今をときめく若手俳優、吉沢亮が観る「フエルサブルータ」
世界初公開の巨大舞台装置”ウィンドトンネル”とは?
ーー「相当楽しかったし、かっこよかった」
そう語るのは映画『斉木楠雄のΨ難』や『銀魂』でも活躍していた吉沢亮。
端正な顔立ちで一見クールな表情の彼でも、興奮することがあるみたい。
そんな吉沢亮さんで観る「フエルサブルータ」をご紹介します。
■外国人の目でみる 「日本」 を五感で体験できる!
「WA!というタイトルの通り日本の文化が取り入れられていて、日本ってこういうもの と分かってもらえるような演目になっている」と吉沢さん。確かにこのフエルサブルータは、甲冑を着たサムライが出てきたりニンジャが走っていたり、まさに「Japan」を象徴するモチーフがたくさん。
海外の方におススメなのは勿論、日本人でもおススメです。日本ってこんなカッコよく見えるんだ!と再発見できること間違い無し。外国の方に「日本のイメージって何ですか?」ってよくインタビューをしていますがその答えを五感で体験できるのが、この、フエルサブルータなのかもしれません。
■身体能力が高いパフォーマーでないと不可能らしい
このフエルサブルータ、スゴいのは舞台装置だけではありません。キャストがとにかくスゴい。壁を走る、ランニングマシーンを走る、逆さまになって高速回転する。名こそ未だ知られていないものの、彼らの身体能力は並のものではないのです。ポテンシャルの高さは勿論本場アルゼンチンで更に鍛え上げられた彼らですから、吉沢さんが感心するのも頷けます。
ちなみに吉沢さんが身振り手振りを交えて興奮気味に説明してくださったのが次項の「ウィンドトンネル」という演目。
■世界初公開の巨大舞台装置「ウィンドトンネル」のスゴさ
これまでの作品では使われなかった最新の巨大舞台装置、「ウィンドトンネル」。雲が横方向に流れていますが、どういう仕組みなのか分かりますか?
実は車や飛行機のデザインなどをするときに、空気抵抗などを実験として視る”風洞実験装置”から発想を得ているんです。(筆者はそもそもコレを見たことも無かったのですが)透明の密閉された空間に流れる煙。その煙が左から右に流れ美しい模様を描き出します。実務で使用していた機械から着想するなんて、なかなか思いつきませんよね。
さらにその中にはGEISHAのような女性パフォーマーが。彼女達はこの空間を縦横無尽に動き回り、なんだかサイバーパンクで近未来的な雰囲気すら感じます。密閉された空間の中に、6千本のパイプ。巨大なファン6台をフル稼働させて巻き起こす煙。その煙の模様とパフォーマーの動きで本当に幻想的な光景を目の前で作り出すのです。
…とまあ、仕組みはざっくり分かりましたでしょうか?ただ、これは映像や写真だけでは絶対にわかりません。
ぜひ、生で体感してみてくださいね!
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