全米・全英が熱狂したブロードウェイミュージカル「アメリカン・イディオット」が今年夏、遂に日本に!
現在、全米ツアー真っ最中の出演者にインタビューを実施。自身の役の事などについて語ってもらいました。
圧倒的な人気を誇るパンク・ロックバンドGREEN DAYの代表的アルバム「アメリカン・イディオット」をミュージカルとして舞台化。
(世界中の人々の度肝を抜いた同アルバムは、全米全英チャート1位を獲得!)
バンドのボーカル、ビリー・ジョー・アームストロングとミュージカル「春のめざめ」の演出でトニー賞を受賞しているマイケル・メイヤーによる共同脚本でも注目を集めた本作は、新時代のロックミュージカルとなり、グラミー賞とトニー賞を受賞しました。
輝ける未来を夢見て故郷を飛び出そうとした3人の青年達が、9.11後の世界で人生の意義を見つけようともがき、 現実の厳しさを突きつけられ、葛藤し成長していく姿を描きます。
インタビュー1人目は、親友達と都会へ飛び出す決心をするも、恋人から妊娠を告げられ町(家)に残る「ウィル」役を演じるO'Farrell, Casey。
落ち込み、ソファーの上でずっとふてくされているという難しい役どころを演じます。
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この作品は今のアメリカを語っている。
小さな町の日々の生活に慣れてしまい、それが当たり前になって逃れられないでいるんだ。ウィルはその象徴で自分の世界にこもってしまう。一方同じ状況の中で、(恋人)ヘザーは妊娠を機に変わっていく。だから別れの場面はこの作品の中でも面白いポイントだよ。ダンスでもその動きの裏にある感情表現に気を使っているからね。
リハーサル中からウィルになりきる為、彼の様に一人ソファでふてくされていたよ。色んな感情で悩んでいるうちに、90分間そうしている事が楽しくなったんだ。ウィルそのものになっていたよ。
こうやって自分自身とキャラクターとの違いを埋めていくのは楽しいと感じたね。彼は自分が頼りなくて落ち込んでいるけど、その姿に悲しんで欲しくないし、不満ばかり言っていると思ってほしくないと思っている。ウィルは自分がそんなひどいやつじゃないし、弱くないと信じているんだ。
みんなも自分が何か間違った時、非難されたくはないけれど、同情はしてほしいと思うでしょ?
ウィルの人間らしさは、多くの人から共感を得ているし、これからも人々の心に響いていくと思っているよ。
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Vol. 2もお楽しみに!!