ミュージカル「ラ・カージュ・オ・フォール」製作発表 鹿賀丈史と市村正親
市村正親&鹿賀丈史による傑作ミュージカル「ラ・カージュ・オ・フォール」の製作発表が行われた。
本作は1973年、ジャン・ポワレ作のフランスの劇として誕生し、ストレートプレイとしてフランス演劇史上最長のロングランを記録した作品。1983年にはアーサー・ローレンツ演出、スコット・サーモン振付によってミュージカル版が開幕。何度も上演が繰り返される大ヒット作となった。 日本では1981年に美輪明宏演出で、ストレートプレイとして上演され、1985年からはミュージカル版が上演された。 1993年からは市村正親の出演で上演され、さらに2008年からは鹿賀丈史も加わり現在のコンビ(夫婦役)での「ラ・カージュ・オ・フォール」がスタート。2008年、2012年、2015年と再演を重ねてきた。 そして、2018年3月に、市村正親&鹿賀丈史のコンビによる「ラ・カージュ・オ・フォール」が帰ってくる。 本作の製作発表が、六本木にあるシアターレストラン「六本木金魚」で行われた。動画はショーの様子と、2人の挨拶部分を抜粋したもの。【動画2分】
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(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ)
2017年10月アーカイブ
こんにちは!
ゴジゲンの松居です!
本日、ゴジゲン「くれなずめ」東京公演おわりました!!
ご来場いただいた方、気にかけていただいた方々ありがとうございました!
活動再開からだと最多動員を記録しました。
ありがとうございます、、
この劇は身も心も一回やるだけでボロボロになるやつでして、回を重ねても重ねても何一つうまくやることや要領よくすることができなくて難しくて。あーーーつかれた。。みんな体も動かないし、ノドもガラガラで、あとは気力でした。プロの集団とは思えない僕らです。
生きててよかった。
毎回めちゃくちゃに緊張して、こんなに緊張するのも初めてだった。
ちらっと場面写真でした。
くれなずめ解説したいですがまだできません!
なぜなら、これで終わるわけではなくですね!
京都北九州にこれから行きます!
11月4、5日に京都公演
11月11、12日に北九州公演
やります!
劇場に合わせて作り直すつもりです!
初の三都市ツアー公演。
西日本の皆さま、ゴジゲンが参ります。
ぜひ思いきって会いに来てください。
そしてもし東京で見逃してしまった方、遠征もありです!めちゃくちゃ優しくします。
本当にありがとうございました!
引き続き頑張ります!!
今年はまだ終わらない!
あと11月2日、ぼくは誕生日です!!!
■『アダムス・ファミリー』特別連載(5)■
10月28日についに開幕したブロードウェイ・ミュージカル『アダムス・ファミリー』。
初日を目前に控えた26日に行われたフォトコールの模様は、先日レポートをお届けしましたが、本日は同日行われた囲み取材のレポートです。
囲み取材に登壇したのは、橋本さとしさん、真琴つばささん、壮一帆さん、昆夏美さん、村井良大さんの5名。
アダムス一家の主人・ゴメスは橋本さとしさん。
「3年半ぶりの再演ですが、気持ちは完全にフレッシュ。これ、最高のミュージカルなんじゃないか、そんな手応えをバッチリ稽古場で感じながら劇場に入ってきました。白井晃さんの演出も、初演かというくらい細かい。台本を見返してみると、自分のセリフのほとんど全部にチェックが入りました。それくらい緻密に作り直して、新たな気持ちの『アダムス・ファミリー』が誕生します。その瞬間をみなさんと一緒に味わいたいなと思います」
また、今回妻であるモーティシアが真琴さんと壮さんのダブルキャストになったことについては
「どっちを見てもモーティシアって不思議(笑)。舞台稽古をしているときも、後ろから見たらどっちがどっちかわからない(笑)。ちょっと尋常じゃないくらいすごいモーティシアで、おふたりが本当にモーティシアというキャラクターに真摯に取り組まれていて。ともすれば、木かな?と思ったらモーティシアだったり(笑)。
初演のときに真琴さんのモーティシアとずっと一緒にやっていて、これ以上のモーティシアはいないんじゃないかなというくらい本当に素晴らしいモーティシアでした。真琴さんのモーティシアから僕のゴメスが生まれたと思っています。でも、今回パっとこちら(壮さん)を見たら......また(モーティシアが)いたよ!また新たなゴメスを引き出していただいた気がしています。
役者によってひとつのキャラクターがこんなにも違って、そしてそこに答えがあるんじゃなくて、すべて自分のものにしちゃうエネルギーをそれぞれから感じていています。最高です。ただプライベートでふたりの奥さんを持つのは絶対ダメですからね、役者でよかったー(笑)」
......と、ユーモアを交えながらも、ふたりのモーティシアを絶賛です。
そのモーティシア(Wキャスト)真琴つばささん。
「演出の白井さんの演出が、初演より4回転捻り、5回転捻りくらい...さらにパワーアップしています。最高の脚本と最高の演出と最高の音楽、最高のキャストで横浜を沸かせたいと思います」とご挨拶。
初演に引き続いてのモーティシア役である真琴さんですが、今回はダブルキャスト。
「初演の時の自分の感じが変なときに出てきて、実は心の中で(壮さん・初演の自分と)トリプルキャストだったんです。それが、つい数日前くらいからやっと2017年の私のモーティシアが見えてきて、昨日、白井さんから「今日はやけに色っぽかった」と言われました。今回のテーマが「妖艶」だったので、ちょいと近づけたかなと思います」
...と話したところで、橋本さんから「素晴らしい!」と言われ、真琴さん
「へい!」
その返事に一同爆笑、橋本さんからは「今、色気もクソもなかったね!」と言われてしまう始末でした...(笑)。
同じくモーティシア(Wキャスト)、壮一帆さん。
「私は今回からの参加となります。初演から出演している皆さまの熱量に負けないように一生懸命にお稽古をしてきました。私も初めての参加だと感じさせないくらいの負けないエネルギーで、初日からぶっとばしていきたいと思います。神奈川を熱く盛り上げたいと思います。たくさんの方に見ていただきたいです」
壮さんは真琴さんとのWキャストについて
「真琴さんは私にとって本当に尊敬すべき大先輩。その方と同じ役をやる、しかも初演を真琴さんがやられていて、そこに私が新しく入っていくというので、かなりプレッシャーも、自分の中で葛藤もありました。ですがとにかくそんなことを考えていてもしょうがないかなと、常に上を目指して、一生懸命やってきました。最初は稽古場で(あえて真琴さんと)違うアプローチをとかもやっていたりもしたのですが、さとしさんに一度、「お互い全然アプローチが違うのに、一周回ってだんだん同じところに着地するんだよね」と言っていただいて、やっぱりモーティシアの人となりというのは、一貫された何かがあるのかな、自分もそこに少しでも近づいていたのならこんなに嬉しいことはないなと思います。さらに私のモーティシアに磨きをかけて、さとしさんを愛しぬいて、家族の皆さんを愛しぬいて、モーティシアとして生きることが出来ればと思います」
と意気込みを語ったところで橋本さんが「ゴメスじゃなくてさとし(を愛しぬく)と言ってくれるところが...」と嬉しそうに話すも、壮さんに「すみません、ゴメスですゴメスです!」とあっさり言い直されてしまっていました。
仲良さそうで、良いですね~。
10月29日、雨の降りしきる都内某所でこの日、ミュージカル「アニー」の2018年版アニー、及び孤児役の最終合格者が発表されました。
今回のアニー・孤児役のオーディションでは6歳~15歳までの子どもという応募条件のもと、書類審査では選出された合格者が歌やダンス、ワークショップ演技での判断。書類審査をくぐり抜けた422名から、最終合格者 14名(アニー役2人含む)が決定したのです。
3日間に及ぶ審査を勝ち進んだ50人の少女たち中からアニー役に選ばれたのは、新井夢乃(あらい ゆめの)宮城弥榮(みやぎ やえ)のふたり。
左(E29)新井夢乃、右(E41)宮城弥榮
新井は2015年『レ・ミゼラブル』でリトル・コゼットを、また宮城は今年ミュージカル「冒険者たち〜この海の彼方へ〜」ジャンプ役をつとめた実力派で、二人は11歳になったばかりの同い年。
そんなお二人、また演出家の山田和也氏にお話を伺いました。
■『アダムス・ファミリー』特別連載(4)■
10月28日(土)にKAAT 神奈川芸術劇場 ホールで開幕するブロードウェイ・ミュージカル『アダムス・ファミリー』。10月中旬の某日、その稽古場を取材した。
※稽古場写真は、取材日とは別日のものです
本番までまだ1週間以上ある中だったが、カンパニーの姿はすでに、実際に作品を上演するKAATのステージの上。この日は「衣裳付き・オケ付き通し稽古」だ。舞台化粧をしている・していない、は人によってまちまち、照明は素明かりではあったが、本番同様の動線、オーケストラもついた本番同様の迫力の歌唱で進められる。開幕を告げる「本ベル」の音も、本番と同じものに違いない。このベル、いかにもゴシック・ホラー的な、いわくありげな鐘の音。憎い演出に、いやがうえにも期待が高まる。
物語は、NYセントラルパーク内の屋敷に住むお化け一家「アダムス・ファミリー」の面々が主人公。縦縞のスーツをピシっと着こなした一家の主・ゴメス(橋本さとし)、その妻モーティシア(真琴つばさ・壮一帆のWキャスト ※取材日の通し稽古は真琴つばさ)、長女のウェンズデー(昆夏美)、長男パグズリー(庄司ゆらの)、ゴメスの兄フェスターおじさん(今井清隆)、グランマ(梅沢昌代)、そして執事ラーチ(澤魁士)。あの(!!)、おなじみのBGMととともに登場する彼ら、インパクト大、怪しさ200パーセント、そして映画やアニメのイメージそのままのキャラクター造形! オープニングから、一気にテンションMAXである。
ゴメス役の橋本さとしは粋で派手、でもちょっと胡散臭いイタリアンマフィアのような風貌。しかし妻と娘の間に挟まれオロオロする姿がキュートな、愛すべきパパ。合いの手のように時折入る笑い声もアメリカンテイストで、すっかりキャラクターになりきっている。普段の橋本の明るく楽しいキャラクターともあいまってとても魅力的、まさに当たり役であろう。その妻・モーティシアを演じる真琴つばさは、初演時に「完璧」との呼び声も高かったが、そのスタイルの良さは、映画版というよりはアニメ版に近いほど、人間離れした美しさ。低めの声で夫に詰め寄る姿も迫力いっぱいで、観ていて楽しい。
ミュージカル「アダムス・ファミリー」フォトコールより
橋本さとし主演のミュージカル「アダムス・ファミリー」が10月28日からKAAT神奈川芸術劇場でまもなく開幕する。フォトコールが行われ、舞台の一部が公開された。
『アダムス・ファミリー』は、元々はアメリカを代表する漫画家チャールズ・アダムス(1912~1988)が、雑誌「ニューヨーカー」に発表した一コマ漫画。ブラックユーモアとゴシックテイストに溢れたそのキャラクターが絶大な人気を博し、テレビドラマやアニメが制作され、1991 年には映画が世界的に大ヒット、93 年には『アダムス・ファミリー2』も公開された。
2010年4月、マーシャル・ブリックマン&リック・エリス(『ジャージー・ボーイズ』など)の台本、アンドリュー・リッパ(『ビッグ・フィッシュ』など)の作詞・作曲で、ミュージカルとなってブロードウェイに登場。2014年4月には、青山劇場、KAAT(神奈川芸術劇場)他で日本初演された作品だ。
出演は、初演時にもパパ・ゴメス役を演じて読売演劇大賞優秀男優賞を受賞した橋本さとしをはじめ、真琴つばさ/壮 一帆(ダブルキャスト)、昆夏美、村井良大、樹里咲穂、戸井勝海、澤魁士、庄司ゆらの、梅沢昌代、今井清隆など。
10月28日の初日に先立って、報道向けに一部のシーンが公開された。動画は歌唱シーンを中心に抜粋したもの。
ちなみに曲名は、「我らアダムス」「死は近くにいる」「狂ってる」「死ぬまで生きよう」。おばけ一家らしいステキなタイトルばかりだ。【動画4分】
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(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ)
■『アダムス・ファミリー』特別連載(3)■
今週末、いよいよあの一家が参上!
ブロードウェイ・ミュージカル『アダムス・ファミリー』 がKAAT 神奈川芸術劇場 ホールで開幕します。
本日10月26日は、マスコミ向けにその舞台の一部が公開され、フォトコール&囲み取材が開催されました。
その模様を速報でお届けします!
●まずは "お化け一家" アダムス家の皆さんをご紹介。
一家の主・ゴメス(橋本さとし)
縦縞のスーツも粋です、ダンディです!
ゴメスの妻モーティシア(真琴つばさ/Wキャスト)
ゴメスの妻モーティシア(壮一帆/Wキャスト)
長女ウェンズデー(昆夏美)
多分ですが...笑ってるんですよね、恐いけれども...!
長男パグズリー(庄司ゆらの)
ゴメスの兄フェスターおじさん(今井清隆)
...皆さん、疑わないでください。こちら演じているのは今井清隆さんです。
グランマ(梅沢昌代)
執事ラーチ(澤魁士)
映画などでもよく知られているインパクト大の一家ですが、皆さんのなりきりっぷり...スゴイ!
舞台「ペール・ギュント」制作発表 フォトセッションより
イプセン作の舞台「ペール・ギュント」の制作発表が行われ、浦井健治、趣里などが登壇した。
ノルウェーの劇作家イプセンによる『ペール・ギュント』は、真の自分をどこまでも追い求める壮大な「自分探し」の物語。
演出を務めるのは、平昌(ピョンチャン) 冬季オリンピック 開・閉会式の総合演出を務めるヤン ジョンウン。浦井健治、趣里、浅野雅博、キム デジン、ユン ダギョン、マルシアなど日韓20名のキャストによって東京・兵庫で上演される。
ペール役の浦井健治以外の出演者は複数の役に扮することになり、歌あり、音楽あり、ダンスありの舞台になるとのこと。
本作の制作発表が行われ、演出のヤン ジョンウン、出演の浦井健治、趣里、浅野雅博、キム デジン、ユン ダギョン、マルシアが登壇した。動画は挨拶部分を抜粋したもの。【動画5分】
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(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ)
いま日本では数々のミュージカルが上演され、海外カンパニーの招聘公演も毎年何本も日本にやってくる嬉しい状態になっています。それだけ、ミュージカルというジャンルが活性化している、ミュージカルファンが増えている......ということ。
それでもやっぱり、なんといってもミュージカルの本場はブロードウェイ。
そして、残念ながら、どうしても日本にいては観ることのできない作品の方が多いのです。
しかしこれからはその状況も、変わるかもしれません。
日本映画界史上初、ニューヨークのブロードウェイ・ミュージカルが、映画館で上映されます!
作品は今年のトニー賞(第71回)振付賞にもノミネートされた新作『ホリデイ・イン』。
これはビング・クロスビー&フレッド・アステア主演の1942年の同名映画(邦題は『スイング・ホテル』)を舞台化したもの。
原作映画のためにかかれた劇中曲『ホワイト・クリスマス』をはじめ、アメリカのシューベルトと呼ばれた巨匠アーヴィング・バーリンの楽曲で綴られた、ブロードウェイらしい、歌ありダンスありの華やかな作品です。
......そうなんです、あの名曲『ホワイト・クリスマス』は、もとは映画のために書かれた楽曲なんです。
こんにちは!!
ゴジゲンの松居です。
ゴジゲン「くれなずめ」幕あけました!!!
今回は回のお客さん毎に作品の見え方がぐんぐん変わるので、
僕らも必死でついていって、全力です。
昼と夜の狭間、物語と真実の狭間、生死の狭間、笑いと涙の狭間、
いろんな狭間の中で生きるコメディです。
ゴーチの伊藤さんの言葉を借りると、
演劇というメディアが本来持つ、人の死を祀るという機能、
死者の言葉を生の肉体を持った俳優が語ることで生じる絶対的な虚構性と演劇的リアリティ、
そしてその死者の声を聞くために劇場に集う観客。
そんな空間をぜひ体験してほしいです。
美術も祭壇のような祝祭性を帯びてます。
見にこなきゃわからないですこれは!
チケットの売れ行きあまり良くなくて、、、すごく悔しいです。。
がんばって手売りしてますが、僕らの力じゃ限界で、
どうぞこれを読んだ方、見に来てください!
台風も過ぎ去って晴れますよー!!
(あなたのために劇をしている奴ら)
駅前劇場でまってます!!
東京は29日まで!!!
京都、北九州もまってます!
松居