【「人間風車」連載(4)】写真満載!笑いと白熱の稽古場レポート

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9月28日(木)に東京芸術劇場プレイハウスにて開幕する、PARCO&CUBE 20th present『人間風車』

『ダブリンの鐘つきカビ人間』や『MIDSUMMER CAROL〜ガマ王子VSザリガニ魔人〜』(『パコと魔法の絵本』として映画化)で知られる後藤ひろひと原作の本作は、1997年に後藤さんが劇団「遊気舎」に書き下ろした"童話ホラーの傑作"と言われる作品です。

パルコ版としては14年ぶりの上演となる本作は、成河さん、ミムラさん、加藤 諒さんをはじめとする熱いキャストが集結。さらに、演出は、過去に本作に役者として携わっていた河原雅彦さん! 脚本自体も、後藤さんの手で改稿され、「伝説の衝撃を超える震撼のラスト」が味わえるという、新たな演劇として上演されます。

★概要やあらすじは連載第1弾をご覧ください。

げきぴあ連載では、出演者の成河さん、ミムラさん、加藤 諒さん、演出の河原雅彦による座談会(1)(2)(3)をお届けしてきましたが、今回は、お待ちかねの稽古場レポート。熱い空気をお楽しみください!

この日は、稽古開始から約10日という日。稽古場にはセットも立てられていました!

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▲真ん中にあるのは回転舞台。かなり大きなもので、公園の遊具のような雰囲気もあります。この舞台がぐるーっと回る姿は、どこか絵本のページをめくるような感覚も。

 

 

この日は物語の序盤、成河さん演じる売れない童話作家・平川が公園で子供たちにオリジナルの絵本を読み聞かせるシーンや、その絵本の世界を再現する賑やかなシーンなどが稽古されました。

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▲子供たちに読み聞かせをする成河さんの芝居は魅力的。抑揚をつけた喋り方と身振り手振りで語り上げます。観ているとお話に引き込まれてしまうので気付きにくいですが、かなりの長台詞です!

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▲マイペースで頼りなくてお金がない、だけど子供たちにも愛され幸せそうな平川。成河さんの切れ者的な雰囲気とのギャップに、「あれ?本当に成河さん?」と何度か疑ってしまいました(笑)。

 

 

この作品の見所のひとつ、絵本の再現シーンはポップで賑やかで笑いもたっぷり!

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▲絵本の中の王様役の今野浩喜さん(左)と家来役の小松利昌さん(右)。2人のアドリブに稽古場は大爆笑。シーンを繰り返すたびに違うネタ(?)を出してくるところはもう本当に流石です!

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▲物語の中では重要な役どころを担う良知真次さん(左)と矢崎広さん(右)ですが、絵本のシーンではユニークなキャラクターを演じます。このときは、表情から伝わりそうですが、矢崎さんが暑苦しく振り切ったお芝居を披露していました(笑)。

NL1_4144.jpg▲絵本シーンでの堀部圭亮さんは、なにかと注目!この堀部さんが観たくてリピートする方もいるのではないか!?と思うクセになる面白さでした。

 

 

平川がつくる物語はどこか現実的すぎたり夢がなかったり。大人には不評ですが、子供たちはみんな大好きです。そんな子供たちを演じるのが......

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▲このメンバー!みーんな平川のお話が大好きな小学生の子供です。松田凌さん(画面右端)のお調子者男子っぷりは普段はなかなか見られない姿では!?

NL1_4117.jpg▲楽しげな雰囲気が素敵。しかしここから"童話ホラー"になっていく......と考えると怖い!

 

 

そんな平川のお話を公園の影でこっそりと楽しみに聞いているのが、変わった感性を持つ31歳の青年・サム。この物語を大きく動かす役割を担う登場人物です。

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▲サムを演じるのは加藤諒さん。子供たちが楽しく遊んでいるところにふとサムが現れるシーンで醸し出した独特な空気は印象的でした。実はこの役、14年前には演出の河原さんが演じています。

 

 

サムの姉で、ひょんなことから平川と知り合い、仲を深めていくアキラは、ミムラさんが演じます。サムとは違った角度からこの物語のハンドルを切る重要な役どころです。

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ミムラさんは、その場にいるだけで周りの空気が澄んでいくようです。それでいて、とってもストイックな方だというのが、稽古中の様子からも伝わってきました。過去に掲載している座談会ではそんなミムラさんのストイックさがガツンと披露されているので、ぜひそちらもお読みください!

 

 

緊張感もありながら自由さもある素敵な雰囲気の稽古場。河原さんの演出は丁寧で、少しずつ何度も繰り返しながら、段々と詰めていきます。その中では、芝居はもちろんのこと、客席からの見切れや見やすさも厳密に考慮しながら進められていたので、どの席の方も安心してお越しください!

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▲笑いも交えつつ、伝えることはバシッと伝える河原雅彦さん(左)。この日は、あらかじめ河原さんが「(テンポよく)ポンポンいきたい」と話していたにもかかわらず、アドリブをやらずにはいられない人が続出。それに「すぐこうなっちゃう...」と苦笑いする姿も(笑)。

 

 

お芝居やセットももちろんですが、何よりも印象的だったのは、キャストの皆さんが楽しそうに演じている姿。そんな中に河原さんによって濃密さがギュギュッと足されていく稽古を見学して、その先にある本番がもっともっと楽しみになりました。過去公演をご覧になられた方も、ぜひお楽しみに!

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『人間風車』は、9月28日(木)から10月9日(祝)まで東京芸術劇場プレイハウスで上演。その後、大阪ほか各地で上演予定。

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