2019年11月 1日アーカイブ

チケット情報はこちら

Wgkj009.JPG

日本文学の名作を"読み師"や"具現師"らによって表現していく本格文學朗読演劇シリーズ。その第14弾の上演が決定しました!

今回も脚本を神楽澤小虎(MAG.net)、演出をキムラ真(ナイスコンプレックス)が手掛け、坂口安吾の『桜の森の満開の下』を原作に、シリーズならではの世界をつくりあげます。

極上文學シリーズファンの方はお気づきかもしれませんが、実は本作、8年前に上演されたシリーズ第一弾の再演!リクエストがとても多かったのだそうで、今回は本格文學朗読演劇シリーズ「極上文學」第14弾『桜の森の満開の下』~孤独~として上演します。出演には読み師として、荒木健太朗、梅津瑞樹太田将熙、田口 涼、田渕法明、轟 大輝、松本祐一、三上 俊、宮城紘大、山本誠大(50音順)。また語り師として榊原優希、笹 翼、高坂知也、ランズベリー・アーサー(出演順)が、 具現師として市川真也、今井稜、萩原 悠、古見亮大(50音順)が出演します。

キャストのさまざまな組み合わせも楽しい作品。げきぴあでは、山賊(本作では「鼓毒丸(こどくまる)」)を演じる梅津瑞樹さんと太田将熙さん、女(本作では「ツミ夜姫(つみよひめ)」)を演じる三上俊さんにお話をうかがいました!

*****

――この極上文學シリーズに出演が決まって、三上さんは二度目、梅津さんと太田さんは初参加ですが、どのように感じていますか?
三上極上文學シリーズは世界観が大好きで、ずっと「また出たい」と言っていたんですよ。演出のキムラ真さんも大好きなので、すごく嬉しいです。久しぶりの女性役というのもドキドキで楽しみにしております。

――前回は'14年の第8弾『草迷宮』(泉鏡花)ですが、そのときはどうでしたか?
三上朗読劇だと思って臨んだら、全然違っていて(笑)。しかも割と自由だったので、探りながらやってましたね。例えば台本をどう使うかとかもそのひとつ。ただ読むためだけじゃなく、小道具として使うようなこともあるので。今回は経験があるぶん、最初から攻めて試してみようと思いました。

チケット情報はこちら

 
ウーピー・ゴールドバーグ主演の大ヒット同名映画をもとにした人気ミュージカル『天使にラブ・ソングを ~シスター・アクト~』 が11月からいよいよ開幕します。

ウーピー本人がプロデューサーとなってミュージカル化し、なんと今年のロンドン公演にはウーピーが主人公デロリス役として再び登場する! というビッグニュースも入ってきたばかりですが、日本版デロリスと言えば森公美子さん!

ソウルフルな歌声とチャーミングさ、絶妙なコメディセンスを武器に愛さずにはいられないデロリスを作り上げ、客席を大いに盛り上げてきました。

出ずっぱりのデロリスは「すっごく、大変!」と言いながらも2014年の日本初演から3度目のデロリス役に挑む心境、作品の魅力などをたっぷり伺いました。
2019年前半を駆け抜けた『レ・ミゼラブル』の振り返りもあわせて、森さんのロングインタビューをどうぞ!

※デロリス役は、2019年版は朝夏まなとさんとのWキャストです。日本版は毎回、個性のまったく異なるWデロリスも話題になっています!初演は森さんと瀬奈じゅんさん、再演は森さんと蘭寿とむさんのWキャストでした。

 

森公美子 INTERVIEW

SA2019-002.jpg
●まずは2019年版『レ・ミゼラブル』の振り返りから...

 
―― 今年は4月から9月まで『レ・ミゼラブル』に出演されていました。まずはちょっと振り返って『レミゼ』のお話から伺わせてください。森さんはオリジナル演出である1997年からずっと出演されていますが、2013年からの新演出版も今年で4回目でした。今年から演出(補)もクリストファー・キーさんに変わって、細かいところがずいぶん変わりましたね。

「アピール度が少なくなったでしょ? 前に前に......ではなく、相手を見るお芝居が多くなって。クリスからはそれを求められました。だからテナルディエとふたりで正面(客席)を向いたのは、1ヵ所だけ。それ以外は全部、ストレートプレイのようでした」
 
 
―― 森さんは『レミゼ』に22年間出演されていますが、2019年の『レミゼ』はどう映りましたか?

「私にとって、"昔の決まりごと" が出てきてしまうというのが一番ダメなことなんです。意外に思われるかもしれませんが、"いつ観ても森公美子がやっているマダム・テナルディエだ" って評価をされるのが嫌だし、そう見えかねないところが自分のウィークポイントだと思っていて。だから "今回のマダム・テナルディエはこういう人物" というのをきちんと自分の中に入れておかないといけないと思ったし、演出の趣旨をきちんと守ろうと思ってやっていました。今回の演出で言うと「ずっと怒鳴ってろ」って言われました。セリフも「ここだね!」って言う登場シーンから「スクリーーーム!!」って言われて、喉が続くかな?私......って(笑)」
 
 
―― 確かに、テナルディエ夫婦は『レミゼ』の中にちょっとコミカルな要素を入れる存在でもあると思っていたのですが、今回は怖かった。

「そうそう、今回コミカルさがないんです。あの、作中唯一の救いだと言われた『テナイン(テナルディエ・イン/宿屋の主人の歌)』でもずっと怒っていろと言われて。今回は喉にも負担がかかりました、しかもクリスは「もっと出るだろ」って要求してくるんですよ......(小さい声で)ほかの人には言わないのに......」
 
 
―― それはやっぱり森さんへ対する期待度が高いってことですよね。

「やめてくれないかなって内心......(笑)。でも実は私、今年で『レミゼ』は最後だな、今年でやめようと思っていたんですよ。そんな中で今までと違う演出が付き、今までにない要求にチャレンジしたところ、自分の中にもまだ探りきれていないマダムがいたなって思ったし、探りきれていない後悔の念もあって。だから次のオーディションが通るかわかりませんが、集大成としてもう一度出られたらいいなと思っています」
SA2019-038.jpg

チケット情報はこちら

【ダンス オブ ヴァンパイア 2019 #4】
 

ロマン・ポランスキー監督映画『吸血鬼』をもとに、『エリザベート』の脚本家であるミヒャエル・クンツェが脚本・歌詞を手掛けたミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』

吸血鬼のクロロック伯爵と、ヴァンパイア研究の権威・アブロンシウス教授の対決を軸に、一風変わった登場人物が入り乱れ、笑いと恐怖(?)の渦の中、熱狂のフィナーレへとなだれこむ......。
日本でも2006年の初演以来、観る者をとりこにし、劇場を熱く賑わせてきました本作が今年、4年ぶりに上演されます。
開幕が間近に迫った2019年版『ダンス オブ ヴァンパイア』稽古場レポートの第2弾です!TdV2019-3-11_2082.JPG

【2019年版バックナンバー】
#1 サラ役 桜井玲香さんインタビュー
#2 アルフレート役 相葉裕樹さん&東啓介さんインタビュー
#3 稽古場レポート Part1


前回に続き、シャガールが経営する宿屋にアブロンシウス教授と助手アルフレートが泊まった夜のシーン。
動きの段取りをつけて、何度かこのシーンを小返ししていく出演者たち。
まずは
・神田サラ&相葉アルフレート
のコンビです。


前日に出会った宿の娘サラとアルフレートはお互いちょっと「いいな」という思いを抱いている、微妙な間柄。
サラはお風呂好きが高じすぎて、父親にお風呂を禁じられ、部屋に閉じ込められてしまっています。
そんなときに、隣の浴室でアルフレートがお風呂にお湯を入れている音が聞こえてきたから......。TdV2019-3-12_2046.JPGTdV2019-3-13_2029.JPG

サラの部屋を覗こうとしているアルフレート=相葉裕樹さんTdV2019-3-14_2048.JPG
その姿をまさに目撃してしまい苦笑するサラ=神田沙也加さんTdV2019-3-15_2034.JPG
ごまかす相葉アルフレート......。TdV2019-3-16_2051.JPG

いやもう、すべてが可愛い!

★engeki2019_logo_b (1).jpg

毎年恒例のWOWOW「勝手に演劇大賞」が今回でついに10回目の開催を迎える。同賞は一般の演劇ファンによる投票によって、今年上演された作品の中から最も輝いていたと思う、作品・演出家・俳優を選出し、選ばれた方々を勝手に表彰するというもの。主催はWOWOWだが、WOWOWの放送演目に限らず、今年上演された全ての作品が投票対象となる。

また、同賞の開催発表にあわせて、WOWOWオリジナル番組 福田雄一×井上芳雄「グリーン&ブラックス」にレギュラー出演している井上さんよりオススメ作品も到着!コメントはこちら!

yoshioinoue2016.jpg

【井上芳雄さんコメント】
一番感動したミュージカルは、名古屋で観た劇団四季の『ノートルダムの鐘』でした。
ストレートプレイですと、『ドライビング・ミス・デイジー』。名作とは聞いていましたが、初めて観ました。
市村正親さんと草笛光子さん、堀部圭亮さんの3人芝居で素晴らしかったです。アメリカの翻訳劇ではありますが、どこの国の話というのは関係ない、人と人の話になっていて、シンプルではあるのですが素敵な作品でした。
草笛さんをはじめベテランの皆さんの演技を観ていると、僕もお芝居を続けてこんな風になりたいという希望になりました。

 

誰でも投票に参加できるのが「勝手に演劇大賞」の特長だ。あなたも今年2019年を振り返って、あなたにとっての2019マイベストを投票してみてはいかがだろうか?

投票はこちらから。
※要WOWOWのWEB会員登録(登録無料)

★投票期間:2019年11月1日(金)~12月31日(火)
★対象作品:2019年に国内で上演された全ての作品
★投票方法:勝手に演劇大賞特設サイトにて
★投票各賞:
 「作品賞」
 ストレートプレイ部門/ミュージカル部門/2.5次元部門
 「演出家賞」
 「女優賞」
 「男優賞」
 「新人賞」



勝手に演劇大賞 受賞記録

第1回 2009年
演出家賞:蜷川幸雄
女優賞:松たか子
男優賞:堺 雅人
作品賞:メカロックオペラ「R2C2」
ミュージカル「ジェーン・エア」

第2回 2010年
演出家賞:松尾スズキ
女優賞:天海祐希
男優賞:上川隆也
作品賞:新感線☆RX「薔薇とサムライ」

第3回 2012年
演出家賞:いのうえひでのり
女優賞:多部未華子
男優賞:森山未來
作品賞:「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」

第4回 2013年
演出家賞:白井 晃
女優賞:宮沢りえ
男優賞:小栗 旬
作品賞:音楽劇「ヴォイツェク」

第5回 2014年
演出家賞:小池修一郎
女優賞:前田敦子
男優賞:井上芳雄
作品賞:
ミュージカル部門 「モーツァルト!」
ストレートプレイ部門 「太陽2068」

第6回 2015年
演出家賞:白井 晃
女優賞:大島優子
男優賞:城田 優
作品賞:
ミュージカル部門 「いやおうなしに」
ストレートプレイ部門 「No.9-不滅の旋律-」

第7回 2016年
演出家賞:藤田俊太郎
女優賞:花總まり
男優賞:浦井健治
作品賞:
ミュージカル部門 「ジャージー・ボーイズ」
ストレートプレイ部門 「NODA・MAP『逆鱗』」

第8回 2017年
演出家賞:森新太郎
女優賞:濱田めぐみ
男優賞:井上芳雄
作品賞:
ミュージカル部門 「ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~」
ストレートプレイ部門 「子供の事情」

第9回 2018年
演出家賞:いのうえひでのり
女優賞:天海祐希
男優賞:鈴木拡樹
新人賞:上白石萌音
作品賞:
ミュージカル部門 「ナイツ・テイル-騎士物語-」
ストレートプレイ部門 「ヘンリー五世」
2.5次元部門 「舞台『刀剣乱舞』悲伝 結いの目の不如帰」

カテゴリー

ジャンル

カレンダー

アーカイブ

劇団別ブログ記事

猫のホテル

文学座

モナカ興業

谷賢一(DULL-COLORED POP)

劇団青年座

劇団鹿殺し

 はえぎわ

柿喰う客

ONEOR8

M&Oplaysプロデュース

クロムモリブデン

演劇集団 円

劇団チャリT企画

 表現・さわやか

MONO

パラドックス定数

石原正一ショー

モダンスイマーズ

ベッド&メイキングス

ペンギンプルペイルパイルズ

動物電気

藤田記子(カムカムミニキーナ)

FUKAIPRODUCE羽衣

松居大悟

ろりえ

ハイバイ

ブルドッキングヘッドロック

山の手事情社

江本純子

庭劇団ペニノ

劇団四季

演劇チケットぴあ
劇場別スケジュール
ステージぴあ
劇団 石塚朱莉