2017年4月10日アーカイブ
スタジオアルタの運営により7月7日、東京・有楽町の有楽町マリオンに新劇場オルタナティブシアターがオープンする。
そのこけら落とし公演として歴史ロマン『アラタ ~ALATA~』の上演が決定。4月4日に製作発表会見が行われ、脚本の横内謙介、構成・演出の岡村俊一、ダンスクリエイターとして参加するElina、"チャンバラスペシャリスト"として参加する早乙女友貴、そして、オーディションで出演が決まった新鋭・吉田美佳子らが出席した。
スタジオアルタの発表では、同劇場は外国人観光客が観客の7割と見込んでおり、言葉の壁を取り払うべく、セリフなし(ノンバーバル)でダンス、殺陣などのパフォーマンスで構成するという。戦国時代から現代にタイムスリップしてきたサムライ"アラタ"と現代を生きる東京の女"こころ"を中心にしたアクションラブストーリーが展開する。2018年の3月までに500公演、14万人の動員を見込んでいるという。
横内は、ここ数年、次々と劇場が閉鎖に追い込まれてきた状況に触れつつ、そんな中で新たな劇場がオープンするということを「逃してはいけないチャンス」と捉える。観客の大半は外国人となるが「自分たちが『おいしい』と思えないものを外国人に出して『おいしい』と思ってもらえるわけがない。セリフはなくともストーリーがちゃんとあり、楽しく、刺激的で感動できるものにするのが私の務め。現代へのメッセージも多分に含まれています」と語った。
岡村はテーマを「こと」と「もの」とし「現代人はものに頼って生きていて、『愛してる』という表現でも、本当は愛してるだけでよかったのに、指輪を交わしたり、ものに感情を特化している。そのことに現代人と古代人の出会いを対比させて描き、肉体で表現していく。外国人にここに日本の心があると伝わる作品にしたい」と意気込む。