2011年4月19日アーカイブ

【演劇ニュース】

宝塚歌劇星組公演『ノバ・ボサ・ノバ』/『めぐり会いは再び』が4月15日、兵庫・宝塚大劇場にて幕を開けた。本公演では97期初舞台生34名の初々しい口上に始まり、フィナーレのショーでは若さあふれる晴れやかなラインダンスも披露している。

第1幕の『ノバ・ボサ・ノバ』は、1971年の初演以来、たびたび再演を重ねてきたショーの傑作で、今回は12年ぶりの再演となる。本作は、ブラジルのリオのカーニバルを舞台に、奇妙な人間模様が展開するミュージカル・ショー。セリフはなく、ダンスと歌だけでドラマチックなシーンが綴られていく。

街がサンバのリズムに踊り狂う年に1度のカルナバル。義賊のソール(柚希礼音)と盗賊のオーロ(役替わりで上演)が同時にふたつの銀行で強盗騒ぎを起こす。夜のクラブへ入ったソールは、オーロが観光客エストレーラ(夢咲ねね)からネックレスを奪う場面を目撃し、オーロからネックレスを取り返すが、オーロの子分にふたたび奪われ......。ネックレスをめぐる、めくるめくシーンがサンバのリズムに乗せてテンポ良く、スピーディに繰り広げられる。激しく熱く濃厚な色とりどりのダンスの応酬に、観ている側も心躍る。

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【演劇ニュース】

米倉涼子が主演する舞台『風と共に去りぬ』の製作発表記者会見が4月18日、都内にて行われた。会見には米倉のほか、共演の寺脇康文、紫吹淳、岡田浩暉、高橋ひとみらが出席し、作品への思いを語った。

原作はビビアン・リーの主演映画としてよく知られる、マーガレット・ミッチェルの不朽の名作。南北戦争動乱期のアメリカ南部を舞台に、愛を求めて強く逞しく生きた女性・スカーレットの半生を描く。この小説が世界で初めて舞台化されたのが1966年帝国劇場でのこと。壮大なスケールで6か月にわたるロングランを果たすなど大反響となった作品が、帝国劇場開場100周年という節目の年に装いも新たに登場する。

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【演劇ニュース】

ブロードウェイミュージカル『スウィーニー・トッド~フリート街の悪魔の理髪師~』の公開稽古が4月18日、都内で行われ、主演の市村正親と大竹しのぶ、演出家の宮本亜門が会見に応じた。本作は、2007年にスティーヴン・ソンドハイムのミュージカルを得意とする宮本が演出を手がけ、日本で26年ぶりに上演、翌年ジョニー・デップ主演で映画化もされた話題作だ。市村、大竹をはじめキムラ緑子、武田真治、ソニン、斉藤暁と、主要キャストに続投メンバーが多いことから、初日から数えて約1週間だというのに稽古場は早い仕上がりを見せていた。

今回披露されたのはオープニング・シーン。不穏な響きの伴奏を背にキャストが次々と現れ、クライマックスで市村と大竹が登場する。市村が扮するのは理髪師 "スウィーニー・トッド"。悪徳判事ターピン(安崎求)により妻が自害し、子を幽閉された彼は、ミセス・ラヴェット(大竹)が営むロンドン一まずいパイ屋の2階に理髪店を構え、カミソリを手に判事への復讐心に燃える。


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【演劇ニュース】

「しょうもない」けれどどこか憎めない人々を描いた小説や軽妙なコラム、さらには笑殺軍団リリパットアーミーなど舞台活動でも圧倒的な人気を集めていた作家・中島らも。2004年の急逝後も彼を愛してやまないファンは多いが、その中華芝居シリーズの中から今回ついに『桃天紅』が復活! しかも中島が彼のために書き下ろしたという山内圭哉が当時と同じく主演を務めるほか、演出も担当。関西出身の中島の盟友、松尾貴史や福田転球らも出演する演劇ファンにはたまらない舞台となっている。初日の幕が開いた4月15日、東京・本多劇場には大勢の観客が詰めかけていた。

舞台は中国の奥地。賞金稼ぎの流爾丹(山内)は、祖父の爺爺(福田)を連れて幻の薬「桃天紅」を探す旅を続けていた。ある日、爾丹は金持ちの娘・周仙々(黒川芽以)を山賊(コング桑田、松村武、中山祐一朗)から助けたことで、その父親・周薛崑(川下大洋)から意外な事実を明かされる。いわく「この家には蛇の呪いがかかっており、仙々も段々ウロコが生えて蛇になってきている」と。それを止めるためにも"桃天紅"を取って来てほしいと頼まれた爾丹は、途中で出会った僧・抜天坊(兼崎健太郎)と連れ立ち、秘薬を守る桃仙(松尾)が待つ山奥へと向かう。それを聞いた呪いの主・白蛇妃(椿鬼奴)と山賊たちも爾丹を追うが...。

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【演劇ニュース】

劇団☆新感線プロデュース『港町純情オセロ』が4月15日、大阪・イオン化粧品 シアターBRAVA!で開幕した。本作は、シェイクスピアの四大悲劇のひとつ『オセロー』を原作に、舞台を戦前の関西らしき場所にある港町に置き換えて構成。脚本を手がける青木豪とは2008年の『IZO』以来、2度目のタッグとなる。

1930年、場所は戦前の関西のどこか、ヤクザたちが集う港町。病院の箱入り娘・モナ(石原さとみ)と結婚し、幸せな日々を送る藺牟田(いむた)組の組長・藺牟田オセロ(橋本じゅん)。そんな中、次期若頭候補でナンバー2の伊東郷、通称ミミナシ(田中哲司)が、次期若頭は汐見(伊礼彼方)だという言葉に驚愕し、オセロをおとしめる陰謀を企てていく...。

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第11回:4日目


「裸の女を持つ男」
前半戦、勢い良く公演中です!

まだ4ステージが終わったところなのに
早くもリピーター続出!

そう、クロムは何度もリピートして観るという醍醐味があります。

あと、当日券は3800円ですが、
2回目以降の当日券はなんと2000円という
とんでもないお得設定!
リピートしやすいったらない!
スタバの本日のコーヒーは2杯目100円くらいの感覚です。
それは言い過ぎました。

このリピーターチケットは当日券のみの有効なので、
お席はあまりよくないかもですが、
なんせ2000円!
シアタートラムで2000円てなかなかないと思いますよ。
是非何度もリピートしてご覧くださいませ。

そして公演でのお楽しみの公演グッズ!
今回もご好評頂いています。

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写真は奥田ワレタプロデュースTシャツ。  
毎公演、作品に合わせたモチーフでのデザインで好評頂いてます。
今回もワレタが演出の青木さんとああでもないこうでもないと
ケンカしながら作りました(笑)。

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バックプリントもばっちりです。
作品とどう絡んでいるかは...実際劇場で。
観た方は...納得のデザインでしょう!?

         ◆◇演劇公演 ご招待◆◇

ニコニコ動画で生中継するミュージカル、ニコニコミュージカル(ニコミュ)。
第4弾『ココロ』、第5弾『DEAR BOYS』 がいよいよ開幕!

『ココロ』は、トラボルタPによる楽曲制作アプリケーション「ボーカロイド 鏡音リン」から生まれたオリジナル曲「ココロ」を石沢克宜脚本・演出で舞台化。
ココロに翻弄される科学者と、ココロを求めるロボットが織り成す、キセキの物語。

『DEAR BOYS』は、八神ひろき原作、月刊少年マガジンで連載中の人気バスケットボール漫画を舞台化。
新人戦神奈川県大会決勝戦にまで登り詰めた瑞穂高校と本牧東高校。神奈川の頂点を目指して全面激突!

間もなく開幕する、『ココロ』『DEAR BOYS』 の観劇モニターを募集します!

ニコニコミュージカル#4 『ココロ』
日時:4月29日(金・祝)~5月8日(日)
会場:THEATRE1010

ニコニコミュージカル#5 『DEAR BOYS』
日時:4月30日(土)~5月8日(日)
会場:THEATRE1010

上記の全日程に10組20名様をご招待!
詳細は下記URLをチェック!!

ニコニコミュージカル#4 『ココロ』観劇モニター応募はコチラから

ニコニコミュージカル#5 『DEAR BOYS』観劇モニター応募はコチラから

15日、無事初日があきました!

心配されていた余震も来なくて一安心です。

ま、セリフ間違えちゃったり
転換でベッドが滑り落ちそうになったり
前説がかんだり...

と色々ありましたが(笑)

アンケートでは
・原作の世界観を壊さず、素晴らしい。
・原作を読んでみたくなりました。
・涙がとまりませんでした。ハンカチが必要な舞台。
などなど、ありがたいお言葉を頂戴しました。

28日までステージ円で上演しています。
是非!

あ、涙腺に自信がない人はハンカチをお忘れなく。

           撮影:宮内勝
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           撮影:宮内勝
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チケット情報はコチラ

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