キャラメルボックス、2014年のサマーツアーは時代劇2本立て!
3度目の上演となる人気作『TRUTH』と、
その前日譚を描く新作『涙を数える』を交互上演します。
時代劇はキャラメルボックスの屋台骨のひとつとなっており名作も多数ありますが、その中でもドラマチックなストーリー展開で重厚な印象がある『TRUTH』。
その重みは、キャラメルボックスでは珍しく"敵役"として登場する<長谷川鏡吾>のキャラクターに寄るところも大きいと思われます。
新作『涙を数える』は、その<長谷川鏡吾>の若き日の物語。
国許の上田で暮らしていた21歳の鏡吾が遭遇した、悲しい事件を描きます。
キャストは、鏡吾に多田直人。
さらに辻本祐樹、池岡亮介というフレッシュな若手俳優を迎えて贈る本作、『TRUTH』に負けない熱くドラマチックな物語でありながら、やはり若者らしい"青春"も感じられそうな予感がします!
7月某日、その『涙を数える』の稽古場を取材しました。
鏡吾役:多田直人さん
明一郎役:辻本祐樹さん
聞多役:池岡亮介さん
ここでキャラメルボックス初参加のおふたかたをちょっと振り返ってご紹介☆
辻本祐樹さん
池岡亮介さん
...Dステ14th『十二夜』
さて、お伺いした稽古場では"殺陣"の稽古の真っ最中。
時代劇ならではですね~。
先日伺った『TRUTH』の稽古場にいらっしゃった武田浩二さんの姿も。
(武田さんはコチラでも殺陣指導をご担当されています)
武田さんと一緒に、アクションを若手に伝えていたのが岡田達也さん。
辻本さんや池岡さんの動きを、武田さんと岡田さんで実演してみせていきます。
...つまり岡田さん、出演しながら自分の役以外の殺陣もアタマに入っているんですね!? スゴイ。
「まず身体が開いちゃうと、次の動きを待っているのがわかっちゃうから、まずは目だけで振り向いて」等々、細かな見せ方も伝えていく岡田さんです。
キャラメルボックスの立ち回りは、見せ場を決める華やかさがありながらも、どこか泥臭さもあり。
足が出たり掴みあったりもするんですよね。
リアルが伝わってきます。
物語の処々に散りばめられた殺陣のシーンのみをピックアップして稽古しているようで、稽古は殺陣の連続。
多田さん、ものすごい汗です...。
というのも、鏡吾、ほとんどの殺陣シーンに絡んでいるのです!
動きっぱなしの多田さんに、演出席の真柴あずきさんからも「多田が大丈夫だったら次に行きましょう...」と気を遣った発言なのですが、
当の多田さんは「続きましてー、"悲しき戦い"」「続きまして、"ザ・ラストバトル"」とシーンにカッコいいタイトルをつけてどんどん進んでいくのです!
頼もしい~!!
そして岡田さんからもしたたり落ちる汗!
そしてそして、岡田さんの頼れる兄貴っぷり!!
その岡田さん演じる南条は、ここでは詳しくは明かしませんが、なかなかのキーマンです。
殺陣稽古ののち、シーンごとの稽古もありましたが、ラストに近いシーンでしたので写真メインでお届けします。
原田樹里さん。可憐です。
辻本さん扮する明一郎の浮かべる笑顔は、悲しみの中に最後に爽やかな風が吹く気がしました。
池岡さんの演じる聞多は飄々としていて、オイシイ役どころのような...。
坂口理恵さんは鏡吾の母親役。
おそらくこの母親が鏡吾の良心を育てていくのでしょう。
取材中、出番のなかった西川浩幸さん。
稽古場の隅で作業中のところを激写。
最後に多田・鏡吾の鬼気迫る表情を!
『涙を数える』は『TRUTH』の前日譚ですが、単独でも見てもストーリにー疑問がわくことは全くありません。
ただ...2本通して観ると、『涙を数える』から『TRUTH』に至る間の鏡吾に、その時間のすごし方に、(勝手に)思いを馳せてしまって、やるせなくなってしまいそうな予感がします...。
出来れば2本併せてご覧になることを、おススメします!
東阪で開催されるキャラメルボックス2014年夏のツアーですが、『涙を数える』は東京のみの上演です。
お見逃しなく。
【公演情報】
7/30(水)~8/16(土) サンシャイン劇場(東京)
●お得なチケットも続々販売決定!●
【『TRUTH』撮影会付きチケット】
終演後のキャストと記念写真が撮れる特典付きチケットです!
※30組限定販売です!
★詳しくは、撮影会付きチケットページをご覧ください。
【タイムズ
スパ・レスタとのコラボ企画チケット】
(東京公演のみ)
夏休みのイベントのひとつに演劇とスパをセットでいかがでしょう?
今回のお得なチケットは【キャラメルコラボ入館券】と【キャラメルステイパック】の2種類をご用意!
★詳しくは、コラボ企画特設ページをご覧ください。
[同時上演]『TRUTH』
7/26(土)~8/17(日) サンシャイン劇場(東京)
8/21(木)~25(月) サンケイホールブリーゼ(大阪)