この夏注目の招聘ミュージカル「アメリカン・イディオット」の全米ツアーキャストにインタビュー第2弾!
今回はウィルの恋人ヘザー役を務めるKennedy Gaughell。
笑顔がかわいい!
子どもが生まれても毎日ソファでTVを見て何もしないウィルに対し、
ヘザーは現実と向き合い成長をしていく強い女性です。
★ウィル役のインタビューはこちらから
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<ヘザーについて>
彼女の話は誰にでも起こる話だけど、あまり話されない話でもある。
全編を通して言えるのは、彼女自身を見つける旅だってことかしら。
彼女は最初普通の高校生が考えるように、人生はいい事ばかりだと思っていたの。
でも人生は自分の為でなく、隣にいる男と子供の為に選択をしなければならないという現実に直面する。
全体を通して彼女の感情が変わっていくのがわかるのは、演じていてすごく楽しかったわ。
21Gunsでは過去に捕われず、自分と子供の為に、新たな道を行くという変化がみえるの。
望めばより良い環境へ行けるという証だと思う。
別れ、それぞれの道を歩む、よくある悲しい話だけど、とってもリアルな話よね。
<演じていて面白い部分は・・・>
この作品はロックンロールな動きが盛りだくさんなの。
スティーヴン・ホゲット(※)の振付ひとつひとつが、ショーを体現しているわ。
ヘッドバンギング一つにしても、ただそれだけの意味じゃないの。
行き詰まった人生へのフラストレーションを表現していたり、パーティー中を表現していたり、振付の手法として使われていたり、様々よ。大きな動きはもちろん、ソファーでの細かい動きまですべてが振付されている。
だから彼の振付は美しいと言われるのだと思うわ。
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(※)スティーブン・ホゲットは、人の感情・心情を見事に体現するユニークな振付で有名な振付家。
ブロードウェイで大人気の「ONCE」の振付も担当。「ブラック・ウォッチ」で2009年ローレンス・オリヴィエ賞受賞。
Vol. 3もお楽しみに!!