【連載②】著名人がカタルーサ!ハライチ 岩井編(フエルサブルータ)

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ハライチ岩井勇気が世界で話題のエンタメショーに熱狂

世界中が熱狂し、観る人の五感を震わせる体験型エンターテインメント集団・フエルサ ブルータの最新作「WA!!」の色鮮やかな舞台写真、楽しげな来場者の写真がSNS上にアップされ大きな話題となっている。現在、東京・品川プリンスホテル ステラボールでロングラン公演中の本作を、お笑いコンビ・ハライチの岩井勇気が体験。”人に説明するのが難しい”と言われるフエルサの魅力や楽しみ方を語ってくれた。

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――「フエルサ ブルータ」を初めて見たときの感想を教えてください。

初めて見たのは赤坂。誰かの夢の中に入ってしまった時と全く一緒でした。

――見る前と見た後で、気持ちの変化はありましたか?

開放的な自分を出すことに、あまり恥ずかしさを感じなくなりました。

――上演中の写真・動画撮影が可能ということもあり、女性に人気の公演ですが、男性からみたフエルサの楽しみ方は?

場内手前にバーカウンターがあるので、そこで一杯飲んでから入ったほうが良い! 前情報を入れずに(内容を知らずに)行ったほうが良いです。

※本公演は、会場内で販売されている飲食物に限り、場内への持ち込みがOKとされている。アルコールを飲みながらの参加も可能

―― 一緒に参加するとしたら、だれと一緒に見たいですか?

自らを表現し、舞台に立つような立場の人と見に行きたいですね。

――今回の作品テーマである「WA!!」には、驚いた時の「わっ」、日本を表す「和」、平和の「和」、つながりを表す「輪」など、様々な意味がありますが、岩井さんにとってはどんな「WA!!」になりましたか?

演者さんもお客さんと一緒に楽しんでいて……、全体の中の一人……「我」のWA!!

――これから友達をフエルサに誘うとしたらどんな誘い文句で誘いますか?

“見たことない自分に出会えるよ”――。

公演の感想として「誰かの夢の中に入ってしまった時と全く一緒」の感覚があったと答えてくれたハライチ岩井だったが、そもそもフエルサ ブルータとはなんなのか。そのルーツには、フエルサ ブルータの芸術監督を務めるディキ・ジェイムス氏が提示する「自由」という言葉があった。



フエルサブルータのルーツ

フエルサブルータは世界30ヵ国以上、約500万人以上が体験し、世界中で非常に高い評価を得て今に至っている。演出の常識を、舞台の枠を越えて表現したいものは「自由」だと言う。

この「自由」の意味を知るためには、フエルサ ブルータ誕生の地・アルゼンチンの歴史を少し振り返えらなければならない。80年代前半のアルゼンチンは、独裁軍事政権が政治を握っており「汚い戦争(Guerra Sucia)」と呼ばれる、多くの人間が誘拐され行方不明になったり、死亡するという悲劇が起こっていた。軍事政権下では文化的なものは検閲され、公共の場所での集会が禁止されていたのだが、ブエノスアイレスは、コロン劇場を始め大小の数多くの劇場がある都市。当時の役者や作家は密かに集まり地下で上演を継続していたそうだ。

そんな政権下の後半についに芸術家が立ち上がり、多くの妨害に遭いながらも軍事政権に屈せずオープンシアターで表現を始める。1982年11月に独裁政権が倒れると、映画、演劇、ダンスなど表現者達のムーブメントは一気に爆発。そんな時代に18才だった芸術監督のディキ・ジェイムズ氏は、1984年に「La Organización Negra(ラ・オーガニゼーション・ネグラ)」を大学で結成する。



映像を観る限り、内容は非常に”アングラ”なもの。今の明るいフエルサと随分雰囲気は違うが、これこそが今のフエルサを創る上での前段階であり、芸術の可能性を広げるための”実験演劇”だった。彼らは屋外でワイヤーなどを使い、様々な表現を進めていく。

その後、この集団の何名かのメンバーにより作られた「De La Guarda(デ・ラ・グアルダ)」が、1998年にニューヨークのオフブロードウェイに進出し、世界に知られるきっかけとなる。



エンターテインメントな公演に仕上がってはいるが、内容は今より過激。”水”を使ったパフォーマンスも、当時は今やったらクレームになるほどの水量で、参加者が濡れまくる公演であった。

2003年には、解体前の劇場を改造して初めて東京で本作が上演され、芸術監督ディキ・ジェイムズ氏が初来日を果たした。2004年にこの「De La Guarda」が解散し、新たに誕生したのがパフォーマンス集団「FUERZA BRUTA(フエルサ ブルータ)」である。

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パフォーマンスは縦横無尽に自由に飛び回り、劇場の隅すらも表現の場となる。「待って観る」公演ではなく「自ら壁を突破」する公演を行いたいと言うディキ・ジェイムス氏。ディキ氏は、この公演を「祝祭」だとも語っている。自由を謳歌し、自由をかみしめる「祝祭」だと。



ディキ氏の創り上げる全ての作品に共通する哲学は「自由」。

アルゼンチンのバックストーリーを考えつつ、フエルサ ブルータを体験してみるのも一興かもしれない。12月14日(木)からは、より入りやすい価格で新シーズンがスタートする本公演を、ぜひ一度ご覧いただきたい。

チケット情報はこちら


<お問合せ>
キョードー東京 0570-550-799(平日 11:00-18:00 / 土日祝 10:00-18:00)

<公演・チケット情報>
 チケットぴあ:http://w.pia.jp/t/fbw/ (PC・携帯共通)

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