2019年11月アーカイブ

早稲田大学演劇博物館 2019年度秋季企画展

コドモノミライ ― 現代演劇とこどもたち

WEB:https://www.waseda.jp/enpaku/ex/9247/

人口減少やグローバル化、社会格差による貧困など、日本のこどもや青少年をとりまく生活環境はめまぐるしく変化し、彼らが、明るい未来を描きにくい社会になっています。こうした状況のなかで、演劇という表現に何が可能なのでしょうか。演劇を通じてこどもたちが希望を持ち、未来へと向かう一助となることはできるのでしょうか。

演劇博物館では、こうした問題意識のもと、また、今年が「児童の権利に関する条約」の採択から30周年であることを踏まえ、「こどもをテーマとする現代演劇」の作品の展示を行います。多様な舞台作品の展示を通して、現代社会を生きるこどもの主人公たちとの出会いを楽しんでもらうとともに、今を生きるこどもや青少年たちが置かれた状況を示し、彼らの未来について考えてみたいと思います。

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《開催概要》

会期 2019年11月2日(土)~12月25日(水)

開館時間 10:00 - 17:00(火・金は19:00まで)

会場 早稲田大学演劇博物館 2階 企画展示室Ⅰ、1階 特別展示室   

休館日 11月4日(月・休)、20日(水)、12月4日(水)、18日(水)

助成 芸術文化振興基金助成事業、花王芸術・科学財団

後援 新宿区、新宿区教育委員会、公益社団法人日本児童青少年演劇協会、アシテジ(国際児童青少年舞台芸術協会)日本センター、一般社団法人日本演劇教育連盟

2016年に日本初演され、その年の演劇賞を総なめし、2018年に再演されたミュージカル『ジャージー・ボーイズ』

2018年公演大千秋楽からちょうど1年たった今年11月11日、
『ミュージカル ジャージー・ボーイズ 2018年キャスト ハイライト・ライヴ録音盤』が発売になりました。
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当日は、発売を記念し発売初日イベントが開催され、先行予約をしたお客さまの中から抽選で選ばれた200名に、イベント限定の先行特典がキャストである中川晃教さん、中河内雅貴さん、福井晶一さんから手渡されました。
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CDリリースの発表があったのが、大千秋楽の11月11日。首を長くして待っていたファンの方も多いことと思います...!

日本版キャストCD発売も発表された、大千秋楽カーテンコールレポート

このイベントと、これに先立って行われた囲み取材の模様をお送りします。
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★『ジャージー・ボーイズ』については、こちらのアーカイブからどうぞ!

中川晃教×中河内雅貴×福井晶一 囲み取材◆

 
●ライブの魅力がありながら、いい音質で聴いていただけるクオリティの高さのあるCDになりました(中川)
 
―― まずは出来上がったCDの感想を。

中川「ライブレコーディングとはちょっと思えないくらい音が良くて、「本番に撮ってたんだって!?」いうくらいのクオリティ。そしてミュージカルの醍醐味である生バンドで、あたりまえのことなのですが僕たちも生歌唱、そのライブ感のある瞬間が収められています。ライブ感の魅力がありながら、いい音質で聴いていただけるクオリティの高さを感じました」
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中河内「本当にこのCDが出来たことをとても嬉しく思います。CDを聴いただけでミュージカルを思い出せる、作品に入っていける。スタッフさんは(音楽やセリフを)抜粋するのに苦労があったんだろうなと伺えますが、でもすごく素敵なところを残してくださったのが嬉しかったです。また、この素敵な歌声がいつでも聴ける状況を皆さんにお届けできるというのが幸せだなととても感じています」
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福井「まずは(発売の発表から)1年お待たせしてしまったのは、お客さまにとって長かっただろうと思うのですが、待っていただいた分いいものが出来たんじゃないかなと思います。僕たちも本当にアッキー(中川)の素晴らしい声をCDという形で残せたのがすごく嬉しいし、そこに一緒に携われたのも嬉しい......『ジャージー・ボーイズ』はハーモニーが一番ですので。また、曲だけでなくセリフも入っているというのが、ただ音楽を楽しむだけじゃなく本番の臨場感を一緒に体感できる。観ていない方でもひとつの作品として楽しめるCDになっているなと思います。僕は聴いていて当時のことを全部思い出しちゃって、色々なところでうるっときちゃった(笑)。お客さまもきっと同じように楽しんでいただけるんじゃないかなと思ってます」
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ここで中川さんと中河内さんが「(福井さんの声が)いい声...」「ヒーリングボイスみたい...」とつぶやく一幕が(笑)。

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■『ビッグ・フィッシュ』2019 vol.7■


ティム・バートンの傑作映画をもとにしたミュージカル『ビッグ・フィッシュ』
多くの人々に愛された感動作の再演が現在好評上演中です。

父と息子の和解、家族の愛
という普遍的なテーマを、ファンタジックな世界観の中で描いていく物語で、日本では2017年に初演。
今年は《12 chairs version》と冠し、少数精鋭12人で上演する新バージョンになりますが、主人公のエドワード・ブルーム役の川平慈英さん以下、なんと初演の主要メンバーが全員続投という奇跡の再演が実現した、というのは既報のとおり。

初演よりキャストの人数は少なくなりましたが、だからこそ家族の物語がいっそう濃密になり、より心に刺さる舞台になった、と再演版も大きな評判を呼んでいます。

父と息子だけでなく、母と息子の関係もまた、深くなりました。

今回の更新は、エドワードの息子のウィル=浦井健治さんと、エドワードの妻サンドラ=霧矢大夢さん母と息子コンビインタビューです!
東京公演も終盤に差し掛かった某日、本番後にお話を伺ってきました。
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★インタビュー中、物語の展開や、おふたりの演じる役柄について触れています。舞台を未見の方はご注意ください。
 

●ストーリー●
自分の体験をワクワクするような冒険譚にでっちあげて語る父・エドワード。
少年時代に"沼の魔女"から、自分の死期を予言された話。
故郷の洞窟に住んでいた巨人・カールとの友情。
サーカスで最愛の女性・サンドラと出会い、彼女の情報ほしさに団長のエイモスのもとで働いた話。
...幼い頃は、父の語る冒険譚が大好きだったけれど、成長して父の大げさな話に飽き飽きしている息子・ウィルとエドワードの間には、いつしか溝ができてしまっています。
しかし父が病に倒れたことから、ウィルは"父の話の真実"を知りたいと強く思うようになって...。

 

浦井健治×霧矢大夢 INTERVIEW ◆

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●父親と息子だけでなく、母親と息子の関係もグッと来ます


――『ビッグ・フィッシュ』は父と息子の葛藤と和解が軸に描かれていますが、特にこの再演では妻サンドラ、新しく家族になるお嫁さんのジョセフィーンも含めブルーム家の "家族" の物語、というところが色濃くなったな、と思いました。母子の関係性も、さらにグッと来ます。

霧矢「サンドラの曲が変わって(1幕中盤で歌われる『彼の中の魔法』)、私も今回、すごくウィルと向き合っているなと感じています。あと今回私は、ウィルが "お母さんっ子" になった気がします(笑)」

浦井「そうなんですよ。僕自身、慈英さんと霧矢さんを尊敬していて、ふたりが"おとん・おかん"って感じがすごくするんです。本当は "お兄ちゃん・お姉ちゃん" なので恐縮なのですが」

霧矢「いえいえ。健ちゃん(浦井)は息子としての甘えが良い意味で出ているよね。私がツボなシーンは、その『彼の中の魔法』を歌う前、ウィルが『知らない人(Stranger)』を素晴らしく歌い上げた後に、かかってきた電話に「あ、母さん?」って言う声(笑)」

浦井「アハハハハ! 細かいよ~(笑)」
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霧矢「すごく優しい声で、あれがキュンとくる。いや、自分が母に対して「(少しぶっきらぼうに)もしもし、何?」って言ったりしているので......それは母と娘の関係だからちょっと違うというのもあるのですが。でも母親に対して照れてぶっきらぼうになる息子もいるじゃない? そうじゃなくウィルはとても優しく「母さん?」って言う。この子、優しい子だわぁ、すごい母さんのこと大事にしてくれてる子やなぁ、って」

浦井「全力でお母さんを愛してますから。僕はそのガレージのシーンの霧矢さんの背中! 霧矢さんってダンスもトップレベルの人で "踊れる人の体型" なんです。若かりし母親のシーンの背中はすっとしているんですが、ウィルが結婚する年になった時のサンドラになると、姿勢のポジションを変えていらっしゃるんですよ。ちょっと、寂しい感じを出す。その時の背中に本気で「あぁ、母さん、小さくなったなぁ」って思うし、そう僕に思わせる技術を持っていらっしゃる。それを存分に利用させてもらってウィルとしてやっています」

霧矢「...いやいや(照れる)。でも再演であのシーンの曲が変わって、言っている内容はそんなに変わらないのですが、サンドラの苦悩、哀しみも出せるようになりました。エドワードがもうすぐいなくなるしウィルも遠くにいる、しかもふたりがもめている...という悲しさを出せる瞬間です」

浦井「あと、一番泣けるのが霧矢さんのソロ『屋根はいらない』なんです。あれはねぇ、泣く! 歌詞も、描かれているメッセージも素晴らしいですよね。この夫婦、素敵だなって思う。稽古場で一度霧矢さんが、これは泣くと歌えない、でもどうしても(泣いちゃって)ダメだ......って時があったんです。嗚咽に近い感じで声を詰まらせながら歌っているのを見てたら、僕はもらい泣きしていました」

霧矢「そうなんですよね。初演の時にも稽古場で一回、歌えなくなってしまった時があって、これはアカンわと心を鬼にしてやって、初演はちゃんと千秋楽まで乗り越えたんです。そして、再演の稽古が始まって、久しぶりやな......よしよし、きたきた......って(初演の心を鬼にした感覚を思い出しながら)やっていたのですが。慈英さんの身の委ね方などが、やっぱり再演だとまた変わっていて」

浦井「あのシーン、慈英さんも素晴らしいんですよ、本当に」

霧矢「しかもその前のシーンが変わったじゃない?(西部劇風の『Showdown』から再演では『二人の間の川』に)エドワードとウィルがお互いをなじりあい、私とジョセフィーンの苦悩も描かれ、エドワードがもうボロボロになっているんですよ。自分もそういうエドワードを守ってあげなければいけない、強くいなければいけないという気持ちがあるのですが、稽古中にヒュッとそのタガが外れて、一度歌えなくなってしまいました。......でも! そこで自分の感情の満タンがここだってわかったので、そこからは泣かずに歌えています(笑)」

浦井「でもそこまで入り込めるって、本当に尊敬します」

霧矢「いやいや、涙を流しながら綺麗に歌える方とかいらっしゃいますし、私もそれが出来たらいいのですが、出来ないから」

浦井「本物の感情には敵わないですよ! すごい素敵だと思う」
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―― 浦井さんも、ウィルが終盤に歌う『次のこと』。観客としてはあそこは号泣ポイントで、プロの方に失礼ですが、よく泣かずに歌えるなといつも思います。

浦井「あそこのシーン、僕も実は稽古場では泣いてしまって。いまも......でも今では、一番楽しいシーンにもなりました」

霧矢「うん! すごいよね、健ちゃん。私もたまに袖から見ているのですが、最後の歌い上げなんか、どこのロック歌手さんかってくらい(笑)。この物語の中で、エドワードが "動" だとしたらウィルは "静"。終始客観的で冷めたポジションにいる。そのウィルが、飛び跳ねながら歌っているのは、見ていても楽しいし、エドワードの思いを受け継いでいるのがよくわかる」

浦井「また、そのあとに続く慈英さんのソロである『終わり方』の中で、カール(深水元基)、キャロウェイ(ROLLY)、ドンとザッキー(藤井隆&東山光明)、魔女(JKim)と出てくるんですが、みんなが最高の笑顔で、こんなに優しい目をするんだ......っていうほど素敵な眼差しをエドワードに向けているんですよ。それに対して慈英さんも「クー!」って顔して(笑)。涙は止めどなく溢れてくるんですが、なぜか明るい気持ちになるんです。毎回終わると幸せな、ふわふわした感覚で、不思議な奇跡を見ているような感じなんです。白井(晃)さんの演出がとにかく僕の心に刺さるんですよ」
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平間壮一主演のColoring Musical『Indigo Tomato』 の再演が現在、いわき公演を皮切りに全国で上演中です。
昨年初演され、好評を博した小林香 作・演出のオリジナルミュージカル
開幕レポートも先日お届けしていますが、独自取材の公演レポートも掲載します!
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物語は自閉症スペクトラムなどの障害がある一方で、数学や記憶に突出した才能を持つサヴァン症候群の青年タカシが主人公。
その才能に目をつけたテレビマンにクイズ番組への出演を誘われたことをきっかけに、タカシが一歩踏み出し、また彼を取り巻く人々にも少しの変化が生まれていくさまを、優しく描いていく作品です。

革命や戦いといったドラマチックな出来事はおこりませんが、日常にあるありふれたものが持つきらめきに改めて気付かせてくれるような、そんな素敵なミュージカル
たった5人のキャストが存分にその魅力を発揮し、オリジナルの美しい楽曲(特に中盤の『青い星座』は名曲!)もとても印象的です。

主人公タカシ=平間壮一さん は、初演時もその熱演が絶賛されていましたが、今回はさらに自然に、タカシ君が"そこ"にいます。
タカシは自閉症スペクトラムで、毎日きまった行動を繰り返すことに安心をする。突発的なことが苦手。そして数学の天才、共感覚の持ち主。
自分の世界に閉じこもりがちだった彼ですが、家族を思う気持ちから、一歩社会に踏み出すことを決意します。
好きなものは、トマトジュース。
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どうもどうもどうもどうもどうもどうもどうもどうもどうもどうもどうもどうもどうもどうもどうもどうも。
ご無沙汰してます、ゴジゲン松居です。
元気にしてますか?
風邪を引いてませんか?

僕はと言えば体がもうバッキバキに凝っています。サウナでごまかしても2日と持ちません。偏頭痛が友達です。
今年頭、舞台「みみばしる」に来てもらえた方ありがとうございました。
さて。
なんでここに書いてるかというと。
そうですよ。
どうも、と16回書いたのはそういうことでしょ。
andymoriの16がいい曲だと伝えたいわけではありません、それは常識です!
そう、ゴジゲン第16回公演の稽古が始まったからです!
ポポリンピックというタイトルです!
めちゃくちゃ覚えやすくて面白そうなタイトル!

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オリンピックとパラリンピックの狭間、の感じで、選ばれなかった男の人生譚。
モテなさそうな奴らで一生懸命作っています。
なかなかやっぱりどうして1場が難しいです。
というか本が難しい。
今まででいちばん苦戦してるかもしれない。
仕掛けがないから。物語しかないから。
物語しかないんだよな。
さて。
見に来たくなるような稽古場の写真をあげようと思いましたが、全力でやりすぎてる故に写真は撮ってませんでした。

代わりに、この間、劇団員全員で頑張った写真。(抜けにプレステージの城築が映ってるのは、僕や目次のサークルの後輩だから)

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※いつもゴジゲンの制作を手伝ってくれる後輩の結婚式で余興を頼まれました。こういうことを頑張る劇団でありたいと、本公演よりも一生懸命コントを作りました。くれなずめ、とは打って変わってウケまくりました。後輩が披露宴でも泣いてないのに泣いていて、僕らは嬉しくなりました。

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※今回唯一の稽古場写真がこれでした。稽古中はゴジゲンウェブサイトでもブログを毎日更新してるのですが、僕はいつも「げきぴあがあるから」という大義名分で免れています。
今回は木村、という客演を迎えてまして、ざっくり言うと、演劇界のライアン・ゴズリングです。ララランド野郎がやってきます!


そんなわけで、いま僕たちは劇を作っています。
体は確実に衰えて、確実に上が詰まっていて、確実に下が売れてきている。
時間は残酷にも沢山の思い出たちを連れてきて、体は重たくなるばかり。その重たさを武器に変えるんだ!(ずっとスベってます)
それでも僕らは僕らにしかできない、こんな時代だからこそ、笑えてしまうような物語を作りたいなと思っています。
これからげきぴあ、ちょくちょく更新していきます。
ポポリンピック、劇場に遊びに来てください!


以下、公演情報!
今回は4都市ツアー!赤字爆発です!

ゴジゲン第16回公演「ポポリンピック」
福岡:2019年12月21日(土)~22日(日) イムズホール
東京:2020年1月3日(金)~21日(火) こまばアゴラ劇場
札幌:2020年1月25日(土)~27日(月) 扇谷記念スタジオ シアターZOO
京都:2020年2月8日(土)~9日(日) THEATRE E9 KYOTO

作・演出:松居大悟
出演:目次立樹 奥村徹也 東迎昂史郎 松居大悟 本折最強さとし 善雄善雄 木村圭介(劇団献身)


お正月割引や学割もあります!
チケットはこちらから!

また会おう!

松居

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小林香が作・演出を手掛け、昨年誕生したColoring Musical『Indigo Tomato』 の再演が現在、いわき公演を皮切りに全国で上演中です。出演は平間壮一、長江崚行大山真志川久保拓司(Wキャスト)、安藤聖剣幸彩吹真央(Wキャスト)。

物語は自閉症スペクトラムなどの障害がある一方で、数学や記憶に突出した才能を持つサヴァン症候群の青年タカシが、弟マモルや、出会った人々との関りあいのなかで少しずつ自分の殻を破っていく...というもの。タカシだけでなく、彼を取り巻く人々にもあたたかな変化が表れてくるさまを、繊細かつ優しい筆致で描いています。

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物語良し、キャスト良し、演出良し、音楽良しの珠玉のオリジナルミュージカルとして好評を博し、約1年半の短い期間で再演を決めた本作を生み出した小林香さんと、小林作品の常連であり、初演に引続き再演にも出演する彩吹真央さんに作品の魅力を伺ってきました!
彩吹さんが演じるのは、主人公タカシに関る"女性たち"。5役を早替わりもアリで演じています。
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小林香彩吹真央 INTERVIEW ◆

―― 『Indigo Tomato』は昨年初演、早くも今年再演です。初演時に拝見した『Indigo Tomato』は小林さんらしいカラーがありつつ、"新しい小林香" という印象を受けたんです。小林さんがどんな思いでこの作品を作ったのかということをまずお伺いできますか。

彩吹「作ったのは不惑の年ですか?」

小林「あぁ、そうですね、書いたのは。でも40歳になって何か心境の変化があったというより、自分が仕事を始めて20年近く経って、色々なことがひと巡りし、"作りたいもの" がはっきりしたのかもしれません。色々なものをやってきた中でそぎ落とされたものがあって、自分のやりたいものがくっきりした。もちろん自分に息子が産まれて...ということの影響もあると思うのですが、それより以前から自分に甥っ子が出来たりする中で、世の中の色々なニュースに触れると、やっぱり「若い人が希望を持てる世の中になっていくために、私たち大人は何が出来るんだろう」とすごく考えるんです。そういう意味では "齢" も関係あるかもしれません。今までは足し算で生きてきたんだけど、考え方が引き算にシフトしている。自分たちが色々なものをもらってきた、これからは自分が何をあげられるんだろう、というのを真面目に考えだして、それで産まれたのがこの作品なんだろうと思います」

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観客もお芝居に参加する!?そんなユニークな英国発の一人芝居『エブリ・ブリリアント・シング~ありとあらゆるステキなこと~』の日本初演に、佐藤隆太が挑戦する。2020年1月の全国ツアーに向けて、先月までユタで公演をしていた同舞台を観た佐藤は「素晴らしかった!この作品の素敵さを伝えたい!」と興奮気味に語った。

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「あっという間の約1時間でした。生身の人間の躍動感があって、舞台の醍醐味がすごく感じられる。味わったことのない演劇体験です。ただただ楽しくて、2回観たんですけどすぐにまたもう1回観たくなりました」

客席には、子ども、年配夫婦、学生など、幅広い顔ぶれが並ぶ。「アメリカの空港で、たまたま出会った女性が「その作品観たよ。今度また行くよ」と言っていたんです。お芝居を観慣れない方でも楽しめると思います」と終始笑顔で振り返る。

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物語はひとりの人間の一生を語っていく。「内容は少し重たくもありますが、笑って肩の力が抜けもする。きゅーっと愛おしく、抱きしめたくなる作品です」

大きな特徴は、"観客も参加できる"ことだ。「参加希望の人は番号をもらいます。ユタ公演では僕も受け取って、指示されたことは"「ハンモック!」と言う"だけ。それでも番号が呼ばれるまではちょっぴりドキドキするんですが、そのお陰でより物語にのめり込むことができました。もちろん、苦手な方は参加しなくてもいい。「自分が好きなスタンスで観ていただければ。どんな姿勢の人にも楽しんでもらえるように頑張ります」と待ち遠しいようだ。

しかし、佐藤は出演が決まった当初、不安も抱えていた。「うまくお客さんを巻き込めなかったらどうしようという不安がありました。でも実際の上演を観て、こんなにも素晴らしい時間にすることができる緻密な脚本を信じてやればいいんだと思えたんです」。同行した翻訳・演出の谷賢一に「日本でも全然いけると思いますよ」とさらっと言われたことも、安心に繋がった。

しかし、ユタ公演と同じものを創りはしない。「真似てもダメ。演じる俳優の"人間力"が出る舞台なので、僕らなりの『エブリ・ブリリアント・シング』を創ります。周りの皆さんや、お客さんに支えていただいて完成する作品なので、会場の皆さんとひとつになりたいです」。そのワクワクした表情からは、作品への期待が溢れていた。佐藤隆太というひとりの人間に会いに行きたくなる舞台だ。

取材・文:河野桃子

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2020年8月に日本版が初演される、ミュージカル『スクール・オブ・ロック』の各種ビジュアルが完成した。これに先駆け、げきぴあ編集部は8月上旬に東京都内で行われた生徒役オーディションの様子を取材。8~13歳、身長152cm以下の男女を対象としたオーディションの応募総数は1,565通にのぼり、書類・映像選考を通過した約450名(二次・三次審査)から楽器チーム約30名、歌チーム約50名(四次審査)が行われ、その後、最終審査が実施された。

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売れないロッカーが名門進学校の代用教師になりすまし、小学生にバンドを組ませるアメリカの学園コメディ映画として2004年に公開され、2015年にはアンドリュー・ロイド=ウェバーのプロデュース・音楽によってブロードウェイでミュージカル化された本作。鴻上尚史が演出を手がけ、西川貴教と柿澤勇人がWキャストで主演する今回の日本版には、劇中に12人の生徒役が登場する。

担任しているクラスの子どもたちの音楽の才能に気づいた代用教師のデューイは彼らにロックを演奏させ、バンドバトルに出場する──というストーリー展開から分かるように、生徒役には楽器や歌のできる役者が求められた。現時点で判明している配役は、

①フレディ(ドラム)

②ザック(ギター)

③ローレンス(キーボード)

④ビリー(スタイリスト)

⑤メイソン(ステージエンジニア)

⑥ジェイムズ(セキュリティ)

⑦ケイティ(ベース)

⑧サマー(マネージャー)

⑨トミカ(ボーカル)

⑩マーシー(コーラス・ダンス)

⑪ショネル(コーラス・ダンス)

⑫ソフィー(コーラス・ダンス)

の12人。この日集まった応募者は、楽器演奏や歌唱の様子を収めた映像審査を事前にパスした"つわもの"揃いだ。

実技オーディションにあたったのは鴻上に加えて、音楽監督・前嶋康明、歌唱指導・山口正義、演出補・豊田めぐみの4人。2~3分の質疑応答ではひとりずつ前に呼ばれ、他の応募者が見守る中で、鴻上から「放課後の過ごし方は?」「習い事や芸歴は?」といった質問を受けていく。ユニークな発言をする参加者が多く、はじめは緊張感のあった会場も朗らかな笑い声に包まれていった。

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鴻上は一問一答に終始せず、丁寧に問いかけを重ねて回答を掘り下げる。例えば真っ黒に日焼けしている男子には理由を聞いて「釣りが好き」という趣味を、シンガーソングライターの阿部真央を尊敬していると答えた女子に対してはその魅力を聞いて「歌によっていろんな声を使い分けている」と分析力を引き出し、応募者の人柄を探ろうと試行錯誤する様子がうかがえた。

ミュージカル初心者から『レ・ミゼラブル』や『エリザベート』『ビリー・エリオット』『アニー』など、多彩な経歴の持ち主が集まった参加者が次に挑んだのは演技審査。『スクール・オブ・ロック』の生徒のうち、

ザック(ギター)

ビリー(スタイリスト)

サマー(マネージャー)

マーシー(コーラス)

が登場するオーディション用に鴻上が作成したオリジナルの台本がその場で配布され、4人1組になって審査に応じた。学校の創立記念日に、クラスの出し物として何を行うか話し合う──という3分ほどの短い台本には、セリフに登場人物のキャラクターがにじみ出ていた。鴻上が最初に「サマーはクラス委員のしっかり者」「気弱なビリーはためらいがちに出し物を提案する」とキャラクターの持ち味を紹介すると、参加者はすぐに吸収して自身の演技に取り入れる。

台本を2回繰り返しさせる中で、鴻上は1回目のあとに必ず演出をつけた。「マーシーは"楽しけりゃいい"ってタイプだから、もっと無責任でいいよ」と具体的な指示を飛ばす一方で、「のん気なザックは他人の顔色を見るように提案するかな?」と参加者に自身の演技を考えさせるひと幕も。いずれの組も演出を受けて創意工夫した跡が見受けられ、2回目はぐっと魅力的に映った。

審査員は遅れて到着した応募者へのフォローも欠かさない。この日の全審査を終え、身体測定に入った参加者が退場するタイミングで歌唱審査を再開した。課題となっているのは2曲。ピアノの伴奏に合わせ、対象者が「アメイジング・グレイス」を高らかに歌い上げる。横についていた歌唱指導の山口が「もっと力強く!」とアドバイスすると、会場に見事な歌声が響いた。

最終的にどのようなキャストが選ばれ、日本初演のステージを踏むことになったのか。以下の公演概要で確かめよう。約1年前の段階から開幕が待ち遠しくなるオーディションだった。公演は、今秋オープンの複合施設・Hareza池袋内に新設される東京・東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)にて行われるほか、大阪・新歌舞伎座も巡演する。チケット発売などの詳細は続報を待とう。

取材・文:岡山朋代

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ミュージカル『スクール・オブ・ロック』

2020年8月下旬~9月下旬
東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)

2020年9月下旬~10月上旬
新歌舞伎座

[音楽]アンドリュー・ロイド=ウェバー
[脚本]ジュリアン・フェロウズ
[歌詞]グレン・スレイター
[日本版演出]鴻上尚史

[出演]西川貴教、柿澤勇人、濱田めぐみ 梶裕貴、相葉裕樹、はいだしょうこ、秋元才加
阿部裕、栗山絵美、多岐川装子、俵和也、丹宗立峰、ダンドイ舞莉花 中西勝之、長尾哲平、西野誠、湊陽奈、安福毅

石黒祐輔、石原颯也、市川裕貴、歌田雛芽、大前優樹、岡田奈々、小川竜明、籠尾俐香
小鷹狩八、近藤匠真、後藤いくり、陣慶昭、竹内彰良、鶴岡蘭楠、中川湊斗、成石亜里紗
陽唄、洞桃香、松岡芽依、松本三和、モーガンミディー、持田唯颯、山崎玲奈、山本宙奈
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累計発行部数770万部(紙・電子含む)の大人気コミックが原作の舞台『暁のヨナ~烽火の祈り編~』が11月16日(金)開幕した。今作は、昨年上演された舞台『暁のヨナ~緋色の宿命編~』の続編。W主演をつとめるのは、前作に引き続き、女優として舞台、ドラマ、そしてバラエティでも活躍する生駒里奈と、ダンスロックバンドDISH//のメンバーとして活躍しながら様々な舞台に出演する矢部昌暉。さらに前作に引き続き、陳内将が出演し、新たなキャストとして、M!LKから塩﨑太智、曽野舜太、山中柔太朗の3人と、堀海登、熊谷魁人という、フレッシュなキャストが色を添える。

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 ゲネプロの直前に行われた会見で生駒は、「ヨナが様々な人たちとの出会いを通じてさらに成長していくところを見てもらいたい」と話し、矢部は「前作はヨナを守るために戦うシーンが多かったんですが、今回は戦いだけでなく、ハクの人間らしい部分が見られると思います」とコメント。陳内は、「スウォンは、僕の持っていないものを持っている役柄なので、陳内を消すのが大変でした」と役作りの苦悩を告白。さらに、M!LKの3人がそれぞれどれだけ緊張しているかを話すなど初々しさを見せたあと、熊谷が「今日まで座組一丸となって頑張ってきたので、初日はご褒美だと思っています。みんなと楽しみながらいい初日を迎えられたら」と話すと、他のキャストから「いいコメント!」と絶賛されていた。

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 今作は、謀反により父王を初恋の相手であるスウォン(陳内)に殺された王女・ヨナ(生駒)は、専属護衛のハク(矢部)とともに城を追われるが、その途中に神官に仕えるユンと出会い、伝説の四龍といわれる仲間が集結し、国を守る決意をする物語。

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重税による食糧不足に苦しめられている火の部族の民と出会い、奮闘する中で、本当の正義とは何なのか、そして、ヨナとハクの繊細な想いなどが描かれ、熱い物語とともに、涙も誘う展開となっている。ヨナとハクのお互いを想いやる気持ちや、四龍やユンなど旅の一行のコミカルな交流など、前作よりもより暖かみや笑いなどを楽しむことができる。なかでも、ヨナが祭りで披露することになった美しい剣の舞や、全員が激しく剣を交えるアクションシーンなど、見どころはたくさん。見終えた後、さらなる冒険に立ち向かっていく彼らの姿をまた見たくなることだろう。

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舞台『暁のヨナ~烽火の祈り編~』は11月23日(土)まで、EXシアター六本木(東京・六本木)にて上演される。チケットぴあでは各公演の前日まで当日引換券を発売中。

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「Very very very,Exciting!」

12月13日(金)、日本初上陸が決まったミュージカル「サタデー・ナイト・フィーバー」。その主演トニー役を射止めたイギリス人俳優のリチャード・ウィンザーは、オファーの瞬間の興奮を、リアルタイムさながらのテンションでこう明かした。

甘いマスクと悩ましい肉体美。先日、銀座のクラブで行われたプレスイベントでは、全身から汗をほとばしらせ、熱いディスコダンスに酔いしれた彼。会議室で行われているインタビューでさえも、あふれ出す情熱はそのままだ。

早速、サタデー・ナイト・フィーバーに向けた胸の内を明かしてもらった。

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「今回のオファーは、少年時代からの夢の実現でもありました。4年間出演を続けたテレビドラマが終了したタイミングで、今回のプロデューサーからオファーがあったのです。彼はドラマのファンだと言ってくれました。どうやら、その時は僕がダンサーであることを知らなかったようで、知らせると『それならぜひトニー役をお願いしたい』と申し込まれたのです」

その時の興奮を表したのが冒頭の雄叫びだ。リチャードといえば、日本でも話題になったマシュー・ボーンの舞台「白鳥の湖」で主演を務めたあのセクシーな踊り子。イメージはかなり違っているが、魅惑のダンスをもう一度見たいと切望するファンは数多い。

しかし、彼はせっかくのオファーにも、すぐには返事をしなかったという。

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「その理由は、僕自身が長年の「サタデー・ナイト・フィーバー」の大ファンだったから。映画にも夢中でしたし、何より14歳の頃にウエストエンドで上演されたミュージカルを観に行って以来、虜だったんです。だから、今回の公演も原作に忠実でないと受けられないと答えました」

プロデューサーから、作品の内容を聞いて「それならば」と握手を交わしたリチャード。そこからが大変だったという。

「まず映像の撮影があったのですが、なんと準備期間がたったの3週間。しかも、それまでディスコダンスを踊った経験といえば、酔っ払って真似事をしただけで、もうひどいものだったんです。でも、真剣な話、ディスコダンスは、ダンサーしても、そして役者としても新しい挑戦だと直感しました。その後、1年間に3回のUKツアーを行ったのですが、その度にブラッシュアップを重ねて、ダンスはもちろん、物語もどんどん素晴らしいものになっていきました」

憧れの役を手にして、新たな挑戦に意気揚々と踏み出したリチャード。なぜ、そこまでトニーに惹かれているのか理由を尋ねた。

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「彼の人間性に共感ができたから。彼は、人との接し方が良くも悪くも不器用。彼を尊敬して愛している人たちに対して上手く接することができなくて、人生の向かうべき方向を見失ってしまいます。ですが、孤独、悩み、葛藤をダンスで表現し、またダンスを通じて克服していくんです。その姿を見て、やっぱり自分の夢を追いかけることは大切で、真の幸せはそういうところで得られるんだと、少年時代に感じたのです。役者の仕事というのは、自分に鏡を向ける行為と似ています。今回、トニーを演じるにあたって、自分の中にいるトニーをどれだけ投影できるのか、それを大事にしています」

さて、バレエダンサーでもある彼はディスコダンスをどう受け取っているのだろうか?

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「スタイリッシュでありながら、クール! みんなを夢中にさせる素晴らしいダンスです。先日、イベントで初めて日本のファンと一緒に踊って驚いたんです。日本人はもっとシャイなんだと思っていたのに、女性の黄色い声が飛び交って、みんな情熱的で。本当に楽しかったし、いいアドレナリンが流れました! 今回の公演ではカーテンコールで観客の皆さんと踊る機会があるのですが、今からとても楽しみです。皆さんの目の輝きがパッと宿る瞬間、それをまた見てみたい。役者にとって何よりのエネルギーになりますから」

そんなリチャードに、お気に入りのシーンを聞いてみた。

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「う〜ん、迷うなぁ。まず、家族のやり取りのシーンが好きですね。人生の物語の中でエンジンの部分でもあると思うから。そして、イモタリティという曲があるのですが、そこでトニーが人生に迷った孤独なダンサーとして、そして道を失った一人の男として、感情を表現するシーン、そこはとても好きですね。映画では地下鉄のシーンに当たります。ソロで踊りますので、ぜひ注目してください」

最後に日本公演に向けた意気込みを聞かせてくれた。

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「今回のミュージカル『サタデー・ナイト・フィーバー』の魅力は、舞台の隅々まで70年代を彷彿とさせる仕掛けにもあります。衣装の中には実際に70年代に作られたビンテージもありますし、70年代のディスコミュージックファンにおなじみのビー・ジーズ役の3人も登場して音楽で盛り上げます。セットも当時のディスコを再現しています。ダンス、音楽、ファッション、インテリア、あらゆる楽しみがありますので、本当にたくさんの方に楽しんでもらえると思っています。もしも今、心配事、悩み、暗い気持ちがあったら、全て玄関に置き去りにしてぜひ劇場にお越しください。きっと、皆さんを気持ちよくして差し上げますし、必ず気持ちよくなります! どうぞ楽しみにしてくださいね!」

インタビューを終え、最後に熱い握手を交わしてくれた彼。その指先、瞳の輝きからも今回の日本公演への期待が現れていた。

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ミュージカル「サタデー・ナイト・フィーバー」は12月13日(金)〜29日(日)、全22回公演。場所は東京国際フォーラム・ホールCにて。チケットは発売中。

(取材・写真・文=浅水美保)

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