暑い日が続きますね。どうもこんにちは。アマヤドリ主宰の広田淳一です。
東京芸術劇場はニ〇〇八年の『旅がはてしない』、そして十一年の『ロクな死にかた』、さらにはアジア舞台芸術祭に参加するなど僕らにとっては縁の深い劇場です。あと、僕の家のすぐ近所です。徒歩五分。だから、まるで繭のような白いシートに劇場が覆われているその間、ああ、今この中で「変身」が進んでいるんだなあ、といつも横目で見ておりました。いま、劇場が晴れて羽化の時を迎えようとする時に、劇団名を改め、同じく「新生」の時を迎えた僕らが立ち会えるのは、なんともありがたいことです。いいお披露目になりますよう、もうしばらく、繭の中でもがきます。
写真は、「新生芸劇の見学に来た劇団員の渡邉圭介の図」です。