2017年12月アーカイブ

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■ミュージカル『マタ・ハリ』特別連載(5)■


稽古場レポートを通し、創作の過程をお伝えしている日本初演のミュージカル『マタ・ハリ』 ですが、メインキャストのインタビューもお届けしていきます!

今回は、ヒロインであるマタ・ハリと深く関るふたりの男性、ジョルジュ・ラドゥーアルマン・ジロー2役を回替わりで演じる加藤和樹さんが登場。

マタ・ハリをスパイとして利用しようと彼女を追い込んでいく、フランス諜報部の大佐であるラドゥー。
ラドゥーの部下でありながら、マタ・ハリと愛し合う青年アルマン。

ともにマタ・ハリと深く関りながら、その関り方は正反対という対照的なふたりの男性に、加藤さんが挑みます。

加藤さんに、作品について、役柄について、現在の心境について、伺ってきました。

● 加藤和樹 INTERVIEW ●

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―― 戦時下のシリアスなドラマですし、ただでさえ大変な作品。その中でさらに加藤さんは2役を演じます。......なぜこんな大変なお仕事を受けたんですか?

「(笑)! なぜかと言われると、そうですね...。やっぱりこういうお話を頂いたら、挑戦してみたいと思いますよ。同じ作品の中でふたつの役をやるというのは、なかなか出来ることではない。以前、『ロミオ&ジュリエット』で僕がティボルトをやっていたときに(2013年)、城田(優)がロミオとティボルトの2役をやっていたのを近くで見ていて、大変そうだけど、やれたら面白いだろうなってなって思っていました。今回このお話を頂いて、挑戦してみたい、という気持ちしかなかったですね」


―― 稽古場では、台本を2冊お持ちになっていましたね。

「そうです。ラドゥー用、アルマン用と、台本を分けています。一冊にまとめて(それぞれの役についてのメモなどを書き込んで)も良かったんですが、台本自体を分けた方が、自分の中で住み分けが出来るんじゃないかなって思って。そうしています」

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主宰する劇団「少年社中」の20周年記念公演第1弾となる少年社中×東映 舞台プロジェクト「ピカレスク◆セブン」の開幕を、年明け早々に控える毛利亘宏。

いよいよ「少年社中」20周年!主宰の毛利亘宏さんにロングインタビュー(前編)の続きをお届けします。

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主宰する劇団「少年社中」の20周年記念公演第1弾となる少年社中×東映 舞台プロジェクト「ピカレスク◆セブン」の開幕を、年明け早々に控える毛利亘宏。現在放映中の「宇宙戦隊キュウレンジャー」(テレビ朝日系)でメインライターを務め、また2.5次元舞台のキーパーソンと目されるなど注目を集める毛利自身にクローズアップ! ロングインタビューで、その幅広い活動の根幹にある思いを探る。

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■ミュージカル『マタ・ハリ』特別連載(4)■


作品の魅力を掘り下げていくミュージカル『マタ・ハリ』連載、本日は日本版『マタ・ハリ』の鍵を握る人物、訳詞・翻訳・演出を手がける石丸さち子さんのインタビューをお届けします。

蜷川幸雄門下で演出助手として経験を積み、2008年に独立後は、ストレートプレイ、ミュージカルを問わず、幅広い作品を手がけている石丸さん。

先日は演出を手がけた『スカーレット・ピンパーネル』(再演)が閉幕したばかり、また来年にはオリジナル作 Rock Musical『5DAYS 辺境のロミオとジュリエット』の上演も発表になった、今もっとも勢いのある演出家のひとり。


そんな石丸さんの稽古場での横顔は、非常にパワフル!
そして、しっかりとした裏付けに基づいた深い台本の読み込みと、たくさんのイマジネーション溢れる言葉を駆使し、キャラクターの感情や情景を的確にキャストに伝えていく姿が印象的な演出家さんです。

 

● 石丸さち子 INTERVIEW ●

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―― まず、韓国版をご覧になった印象をお伺いしたいです。

「韓国のお芝居全体がそうなんですが、人間の感情の揺れをダイナミックに描きますよね。韓国の俳優さんたちは声帯も強いですし、"ミュージカル的な美しさ" といったお約束に囚われない。『マタ・ハリ』も、強い女が、傷ついても、傷ついても立ち上がっていく姿を描いているということが、韓国の俳優さんたちの演技と声が相まって、ものすごく印象的でした。日本で見慣れているミュージカルよりも、エキセントリックで熱く、人間感情が露わ。さらに、音楽がフランク・ワイルドホーンですから、エンタテインメント性があって、思い切りのいいダイナミズムを感じました。お客さんがグッと息をのむところ、思い切り拍手が出来るところが明確で、エンタテインメントとしてものすごく面白いという印象を受けました」

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■ミュージカル『マタ・ハリ』特別連載(3)■


作品の魅力を掘り下げていくミュージカル『マタ・ハリ』 連載、本日は「読み合わせ稽古」の模様をお届けします。

連載1回目でお伝えした「顔合わせ」に先立って行われた「読み合わせ」。

椅子に座リ、動きの付いていない状態ではありますが、台本をアタマから最後まで通して読む稽古です。

演出の石丸さち子さんによると「先日、台詞と歌詞で(歌ナシで)通しましたが、今日はワイルドホーンさんの音楽を入れてやります。全体の大きなうねりを感じて」

芝居を大切に、繊細に作り上げている石丸版『マタ・ハリ』ですが、もちろんフランク・ワイルドホーンのドラマチックな音楽も見どころ(聴きどころ)。
俳優たちが掴んでいくキャラクターの心の揺れが、どう音楽に乗せられていくのか。そのあたりも注目です。mataC_00_4619.JPG


●「登場人物は皆、戦争の犠牲者であり、加害者でもある」


この日の「読み合わせ稽古」という作業の目的についても、石丸さんは次のように説明をしました。

「ドラマを支える様々な役の台詞はいま、仮に割り振っています。今日やってみたいのは、"ここに出てくる人たちはみんな、戦争の犠牲者だ" ということ。でも、マタ・ハリを二重スパイに仕立て上げたという意味では、"加害者" でもあります。登場人物たちは、大きく「第一次世界大戦」という枠組みの中で、同じ時間を生きた同胞。ひとりひとりの存在が、一個の人として見えると同時に、この時代の社会全体に見えてこないか、と考えています。

そのために、自分の役柄以外のキャラクターも演じてもらいます。この時代、誰がそこにいても(どの立場になっても)おかしくない、という作り方をしていきます。ひとりの人間の感情の流れを丁寧に演じることもあれば、10人くらいでパリ市民全体を表現することもあるということです」mataC_2_DSC2153.JPG

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さて、そんな石丸さんの説明から始まった稽古は、キャストの皆さんの熱演で、もうすでに日本版『マタ・ハリ』の世界がしっかり伝わってくるものでした!

音楽も、さすがワイルドホーン!という、多彩かつ大迫力のナンバー揃い
なお、この時の稽古は、ラドゥー=佐藤さん、アルマン=東さん。


マタ・ハリ=柚希礼音さん
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悲しい過去を抱えたマタ・ハリ。
"あの頃には戻らない" という悲壮な決意が溢れ、マタの感情が心にぐさぐさ突き刺さってきます。
物語が進むにつれ、彼女の必死さがどんどん募る。柚希さんのマタ・ハリは"必死に生きる"マタ・ハリだな......と感じました。
ちなみに読み合わせとはいえ、すでに稽古が進んでいる人は席から立ち上がっての熱演です。mataC_04_DSC2106.JPG

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■ミュージカル『マタ・ハリ』特別連載(2)■


柚希礼音加藤和樹のW主演で、新春に日本初演の幕が開くミュージカル『マタ・ハリ』
前回、「顔合わせ」の様子をレポートしましたが、実はげきぴあ、その前段階の稽古場も、取材していました。

本日はそのレポートをお届けします。mata02_01_7808.JPG



●「声色を変えるのではなく、マタ・ハリの日常を作って」


取材したのは12月上旬。

芝居作りにセオリーはないのかもしれませんが、それでもだいたい、こういうスケジュールで作り上げていくことが多い......というパターンのようなものはあります。

ミュージカルの場合、稽古初旬は個別や少人数単位で「歌稽古」をし、全員揃う「顔合わせ」(先日レポートしたものです)以降、「立ち稽古」で動きをつけていく......というものがよくあるスケジューリング。
ミュージカルだと歌=セリフということもあり、個々人がまずナンバーを歌えていないと、動きもつけられない、ということなんだと思います。

ということで、本来だと「歌稽古」を皆さん進めているであろうこの時期の稽古場ですが、柚希礼音さん、佐藤隆紀さん、東啓介さんが集まるこの日の稽古場は「芝居読み(歌いながら)稽古」とスケジュールには記されていました。

そのことからもこの作品、なんだか一般的なミュージカルとは違ったテイストのものが生まれそうな予感がします...!
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演出の石丸さち子さんは「今やっている稽古が、ものすごく大事。丁寧にやらないと見つかるものも見つからない。コードもわからないのに、フリージャズは出来ないのと同じ」と3人に向かって話します。
石丸さんがここで見つけたい、掴みたいもの。
それはおそらく、マタ・ハリの、そしてラドゥーの、アルマンの芯の部分、心......なのでしょう。


まずは冒頭近くのシーン。

ダンサーであるマタ・ハリが、その日の舞台を終え、楽屋に戻ってきたところに、ラドゥー大佐が訪ねてくる......という場面です。
ここで、マタとラドゥーが初めて顔を合わせます。

一度シーンを通したあと、柚希さんに「マタ・ハリの日常を作りたい」と石丸さん。
「マネージャーに対してと、ファンに対しての話し方が変わる、それはいいのだけれど、今のは "柚希礼音の日常"。突然やってきた約束をしていない人と話す時にどんな話し方になるのか、どう口調が変わるのか。声色を変えるのではなく、マタ・ハリの日常を作った上で話してください。でももちろん、それを作り上げるには、普段の自分の日常も使って。だってそういう日常を、ちえさん(柚希さん)は持っているんだから」

"マタ・ハリの日常を作る"。

非常に印象に残った言葉です。
ストレートプレイ出身の演出家である石丸さんらしいですし、これこそが日本版『マタ・ハリ』の肝になるのでは、とも感じました。

真剣に石丸さんの話を聞いている、柚希さん。mata02_04_7714.JPG

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関西発信の戯曲賞として1994年より続く「OMS戯曲賞」。第24回を迎えた今年の授賞式と公開選評会が12月19日、主催である大阪ガス本社ビルにて行われた。

今年は53作品の応募があり、8作品が最終選考にノミネート。大賞には悪い芝居・山崎彬の『メロメロたち』佳作には立ツ鳥会議・植松厚太郎の『午前3時59分』が選ばれた。

最終選考の選考委員は、生田萬、佐藤信、鈴江俊郎、鈴木裕美、渡辺えりの5名。司会を務める小堀純が「二転、三転、四転、五転して、山崎さんが大外から逆襲という形で大賞に選ばれました。今年の第61回岸田國士戯曲賞を受賞した上田誠さんの『来てけつかるべき新世界』も評価が高かった。何人かそういった方がいる中で大賞を争って、結果的に山崎さんになりました」と、激論が交わされた様子を語り、選考委員による選評へ。生田は「主役は音楽。圧倒的な勢いのドラムソロで始まって、要所要所にたぶん劇場中を揺らすような生演奏が織り込まれながら、物語が展開していく。デッサンよりも色彩に命を託した劇。物語とか筋立てを語ることにあまり意味はない。それよりも圧倒的な色彩の氾濫におぼれるべきじゃないかと感じた」とコメント。渡辺は「私が戯曲を評価した点は、あがいているところ。全員にいい役を書きたい。登場人物全員に言葉を持たせたい。その中で、試行錯誤しながら、傷つきのたうちまわっている感じがセリフの中から伝わってきました。これからもどんどん自分の仲間のために書いていってほしい。破綻があろうと、絶望しようと書いていってほしいと強く思った。破綻していたり、未熟な部分はあるけども、役者一人ずつを愛していることが伝わりました」と評した。

山崎は12月28日(木)に開幕する怪奇幻想歌劇『笑う吸血鬼』の稽古のため、授賞式を欠席したが、げきぴあへのコメントが到着!

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「最終選考にノミネートされ続けること数年、念願のOMS戯曲賞大賞をいただくことができました。感無量でございます。『メロメロたち』は、僕たちの日常と僕たちが考えうる非日常を混ぜこぜした世界をつくりたいなという思いから書き始めました。書きながら、どこが日常でどこが非日常かよくわからなくなりました。いつも考えるのは、観た人が劇場に入る前と出た後で見える世界がほんのちょっと変わってるような、そんな戯曲を書きたいということです。書きたいものを書いてそれが賞をいただけたこと、そんな本を書かせてくれた出演者・スタッフお客さんに心の底から感謝します。また劇場で会いましょう。ライフイズラブリー!!」

山崎が演出を務める怪奇幻想歌劇『笑う吸血鬼』は12月28日(木)~31日(日)、大阪・OBP円形ホールにて開催!こちらも要チェックです!

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「4stars」左からラミン・カリムルー、シエラ・ボーゲス、シンシア・エリヴォ、城田優

城田優、ラミン・カリムルーらが共演する「4Stars 2017」の東京公演が12月20日から東京国際フォーラムホールCで開催される。

「4Stars」第1弾は2013年6月に開催。ブロードウェイで活躍する新進気鋭の演出家ダニエル・カトナーを迎え、ブロードウェイミュージカルからウエストエンドミュージカルまで、ミュージカルの醍醐味・魅力を余すところなく構成し大好評をえたコンサートだ。

そして、4年の時を経て「4Stars 2017」として復活。
出演は、シンシア・エリヴォ、ラミン・カリムルー、シエラ・ボーゲス、城田優。演出はブロードウェイの新鋭として注目を集めているサラナ・ラパインが手掛ける。

12月14日から17日まで大阪公演が上演され、いよいよ12月20日から東京公演が東京国際フォーラム ホールCで開催される。

以下はオフィシャルから提供されたPR映像。【動画1分】

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(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ

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■ミュージカル『マタ・ハリ』特別連載(1)■


ミュージカル『マタ・ハリ』
音楽を日本でもおなじみフランク・ワイルドホーンが手がけ、脚本を『ボニー&クライド』『デスノート』でワイルドホーンとタッグを組んだアイヴァン・メンチェルが担当。
お隣・韓国が2015年に、なんと制作費250億ウォン(約24億9800万円)を投入して作り上げた、韓国ミュージカル界きっての大作ミュージカルが、初の日本版として年明けに上演されます(韓国版はその後2017年に再演)。
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物語は、第一次世界大戦下、フランスとドイツの二重スパイとして疑われ、波乱の人生を送った実在のダンサー、マタ・ハリの愛と葛藤を描くもの。

この大作の日本版は、いま注目の演出家・石丸さち子のもと、柚希礼音加藤和樹佐藤隆紀東啓介栗原英雄和音美桜福井晶一ら華と実力を兼ね備えたキャストが挑みます!mata01_02_DSC2340.JPG

日本初演となるこのミュージカル、げきぴあでは開幕まで連載として追っていくことが決まりました!
この後、この作品の魅力をたっぷりお伝えしていきたいと思います!!

 

山田洋次監督が手がけ、大ヒットした映画『家族はつらいよ』が、2018年1月の初春新派公演として上演されます。 

国民的人気映画『男はつらいよ』シリーズから20年。

山田監督が2016年に新たに手がけた『家族はつらいよ』は、等身大の現代家族のドラマを喜劇タッチで描き、大ヒットした映画です。
その映画を、創始130年の節目にあたる来年の正月興行として、劇団新派が舞台で上演します。 

新派と山田監督とは、小津安二郎監督の名作映画『麦秋』、『東京物語』を新派で舞台化した際、監督が演出を担いました。
今回は、山田監督自身の手がけた映画を新派で舞台化します。
日本人の心や情緒、風情、そして日本語の持つ美しさや優しさを大切に継いできた劇団新派と、くすりと笑ってほろりと泣ける現代家族の物語を山田監督がどう舞台化するのか。 

12月に行われた会見で、山田洋次監督と新派の皆様は次のようにコメントしました。

 

★会見レポート★

 

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山田洋次監督 
初老の夫婦がいて、ある時奥さんの誕生日に夫が何が欲しいと聞くと、ここにハンコが欲しいと離婚届を差し出した。亭主は目の前が真っ暗になったという実際にあった話を聞いて、僕は面白いなと思って。可笑しかったり、深刻だったり。そんなところからこの映画はスタートしました。もともと松竹映画には、昔から家族を描くホームドラマが伝統的にありまして、そうしたドラマを描く監督の代表が小津安二郎さんです。
その小津さんが撮った『東京物語』を下敷きにして『家族はつらいよ』という映画を撮りました。もし、この作品を舞台化するのであれば、家族のような劇団である"劇団新派"をおいて他にはないと思っておりましたので、(舞台化の)提案を受けた時には、「喜んで。ぜひ新派でお願いします」と申し上げました。 
(現実の)新派もたくさん問題を抱えていて、そこにもドラマがあるだろうと思います。 
ちょっと笑えないような話ですが、そこを家族に置き換えて、滑稽な笑いに変えて、観劇後にお客さまに「そうか、これは他人事じゃないな〜」とちょっと涙が出るような、そんな芝居になればと思っています。

 

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水谷八重子(母・平田富子役)
明治21年に生まれた新派は、政治批判をするために小屋掛芝居をしたと聞いております。今、"平成"のお芝居が生まれようとしております。明治に生まれた新派は(上演当時は)現代劇でしたが、今では"古典"と呼ばれるようになりました。平成に時代をとったお芝居をやるのは今回が初めてではないかと思います。 
劇団というのは、まさに家族でございます。50人に満たない家族ですが、喧々諤々。ですがそこを言い合えるところが私たち"家族"の嬉しさでもあります。 
お正月に、もう一度家族の結束を固められると信じております。
このお芝居では不思議な女を演じます。 
私の望みには450円お金がかかります。戸籍謄本を取るために。
そんな不思議な女ですが、私らしく演じてお正月を迎えたいと思います。
観客が大勢詰めかけてくださると、私たち"家族"は本当にハッピーになれるんです。

 

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波乃久里子(小料理屋の女将・加代)
私は、秋以降新派をおやすみしておりましたが、今日こうして(会見に出席して)本当に嬉しいです。 
それも、大好きな先生の作品で、大好きな三越劇場で、お正月が迎えられるということはありがたいと思っております。 
新派は昔からそこにあった事件を基に舞台を作って来ました。
今回は、先生がそこにあったことをお書きになって、平成の新派の舞台となります。 
一人でも多くのお客様に観ていただきたいです。

 

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