2017年9月 8日アーカイブ

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ensho_01.jpg 三遊亭円生を演じる大森博史と、古今亭志ん生を演じるラサール石井

こまつ座の舞台「円生と志ん生」が9月8日から新宿の紀伊国屋サザンシアターで上演される。

三遊亭円生と古今亭志ん生は、共に「昭和の名人」といわれる域まで芸を作り上げた噺家。

リズムとテンポで軽妙な芸を得意とする兄弟子の志ん生と心に沁みる人情話を得意とした円生。終戦直後・激動の満州で、命を懸けた2人の珍道を描いた、井上ひさしならではの評伝劇だ。

本作の囲み取材が行われ、演出の鵜山仁と、出演する大森博史、ラサール石井、大空ゆうひ、前田亜季、太田緑ロランス、池谷のぶえの6人が登壇した。動画は囲み取材の冒頭の挨拶を抜粋したもの。【動画4分】

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(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ

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『散歩する侵略者』の映画化も話題の前川知大率いるイキウメ。彼らの代表作のひとつ『関数ドミノ』が瀬戸康史をはじめとする新キャスト、新演出によって上演されることとなった。2005年、2009年、2014年と再演を重ねてきた今作だが、これまでは当然ながらすべて前川の演出、キャストはイキウメの劇団員。この人気作が外部に託されるのは初めてだ。前川自身が2009年版をもとに加筆した脚本でつくられる新たな『関数ドミノ』がどのような公演になるのか、演出を担当する寺十吾に話を聞いた。

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寺十吾

寺十さんは以前、役者として前川さんが脚本を手がけた作品に出演されたこともありますが、今回演出として前川作品に携わるにあたって、その魅力をどんなふうに捉えてらっしゃいますか?

「本当に独特な世界観ですよね。超常現象的な、不可解な現象を扱っていながら、そういう設定と演劇的な現象とが常にシンクロしているのが面白いなと思います。舞台上のことが絵空事ではなく、登場人物の関係やものの考え方が実際にありえるもののように観る人たちを侵食していくところが魅力ですね」

「演劇の嘘」が最大限利用されている作品ということですね。今回、『関数ドミノ』を演出するにあたって重視するポイントを教えてください。

「物語をつくるというよりは、見つける過程の方が多くなるかなと思います。『この話は次の段階ではこうなっているから、そこに物語を運ぼう』ではなく、『このやり方をしたらどこに行っちゃうのかな?』という試みを、繰り返し繰り返し行いたいですね。目標をつくってそこに向かうのではなく、舞台上に現象がどうしたら立ち上がっていくのかを関係性を通じて探す、掘り当てる、というほうが近いかもしれない」

寺十さんが演出をされるときはいつもそういう方法をとっているのですか?

「いえ、ケースバイケースです。今回は前川さんの作品だからこそ、特に『探す』ことを楽しみたいな、と思っています」

『関数ドミノ』にはSFの要素もあり、舞台上でそれをどう表現するかの余地が大きい作品のように思いますが、そのあたりはどうお考えですか?

「僕は初演の映像を拝見して『これでいいじゃん、十分面白いじゃん』って思ったんですよ(笑)。じゃあ今回の魅力は何かといえば、やはり役者さんが全員変わっていること。それによって新しい関係ができますからね。もう、演出として改めて何かをするという欲がわかないくらい過去の作品が面白かったから、『俺の演出だったらこうやる』という気負いをなるべく捨てたいと思っています」

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ジョニー・デップ主演、米アカデミー賞7部門にノミネートされた映画を舞台化したブロードウェイミュージカル「ファインディング・ネバーランド」がいよいよ本日、開幕する。

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本作は名作"ピーターパン"ができるまでの実話を描いた感動ストーリー。

スランプに陥っていた劇作家のバリは、父を失った少年・ピーターら4兄弟と母親である未亡人のシルビアと出会い交流する中で、名作を生み出してゆく。

「ヘアー」「ピピン」など、いくつものトニー賞を受賞しているブロードウェイトップ演出家、ダイアン・パウルスが手がけ、本国アメリカでは観客が選ぶベストミュージカル賞(Broadway.com)を受賞するなど注目を集めるも、日本での上演は今回が初めて。

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新国立劇場開場20周年記念演劇公演の第二弾として、2014年の米ピュリッツァー賞で最終候補になった秀作、ジョーダン・ハリソン作の『プライムたちの夜』が11月、小劇場にて上演される。

新国立劇場開場20周年記念公演

『プライムたちの夜』

-世界の今を伝える現代演劇セレクション-

http://www.nntt.jac.go.jp/play/performance/16_009663.html

チケット一般発売は9月9日(土)から



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本作は「世界は今...」をキーワードに、現在の海外の演劇シーンから上質な戯曲を紹介するという、新国立劇場の企画。同劇場は過去にも、現代の海外戯曲をたびたび取り上げているが、それらはいずれも明確なコンセプトの元、演劇芸術監督の宮田慶子自らがセレクトしている。"日本初演"にこだわり、同時代の劇作家たちが世界の何を見、どんな切り口で問題提起しているかを日本に初めて伝える役割も担っている。

過去、同劇場がセレクトした作品は『負傷者16人-SIXTEEN WOUNDED-』『永遠の一瞬-Time Stands Still-』『バグダッド動物園のベンガルタイガー』『フリック』の4作品。

最初の3作品は、いずれも戦争が切り口。一作目となる『負傷者16人』は宮田慶子演出で井上芳雄が新国立劇場に初登場した。宗教に身を捧げたが故に、大切な人との心の交流をついに断ち切る男。人生の岐路に立たされた男は、最後に自爆テロという悲劇の道へと突き進む。2012年上演。まさにタイムリーなテーマを扱う作品で、全公演がほぼ完売するなど、反響も大きかった。

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