』でも、「麦わらの挑戦」という若手公演の回を設けて、主人公のルフィをはじめ、僕がやっている複数の役をダブルでやってもらったんですよ。
右近 まさかダブルキャストでさせていただけるなんて、思ってもみませんでした。
浪漫活劇「るろうに剣心」製作発表パフォーマンスより
早霧せいなが主演する浪漫活劇「るろうに剣心」の製作発表が行われ、出演者によるパフォーマンスが披露された。
1994年に週刊少年ジャンプで連載開始後、シリーズ累計発行部数6000万部を超える大ヒットとなった人気コミック「るろうに剣心」。1996年にアニメ化、2012年には実写映画化と快進撃を続け、2016年には宝塚歌劇団が初めて舞台化し大成功をおさめた。
今回は、2016年の宝塚版で主人公の緋村剣心役を務めた早霧せいなが、再び剣心役を演じる。脚本・演出は小池修一郎が手掛ける。
本作の製作発表会見が行われ、冒頭で舞台衣裳を着た出演者たちのパフォーマンスが行われた。今回はパフォーマンス部分をノーカットで収録した。【動画4分】
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(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ)
シニカルな大人のコメディを描く手腕に世界的に評価の高いフランスの女流作家、ヤスミナ・レザの最新作『大人のけんかが終わるまで』 が、まもなく日本初演されます。
ヤスミナ・レザといえば、ロマン・ポランスキー監督が映画化した、子どものケンカがやがて親同士の大ゲンカになっていくコメディ『おとなのけんか』(『大人は、かく戦えり』のタイトルで2011年に日本でも上演)などでも知られている作家。
あるシチュエーションのもと、大人たちが本能をむき出しにしていくような物語を多く送り出していますが、本作『大人のけんかが終わるまで』は不倫カップルと、彼らとレストランで居合わせた夫婦とその母親、5人の大人たちの一夜の会話劇です。
挑むのは、鈴木京香、北村有起哉、板谷由夏、藤井隆、麻実れい という実力派俳優5名。
演出は麻実れい主演の『炎 アンサンディ』が各所で絶賛された上村聡史が手掛けます。
6月中旬、その稽古場を取材しました。
物語は、レストランの駐車場から始まります。
稽古場には車が!本物!!
そこにいるのは、アンドレア(鈴木京香さん)とボリス(北村有起哉さん)。
大人のムードです。
ふたりはなにやら言い争いをしているようで...。
劇団青年座から俳優としてのキャリアをスタートさせ、ストレートプレイはもちろん『レ・ミゼラブル』マリウス役、『エリザベート』フランツ役などを経て、いまや日本ミュージカル界において欠かせない存在となっている石川禅。
彼の4度目のソロンコンサートが6月30日に開催されます。
ご本人の人柄が滲み出る「いい人」キャラからコワモテの悪役、クセのある老人役まで、幅広い演技力で舞台出演がひっきりなしに続く石川さん。
コンサートでも多彩な楽曲を、俳優ならではの表現力で聴かせ、楽しませてくれそうです。
6月某日、その「石川禅 ソロコンサート」稽古場を取材してきました!
この日稽古場にいたのは、もちろん石川さんと、バンマスのYUKAさん。
今回のコンサートはバンド編成とのことですが、この日のお稽古場の時点では、ピアノ一本です。
取材陣に「絵面(写真)として、あまり変化がないんだけど...ごめんなさいね」と石川さん。いい人。
稽古は「この間(の稽古で)やらなかった曲から始めて、そのあとアタマから通していきましょう」ということで、セットリスト後半部分からスタート。
...とたんに、稽古場、どこかにマイク隠してますか? という圧倒的歌唱力が、空間を満たします!
まずは、ちょっと意外なナンバーから。
石川さんが出演経験のない作品です。
が、「俺、この歌すごい好きなの」といえば、YUKAさんも「私も大好き!」と返し、ふたりともニコニコ笑顔です。
なんの滞りもなく1曲歌い終わり、「いい曲だね~」とおふたり、またまたニッコリ。
「サラリと歌いましたね?」と訊くYUKAさんに石川さん、「この曲、『俺、歌ってるぜ!』ってやると失敗すると思うんだよね。気持ちを内に秘めてやった方がいい」と、歌い方の方向性を話し、YUKAさんも「それでいいと思います」とのことで、この曲は一発でOKとなりました。
...ちなみに、この夏に兵庫で公演があるアレです。
お次も、ミュージカルコンサートでもよく歌われる人気ソング、『時がきた』(ジキル&ハイド)。
こちらはまさに熱唱!の石川さん。
ただ、この曲は「歌い出しは抑え目にしたい」ということで、その理由を石川さんは「この曲は"ついにその時がきた"と高らかにうたっているようだけれど、実は言ってるワリには意気地がないんです。言いながらもまだ、自問自答している。"これでいいんだ"と自分に言い聞かせてる。だから特に最初の方は、まだ迷いがある」と話します。
1曲歌うごとに、どういう方向性で歌いたいのか、ということを、YUKAさんに説明していきます。
コンサートとはいえ、ただ譜面どおりに歌うだけではない。
1曲の中の感情の流れをきちんと作る石川さんです。
現在ミュージカル『1789』ツアー公演中、今年はこのあとミュージカル『タイタニック』、『僕らの未来』と出演舞台が続く加藤和樹さん。
当サイトでもおなじみの加藤さんの、9年ぶりのフルアルバム『Ultra Worker』が7月18日(水)に発売されます。
日々頑張っている全ての人に贈る、全作『SPICY BOX』よりさらなる進化を遂げたバラエティ豊かなバンドサウンドが炸裂するフルアルバムとのことで、加藤さん自ら3曲作詞を手掛けていることも話題。
全曲ダイジェストを視聴できるトレーラーも公開されました!