2018年9月アーカイブ

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kashi451_04.jpg 舞台「華氏451度」吉沢悠、美波

レイ・ブラッドベリによるSF小説を原作とした舞台「華氏451度」が9月28日(金)からKAAT神奈川芸術劇場<ホール>で開幕した。出演は吉沢悠、美波、吹越満など。

「華氏451度」は、アメリカの作家、レイ・ブラッドベリによって1953年に書かれたSF小説。新たな通信媒体が急速に発展した当時のアメリカで、本がラジオに取って代わられる危機感を感じた作者が未来世界に真っ向から取り組み生まれた作品だ。 舞台は書物を所持することも読むことも禁じられた近未来。違法に所持された書物を燃やす職業「ファイアマン」の一人であるガイ・モンターグ(吉沢悠)が、自身の所業に疑問を感じ始めるところから物語が展開していく。 なお華氏451度≒233℃(摂氏233度)であり、紙(この作品内では特に本)が燃え始める温度のことを表している。 出演は吉沢悠、美波、堀部圭亮、粟野史浩、土井ケイト、草村礼子、吹越満。上演台本は長塚圭史、演出は白井晃が手掛ける。 本作の公開舞台稽古が行われた。動画はこれを抜粋したもの。【動画2分】
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(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ

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トム・サザーランド 

ピーター・ストーン原作、モーリー・イェストン音楽・作詞により、1997年にブロードウェイで初演されたミュージカル『タイタニック』。

このブロードウェイ版ではタイタニック号そのものが主役のようなつくりになっていましたが、2013年、乗客一人ひとりに着目し、ロンドン版として完成させたのが演出家のトム・サザーランドさんです。日本では2015年に初演。その後『グランドホテル』(2016年)、『パジャマゲーム』(2017年)でも来日し、どれも成功を収めています。そんなトムさんが、日本で再び『タイタニック』に挑まれるということで、作品に寄せる熱い想いをうかがってきました。

――3年ぶりの『タイタニック』再演ですが、初演から続投される加藤和樹さんが、以前トムさんのことを"タイタニックオタク"だとおっしゃっていました。

「ハハハハ! 英語では"タイタノラック"って言うんですよ。もちろん僕も! 別にそう言われることは全然気にならないですし(笑)、むしろ誇りに思っています」

――そこまでトムさんがこの『タイタニック』という作品に惹かれる理由とは何なのでしょうか?

「すごくたくさんの要素があると思います。子供のころからずっと、タイタニックの絢爛豪華な姿には興味がありました。でも乗っていた人々の人生、そしてタイタニックが当時どういったものを象徴していたのか。そういったタイタニックにまつわる物語を知れば知るほど、どんどん惹かれていって。またタイタニックにはミステリーがたくさんあるんですよね。やはり今でもわからないことが多いので。そういった意味でも本当に魅惑的なものなのだと思います」

――そんな題材をミュージカル化するに当たり、特に心がけていることは何ですか?

「"人間の物語である"というのが何より僕は大事だと思っています。タイタニックのあのスケール感やスピード感っていうのは、具体的にはやっぱり理解し難いですよね。でも僕にも理解出来るのは、タイタニックに乗船出来る興奮や、人々にとってタイタニックがどういう意味を持っていたのかということ。だからそこがちゃんと伝わるようにすることを稽古場ではいつも心がけています」

NL0_6896縮小.jpgトム・サザーランド 

――設計士のアンドリュース役の加藤さんは、初演からのこの3年間で、主役舞台にいくつも立たれるなど大きな飛躍を遂げられました。その成長はトムさんも感じられていますか?

「もちろんです! 出来るんだってことを強く意識した上で、誇りを持っていろいろなものを稽古場に持ち込んでくれますし、すごく自信もつきましたよね。と同時に大変謙虚な方でもあって。加藤さんとのお仕事は本当に楽しいですし、この作品においてとてもエキサイティングな存在だと思います」

――今回はオーナーのイスメイ役が石川禅さんに、スミス船長役が鈴木壮麻さんに変更になりました。加藤さん演じるアンドリュースを加えたこの3人は対峙するシーンが多いだけに、そのやり取りも非常に気になるところです。

「3人のシーンは見ていてすごく面白いですね。初演の時とはまた全然違う方向に進んでいて。やっぱり役者さんが変わることで、人間関係も大きく変わっていきますからね。また3人ともすごく強い声がそろっているので、見ているこちらまで興奮してくるんですよ! 僕自身、新しいことをたくさん教えてもらっていると思いますし、こんな素晴らしい方々とご一緒出来て本当に光栄です」

――改めてこの舞台での体験が、観客にとってどんな時間になればいいなと思いますか?

「"個人的な体験"をしていただければと思っています。『タイタニック』というのは人によって響くところが全然違いますし、何度観てもまた全然違うことを教えてくれる。だから『タイタニック』なんて映画で知ってるよ~なんて人にも(笑)、ぜひ観に来ていただきたいなと思います。登場人物たちは決して別世界の人間ではなく、自分たちと同じような人間たちだったんだってことがわかっていただけるはずですから。そしてお客さまも乗客になったような気持ちで、この『タイタニック』と一緒に旅をしてもらえたら嬉しいです」

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取材・文:野上瑠美子

撮影:イシイ・ノブミ

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■『書を捨てよ町へ出よう』#1■

歌人であり、演劇実験室「天井桟敷」主宰として数多くの名作を残した寺山修司
没後35年たった今でもなお、多くの若者に影響を与える存在です。

その寺山修司の初期代表作『書を捨てよ町へ出よう』 に、マームとジプシーの藤田貴大が挑んだ名作舞台が、3年ぶりに再演決定!
 
評論集として発表された『書を捨てよ町へ出よう』は、<鬱屈した若者たちの青春>を描くという姿勢はそのままに、舞台、映画とそれぞれが別の内容になっていますが、藤田は映画版をもとに上演台本を執筆。好評を博しました。

今回、主人公の「私」に挑むのは、18歳の佐藤緋美
これが初舞台となる、注目の若手俳優です。

佐藤さんにお話を伺ってきました。

 

◆ 佐藤緋美INTERVIEW ◆

shosute_DSC0600.JPG 
――この作品が、初舞台初主演。もともと俳優志望だったんですか?
 
「いえ、前から思っていたわけではなかったです。オーストラリアのシドニーに1年間留学していて、そこから日本に帰ってきてふと、やってみたいと思いはじめました」
 
――別の夢があった?
 
「もともと音楽をやっているので。今は俳優も音楽も、どっちもやりたいです」
 
――佐藤さんのご両親は、俳優の浅野忠信さんとミュージシャンのCHARAさん。ルーツとして、そのどちらも持っていますもんね。ちなみに、2015年の初演で同じ主演を務めたのは村上虹郎さん。両親が俳優とミュージシャンである方が2回続くことになりますが、村上さんと面識はおありですか?
 
「はい、友だちです。でも初演のときはまだ知らなかったので、舞台は観ていません。スタッフさんから「前の舞台の映像は観ないでおいて」と言われたので、今も観ていません。『書を捨てよ町へ出よう』で観たのは、映画だけですね。2回観たんですけど、すごい映画でショックを受けました。「こんな映画もあるんだ!」っていう、いい意味でのショック。カメラも今と全然違うし、音楽も面白かった。とにかく観たことがない世界で、これを舞台でやるとなったらどうなるんだろうっていうワクワクがありました。稽古が始まってみて、また映画を観たいなって気分になっています。演出の藤田(貴大)さんも、『100回観ないとあれはわかんない』って言っていたので」
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今年7月に閉幕したばかりの韓国産ミュージカル『SMOKE』が、10月に日本初上陸します。
現在、絶賛稽古中のカンパニーから、稽古場ショットが届きました!
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『SMOKE』は、20世紀初頭に生きた韓国の天才詩人・李箱(イ・サン)の作品「烏瞰図 詩第15号」にインスパイアされ、その詩のみならず彼の人生やその他の作品群の要素も盛り込み作られたミュージカル。

このイ・サンという人物は、才気ほとばしる作風が讃えられる一方で、その独自性と難解さゆえに酷評もされた、両極端の天才詩人。
結核をわずらった後、日本に流れつき、そのまま異国の地・東京で27歳の若さで亡くなります。

wikipediaによると
<李箱(イサン)というペンネームは、日本人が彼を「李さん、李さん」と呼んだことにちなんでいると言われる>
そうで、なんだか一気に親しみも感じますね。

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1963年の日本初演以降、日本におけるミュージカルの礎として、数多のスターにより演じられてきた『マイ・フェア・レディ』。2013年から演出を担当するG2のもと、今回は、朝夏まなと・寺脇康文コンビと、神田沙也加・別所哲也コンビという固定のダブルキャストによる上演で話題だ。9月15日(朝夏・寺脇)に続き、翌16日(神田・別所)に、東京・東急シアターオーブで行われたゲネプロの様子をお届けする。

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冒頭、花売り娘のイライザ(神田)が、ロンドンの街角でヒギンズ教授(別所)と出会うシーン。小柄な身体からべらんめぇ口調を繰り出し、上流階級であるヒギンズに一歩も譲らない神田イライザは、エネルギッシュだが粗野でもある。

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しかし、憧れの生活を思って歌うナンバー『だったらいいな』が始まると、その伸びやかで温かな歌声から、イライザが本来持っている素直さ、心根の優しさがはっきりと伝わってくる。いまや押しも押されもせぬミュージカルスターに成長した、神田ならではのシーンだ。

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今回、ヒギンズ教授役に初挑戦の別所は、上流階級に育ち、なんの疑問もなく言語学者になった "坊ちゃん"のヒギンズ像を体現。女性にはトーヘンボクと言われそうな言動も、恵まれた境遇からくる他意のなさなのだろうと思わされる。

4-4.jpgそんな2人が展開するレッスンシーンは、楽しいのひと言だ。下町なまりゆえに「帰る」を「けえる」、「入る」を「へえる」と言ってしまうことに気づかず、自信満々の笑顔を見せる神田イライザが、なんともキュート。意図がなかなか伝わらずにジタバタする別所ヒギンズとのやりとりには、客席も笑いの連続だ。

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前回に述べた、レッスンに協力するピッカリング大佐(相島一之)や、イライザの父ドゥーリトル(今井清隆)の、人生の厚みを感じさせるたたずまいは、神田・別所コンビでも健在。それはヒギンズの母役の前田美波里、家政婦ピアス夫人役の春風ひとみも同様だ。例えば、イライザが初めてヒギンズ邸にやってきたとき、こざっぱりとした服に着替え、顔も手も洗ってきたと言っていた。他者への心遣いを礼儀というのなら、イライザはちゃんと礼儀の"芽"を持っている女の子で、その後も折々に感じられるイライザの心根を、ヒギンズの母もピアス夫人も見逃さなかったのだろう。

単に言葉遣いを直し、着飾っただけでは淑女にはなれない。イライザには"芽"があり、自分で考え行動する心があったからこそ、本物の淑女になれたのだ。短いセリフとさりげない所作でイライザへの想いを示す前田と春風の演技が、舞台を引き締める。

6-6.jpgその他、上流階級の青年ながら、生き生きとしたイライザに恋をするフレディ役に、平方元基。毎日ヒギンズ邸の前に立ち、何通ものラブレターを送り......といえば、今ならストーカー認定されそうだが、平方の豊かな歌声と優しさがにじむたたずまいによって、嫌味のない古き良き時代の青年像となった。

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ゲネプロに先だち行われた会見では、朝夏と寺脇、神田と別所の両コンビが登場。今回が宝塚を退団後、"女優"としては初舞台となる朝夏は、「共演の皆さんとお芝居をする中で、いろいろな発見がありました。前半はガサツだけれど後半はレディになるように、イライザの変化がはっきりと伝わるように演じたい」と抱負を語った。

8-8.jpg一方、イライザ役がずっと憧れだったという神田は、「毎日(お稽古で)歌って、芝居して......もう全部が幸せ」と感無量の様子。続けて「イライザはいつも目の前のことに一生懸命。知性を得て、元々持っていた魅力が最後に花開くさまを、奇をてらわずに表現できれば」と話した。

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3人の中で唯一続投の寺脇は、「3回目(のヒギンズ役)ということで、怖いのは自分の芝居をなぞってしまうこと。もう一度、新鮮な想いに立ち返りながらセリフに挑もうと思います」ときっぱり。対して、初役となる別所は「歴史ある作品に関わり、その重みと素晴らしさを実感しています」としつつ、「"言葉"へのこだわりが強いヒギンズが、イライザとの出会いで"言葉"の向こう側にあるものを教えられる。そこを僕なりに演じたいですね」と意欲を見せた。

「お客様が入って、実際に観ていただくことで完成する作品。朝夏さんと神田さんという2つの花が舞台でどんな風に咲くのか、ぜひ実際に観ていただきたい」という寺脇の言葉に、朝夏、神田、別所の3人も大きくうなずいた。

取材・文/佐藤さくら 撮影/イシイノブミ

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ginpai_01.jpg 舞台『The Silver Tassie 銀杯』矢田悠祐・横田栄司

中山優馬・矢田悠祐・横田栄司らが出演する舞台『The Silver Tassie 銀杯』の制作発表会が行われた。

『The Silver Tassie 銀杯』は、第一次世界大戦から第二次世界大戦へと変遷する激動の1928年に、アイルランドの劇作家ショーン・オケイシーが書いた作品。歌あり、笑いあり、涙ありの賑やかな"反戦悲喜劇"だ。
出演は中山優馬、矢田悠祐、横田栄司など。演出は演劇集団円の森新太郎が手掛ける。

 
本作の制作発表が行われ、演出の森新太郎、出演の中山優馬、矢田悠祐、横田栄司、浦浜アリサ、安田聖愛、三田和代が登壇して意気込みを語った。【動画7分】

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(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ

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オードリー・ヘップバーン主演の映画版(1964年)が大ヒットを記録、アカデミー賞でも8部門を受賞した名作『マイ・フェア・レディ』。元々は、あのジュリー・アンドリュース主演で1956年に初演され、トニー賞ミュージカル部門で6部門を受賞。実に6年半ものロングランを重ねた舞台版が原作だ。

日本での初演は、映画版が公開される前年の1963年。巨匠・菊田一夫の演出による"日本人が日本語で上演した初のブロードウェイ・ミュージカル"として、演劇界において今もなお特別な輝きを放つ。初演の江利チエミ・高島忠夫コンビのほか、栗原小巻・宝田明、大地真央・細川俊之(のちに村井国夫、草刈正雄、石井一孝)など、名だたるミュージカルスターたちによって受け継がれてきた本作。

1-1.jpg今回の演出は2013年から続投のG2で、朝夏まなと・寺脇康文コンビと、神田沙也加・別所哲也コンビという固定のダブルキャストによる上演。9月15日(朝夏・寺脇)と翌16日(神田・別所)、東京・東急シアターオーブにて行われたゲネプロに足を運んだ。

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階級社会が目に見える形で存在していた時代の、ロンドンの下町。街角の花売り娘イライザ(朝夏/神田)は、ひょんなことから言語学者のヒギンズ教授(寺脇/別所)と顔見知りになる。翌日、ヒギンズ邸を訪ねて、きちんとした花屋で働くために下町なまりを直したいと訴えるイライザ。ヒギンズ教授は取り合わないものの、たまたま居合わせたピッカリング大佐(相島一之)とのやりとりの末、イライザの下町なまりを矯正し、立派な淑女にするという賭けに乗ってしまう。

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イライザは、早速始まったヒギンズ教授の厳しいレッスンに必死についていく。ヒギンズの母親(前田美波里)や、ヒギンズの家政婦ピアス夫人(春風ひとみ)は呆れるものの、言葉や仕草は粗野だが心根は優しく聡明なイライザを、次第に温かく見守るようになる。

イライザの父ドゥーリトル(今井清隆)の登場など、てんやわんやが繰り広げられるなか、ついに淑女の言葉遣いと礼儀作法を身につけたイライザは、社交界デビューの日を迎えるが......。

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元・宝塚歌劇団の宙組トップスターで、昨年の11月に退団したばかりの朝夏は、これが"女優"としての初舞台。冒頭のイライザが花を売るシーンも、汚れた服とボサボサの髪、べらんめぇ口調で、かなりボーイッシュなたたずまい。だが、温かい部屋でチョコレートを食べる憧れの生活を歌うナンバー『だったらいいな』は、意外なほどに伸びやかなソプラノで聞かせ、キラキラした大きな瞳と長く伸びやかな手足が、淑女への変身に期待を抱かせる。

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これが3度めのヒギンズ役となる寺脇は、女心にうとい"言語オタク"のヒギンズ像に、寺脇らしいコミカルさを随所にまぶして余裕の仕上がり。セリフも明瞭で、早口言葉を繰り返すレッスンシーンでは、初々しい朝夏イライザとの対照がさらに際立った。場面は前後するが、寺脇ヒギンズが手にしたチョコレートを、朝夏イライザが思わずパクッと口にしてしまうシーンなどは2人の息もピッタリ。王道ミュージカルであると同時に、正統派ラブコメディでもある本作の魅力を改めて感じた。

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その他、ヒギンズ教授と共にイライザの特訓に携わる、ピッカリング大佐役の相島が味わい深い。軍人らしい厳しさは漂わせつつ、イライザをはじめ相手が誰であっても平等に接する姿勢と、温かく穏やかな眼差しに、ピッカリングが過ごしてきた人生の厚みがうかがえる。

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それはイライザの父ドゥーリトル役の今井も同様だ。大酒呑みの掃除人夫ながら、彼は彼なりに筋の通った人生哲学を持っており、それがイライザにしっかりと根付いていることが分かる。今井と下町の仲間がにぎやかに歌い踊る『ほんの少し運が良けりゃ』は、アンサンブルも素晴らしく、これぞ東宝ミュージカルの底力。

人生の陰影をしみじみと浮き彫りにするピッカリング大佐やドゥーリトルの存在があってこそ、美しく変身した朝夏イライザの輝くような美しさが眩しく目に映った。

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取材・文/佐藤さくら 撮影/イシイノブミ

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bungo_01.jpg 舞台「文豪ストレイドッグス 黒の時代」谷口賢志、多和田秀弥

谷口賢志、多和田秀弥、荒木宏文らが出演する舞台「文豪ストレイドッグス 黒の時代」が東京・サンシャイン劇場で開幕した。

「文豪ストレイドッグス」は、2013年にヤングエースにて朝霧カフカ(原作)・春河35(漫画)によりコミックス連載を開始し、2016年にはTVアニメ化された。
さらに2017年にソーシャルゲーム化、2018年には劇場アニメ化と次々と活躍の場を広げている作品だ。

2017年冬には本作がTVアニメの第1クールのエピソードをもとに舞台化され、全席完売の大ヒットを記録。

そして今回は、TVアニメ13話~16話で放送された、ファンの間で熱狂的人気を誇るエピソード「黒の時代」を舞台化第二弾として上演する。

出演は谷口賢志(織田作之助 役)、多和田秀弥(太宰治 役)、荒木宏文(坂口安吾 役)など。演出は舞台化第一弾に引き続き中屋敷法仁が手掛ける。


本作の公開舞台稽古と囲み取材が行われた。動画は囲み取材を中心に抜粋したもの。【動画6分】

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(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ

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こんにちはゴジゲンの松居です。

もうずっとね、、、
作ってます。。
男6人で、、ラブストーリーを、、

難しい時もたくさんありますが、、、
劇団10周年パワーで乗り切ろうとしてます。
10月3日からですね...幕は開くのか...。
開くんじゃねえ...開けるんだよ...

今週月曜から固定稽古場に入ったんです。
そこからは、休む暇なく稽古馬鹿野郎です。
ゴジゲンはかつて、"稽古"という言葉を禁止してたんです。"台本"って言葉も。
稽古ってなんか、やな響きじゃないすか、気が重くなるし、演劇疲れるし、稽古ってなんかダサいし、って思ってたから。
でもいまは稽古稽古稽古!たまに恵子!!戸田恵子!!!アンパンマーン!!!愛と勇気だけが友達さ!!!

そんなわけで、苦手だった稽古とか台本とかニンジンとかに向き合って、演劇でしか感じられない何某かを作ってます。
面白いと思ってます。
面白いですよ!って宣伝メールが来ると一瞬で行く気なくなる自分ですが、そんなゴミ自意識を飛び越えて、このげきぴあでだけは!胸を張って言いたい!
面白いと、思うよ。。。
今までで1番面白いと思う。。。
(胸をはれよ!)
(転んだらそのままで!!)
(Easy Gooooo!!!!!)

image1 (3).jpeg

※面白くなさそうな奴らですが大丈夫です

image1 (2).jpeg

※ブースに詰め込まれた面白くなさそうな奴ら

そうです、先週日曜に、
自分のJ-WAVEの番組「JUMP OVER」(毎週日曜23時〜24時)に
ゴジゲン6人で出演して演劇を見ることを、勧めまくりました。
タイムフリーでも聞けると思うので、ぜひ。

そんなわけでゴジゲンですよ。
あと2週間ですよ。
いまは、台本を書かなければならないのに、
体力が切れたから、ブログを書いてるわけです。
懸念していた1場は、、、もうちょいです。
1場はさておき、先に進まねば、ともう書き進めてます。いや岸田とるなこれ。パシャパシャパシャア!いえいえ!みんなのおかげです!あの時げきぴあがあったおかげです!!!

おっと未来が見えちまった。
うんこも出そうだぜ。
とにかくゴジゲン来てくれよな。
チケットはここから。
初日とかなるべく早めに見てくれよな!

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それじゃ、台本に向かうぜ!
ぐうううう...
ああああ...
愛よ!!!!!!!!!!!

松居

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10月に韓国・仁川(インチョン)のパラダイス・シティで開催される「第3回 2018スターライト・ミュージカル・フェスティバル」(2018 Starlight Musical Festival、主催:PLエンターテインメント)に、中川晃教が出演することが発表された。
日本人がこのフェスに招待され、出演するのは初。1111 - コピー.jpg

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