■新しい『RENT』がやってくる! 第38回■
前回の記事でも書きましたが、ミュージカル『RENT』にはセクシャルマイノリティと呼ばれるキャラクターたちが、作品中で自然に存在しています。
さまざまな個性を、ありのままに受け入れる。
それが『RENT』の精神。
そんな精神に基づき、11月20日から25日までの6日間は、「LGBT Pride Week」と銘打ち、『RENT』公演後にさまざまな企画が行われています。
初日の11月20日マチネ公演後には、『RENT』の作者ジョナサン・ラーソンがHIVサポート団体へのチャリティソングとして作った曲「Love Heals」をキャストが披露しました。
まず、賀来賢人さんが「今週はLGBT Pride Weekとして、『RENT』のメッセージ性を皆さんとシェアできたらと思い、今日はジョナサン・ラーソンがHIVサポート団体のために作った「Love Heals」を歌いたいと思います」とご挨拶。
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■新しい『RENT』がやってくる! 第37回■
現在上演中のミュージカル『RENT』。
現代的な社会問題を盛り込んでいることでも知られるミュージカルですが、その登場人物も個性豊か。
特にセクシャルマイノリティと呼ばれるキャラクターたちが、作品中で自然に存在しています。
11/6に行われた、演出のアンディ&オフブロードウェイのロジャー役・マットのトークショーでも語られていましたが、セクシャルマイノリティの人々が、それを声高に主張するでもなく、問題を提起するでもなく、自然にそこに「居る」のが、『RENT』。
そんなことからも、『RENT』はLGBTの人たちにとっても特別な作品になっています。
(LGBT=Lesbian, Gay, Bisexual, Transgender)
そして11月20日から25日までの6日間は、「LGBT Pride Week」と銘打ち、『RENT』公演後にさまざまな企画が行われます。
残念ながらまだまだ日本ではLGBTに対する認知・理解は高いとはいえません。
「LGBT Pride Week」と言ってもなんだかよくわかんないや、という人もいるかも。
が、公演後にイベントを観れてお得!素のキャストの顔が見れるかも!
...という気分でも大丈夫、まずはイベントに参加してみてはいかがでしょう?
【イベント内容】
11月20日(火)14:00の回 キャストによる「Love Heals」披露
11月20日(火)19:00の回 LGBT Pride Weekトークショー
11月21日(水)19:00の回 Photo on Stage 企画
11月22日(木)14:00の回 キャストによる「Love Heals」披露
11月22日(木)19:00の回 600人の「Seasons of Love」
11月23日(金・祝)13:00の回 Living Together × RENT
11月24日(土)13:00の回 LGBT成人式によるファッション・ショ-&トーク!
11月24日(土)18:00の回 "Campy!" による恋愛相談塾
11月25日(日)13:00の回 ライブ・パフォーマンス決勝"Inspired by RENT"
※各回、終演後に行います。該当回のチケットをお持ちのお客様は皆様ご参加いただけます。
詳細は公式HPにて。
公演は12月2日(日)まで東京・シアタークリエにて上演中。
12月6日(木)から9日(日)に兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて行われます。
チケットは発売中です!
■新しい『RENT』がやってくる! 第36回■
皆様こんにちは!
田代絵麻と申します!
様々な役の代役を担う、Swing(スウィング)キャストを担当しています。
作品の中では警官としてちらほら登場しておりますので、ぜひちっちゃなオマワリさんを見つけてくださいね♪
私からは、セクシーアレクシーな、ダーリン千葉直生ちゃんを紹介します!!
■新しい『RENT』がやってくる! 第35回■
RENTがなければ出逢わなかった人たちとの「縁」こそが、僕にとってのRENTそのものです。
カンパニーのみんな、スタッフの皆さん、そしてこれから出逢うあなたに感謝です!!!
最年長の新人(笑)、私TAKEから紹介するのはSwingの田代絵麻さんです。
■新しい『RENT』がやってくる! 第34回■
先日更新分に続いて、今回も『RENT』トークショーの模様をお届けします!
11月4日に行われたトークショーに登場したのは、マーク役の賀来賢人さん、ロジャー役のジュリアンさん、そしてコリンズ役のTAKEさん。
日本版演出担当のアンディ・セニョール Jr.も加わり、楽しくも深いトークが繰り広げられました。
近年、演劇界では"アフタートーク"というものが開催される機会も多くなってきましたが...
もしかしたら、キャストの皆さんは"アフタートーク"初?
なんだか照れ臭そうな表情で登場。
「Hi!」と客席に手を振るジュリアンさん、賀来さんは「なんか変な感じですね...」。
そして椅子に座ったとたん「これ(進行は)どうなってるのー?」と発言するジュリアンさんが、実は司会担当だと明かされ、客席から「え~」の声(笑)。
「"えー"って、聞いてないよぉ...」と呟くジュリアンさんに、TAKEさんが「ジュリアン、"MC"やで!」と持ち上げ(?)、ご機嫌で進行をスタートするジュリアンさんでした。
■新しい『RENT』がやってくる! 第33回■
No day but today. 今日と言う今を生きる。まさにその気持ちで毎日を生きている田中 ロウマです!RENT出演3回目と言う事でプレッシャーも感じていますが、新しい演出、新しいキャスト、新しい気持ちで今までよりSTKなエンジェルをエンジたいと思います!w
さて僕は相手役のトム・コリンズを演じるSkoop On SomebodyのTAKEさんを紹介します!
■新しい『RENT』がやってくる! 第32回■
東京・シアタークリエにて連日アツいステージが繰り広げられています、ミュージカル『RENT』。
去る11月3日の公演後に、日本版リステージの演出を担当しているアンディ・セニョール Jr.とオフ・ブロードウェイの『RENT』オリジナルキャストでロジャー役を演じたマット・シングルデッカーによるトークショーが行われました。
アンディはオフ・ブロードウェイでも演出補として関わっています。
NYのRENTファンも、このふたりのトークショーが遥か日本の地で行われるとは思わなかったでしょう、そんなプレミアムなイベントでした。
アンディは自分が5つのRENTカンパニーに関わってきたこと(最初の出演は1997年、スティーブ役だったそうです。RENTのブロードウェイ開幕は1996年ですから、かなり初期から関わっていらっしゃいます)を話し、「RENTのことなら"ちょっとは"知ってます」と茶目っ気たっぷりに自己紹介。
マットは、今年オフ・ブロードウェイで上演されたリバイバル版に出演。
「裏に衣裳があるから着ましょうか?...もう金髪じゃないから、無理です(笑)」とこちらもジョークを織り交ぜつつご挨拶。
彼は、ブロードウェイで最初に大きな作品に関わったのは『春のめざめ』で、その後『ウェスト・サイド・ストーリー』のトニーなどを演じたそうです。
『RENT』については「本当にすごい経験でした。『RENT』というのは役者としてのみならず、人間としても大きく変化をさせる作品。このリバイバル版もそうでした。もともと『RENT』がブロードウェイにかけられたときは、エイズという話題がとても取り上げられていた。もちろん今現在でもエイズという病はあるんですが、その当時のNYであったほどの大変さ、ひどさではなくなってきています。当時を知らない僕としては当時の人たちのことをリサーチする中で、本当に大変な局面に面している彼らのことを知ることというのは本当に大きな経験になりました。そして彼らが本当に手にしていたわずかなものというのは、お互いであったり、まわりにある人間関係だったり、その人たちから得ることができた愛情であったと思います。そして明日があるかわからないという中での本当に「今日しかない-No day but today」というものであったんじゃないかなということを感じました」と話していました。
■新しい『RENT』がやってくる! 第31回■
こんにちはーーーーー!
Seasons of loveのソロを歌ってます、たかぎなつこです。
私はゴスペルシンガーなので、RENTの中でジョナサンが書いたゴスペルの曲を歌わせてもらって、本当に光栄に思います。
毎日歌っていますが、ジョナサンの書く曲の一つ一つに込められたメッセージが心に突き刺さります。
曲、歌詞、ストーリー、ダンス、生き生きとしたキャラクター達、、、全部素晴らしいですが、一番大切なのはそれらを通して何を伝えようとしたのか。。。
ジョナサンの伝えたかったメッセージが本当に多くの人の心深くに届くから、これだけたくさんの人に愛される作品なのだと思うのです。
■新しい『RENT』がやってくる! 第29回■
ついにミュージカル『RENT』、開幕しました。
初日の10月30日は、思わず♪オーバーザムーン♪と鼻歌を歌いたくなるくらい綺麗な満月でしたねー。
そして昨日、2回目の初日は、ハロウィン!客席も盛り上がったことでしょう。
今日は3回目の初日!
本日初日を迎えているのは、コリンズ役の加藤潤一さんです。
さて、少し遅くなってしまいましたが、本日は初日前日・10月29日に行われた出演者の囲み取材のレポートをお届けします。