【HPC『GJ』(2)】鈴木勝秀を作・演出に迎えて贈る、新しいホットポットクッキング! 高橋胡桃&愛加あゆ&鈴木勝秀インタビュー〈前編〉

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ホットポットクッキングの第4回公演『GJ』
が4月13日(金)より、赤坂RED/THEATER にて上演されます。

ホットポットクッキングは、元アイドリング!!!のメンバーを中心に、<あらゆるジャンルの美味しい人材を、そのキャリアに関わらず、演劇という鍋に大胆に投げ込んでコトコト煮込み、舌がトロける美味しい舞台作品を作り上げるために結成した演劇プロジェクト>

第4回公演となる今回の『GJ』は、旗揚げ公演から連続出演している高橋胡桃玉川来夢橋本瑠果を軸に、Wake Up, Girlsの吉岡茉祐永野愛理、そして元宝塚雪組トップ娘役・愛加あゆ らが参加します。
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この、女子力が高そうな面々とタッグを組むのは、なんと "男芝居" を得意とするスズカツこと鈴木勝秀さん!

稽古場レポートに続き、今回は主人公のジュンコ役・高橋胡桃さん、その母親役の愛加あゆさん、そして作・演出を手掛ける鈴木勝秀さんのインタビュー<前編>をお届けします。

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高橋胡桃愛加あゆ鈴木勝秀 INTERVIEW ★

 
―― この作品は、2006年にスズカツさんが上演された『MYTH』という作品を下敷きにされているんですよね。どういう経緯でそうなったのでしょう?

鈴木「まず、ホットポットクッキングのメンバーたちで舞台を...という企画のご依頼をいただき、色々と考えたんです。たまたま去年、僕が20代のときにやった『ノール』という作品を、恵比チリDANという若手の子たちで上演したんですね。僕がかつて書いたものを、今の若い人たちにやらせたらどうなるんだろう? と思ってやってみたんですけど、これが結構面白かったんですよ。また、『シスター』というリーディングドラマも再演を繰り返していただいてることもあり、「自分が書いた作品を、色々な俳優が演じる」というのが面白い時期なんです。あの頃自分が書いていたこと、考えていたことは僕の中には変わらず存在はしている、でもそれを違うキャスト、若い女の子でぶつけてみたらどうなるだろうと」

▽ 高橋胡桃HPC_GJ_2_11_a_3755.JPG
▽ 玉川来夢HPC_GJ_2_12_3789.JPG
▽ 橋本瑠果HPC_GJ_2_13_3691.JPG


―― しかも、『MYTH』は父親と息子という男性同士の話でしたもんね。

鈴木「そう。それをそのままのセリフでやるとどうなるんだろう? と。で、実際に稽古してみたら面白かったんですよ。それは「僕にとって」なんだけどね(笑)。男4人のために書いた芝居が、女の子中心になって出演者の人数も増えた。ほとんどシチュエーションは同じなのにもかかわらず、こんな風になってくるのか! と。これは今後もこういうのをやってみたいな、とすら思ってます」

―― スズカツさんといえば男性キャストが多い作品、という印象があるので、この状況がすごく新鮮です(笑)。

鈴木
「僕、こんなにたくさんの若い女の子たちと作品を作るのは、これだけ芝居やってきてもほぼ初めてなんですよね(笑)。なのでこれがまた面白い」

高橋「私が鈴木さんと最初にお会いしたのは、2月の番外公演『4人』を観に来てくださったときです。第一印象は「怖そう」...(笑)。その後も何回かお会いしたのですが、会うたびに毎回「早く台本覚えてね」って言われていたので、これは稽古始まる前までに絶対台本覚えていかないと怒られる!と(笑)。なので台本をいただいたらすぐ、頑張って覚えました」

鈴木「(苦笑)」

高橋「でも実際に稽古に入ってみると、こんなにお芝居中に演出家席から笑い声が聞こえてくる演出家さんは初めてなんじゃないかってくらいよく笑ってくださる(笑)。第一印象からすごく変わりました」

鈴木「いやほら、僕の場合なるべく早くにセリフから自由になったところから芝居を作り始めなくちゃいけないから。稽古入ってからセリフ覚えだすと時間かかっちゃうし無駄になっちゃうじゃない? まあ誰にでも言ってることですから(笑)」

愛加「私は、ストレートプレイに出演するのがこの作品で2作目なんです。はじめはそれもあって緊張していまして...しかも前回の作品(『嫌われる勇気』、2015年)の時、本当にコテンパンといいますか(笑)、全て否定されるところからスタートして...。その記憶もあって、私もスズカツさんの第一印象が「とても厳しそうな方」で、緊張しながら稽古に入ったんですね。でも、スズカツさんの演出って、みんなを自由にさせてくれるというか...「本人が考えてくること」を提示させる稽古場なんです。なので、すごく勉強になります」

▽ 愛加あゆHPC_GJ_2_17_3769.JPG


―― これまでそういうタイプの方に会ったことがないと、とても新鮮ですよね。

愛加
「ただ逆に「これってこういう意味ですか?」と気軽に聞けない(笑)。そこは自分で考えないといけない。でもなんでもかんでも聞くのではなく、自分たちで考えるからこそ作られるものもあるんだろうなと思います。ですから、自分の出番じゃないときでも、作品のことについて色々と考えてしまいます」

鈴木「でも、思った以上にみんな自分で考えて行動してくれるし、予習復習をしてくれている。停滞せず、ちゃんと前に進むんですよ。すごくいい場所にいけそうな、そんな稽古場です」

▽ 鈴木勝秀HPC_GJ_2_19_3814.JPG


インタビュー、〈後編〉に続きます!

取材・文:川口有紀
撮影:平野祥恵(ぴあ)
 

【『GJ』バックナンバー】
# 稽古場レポート
 
【公演情報】

4月13日(金)~22日(日) 赤坂RED/THEATER
※吉岡茉祐、永野愛理、内山日奈加はトリプルキャスト。

 

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