新橋演舞場「六月大歌舞伎」が6月5日に開幕!!

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新橋演舞場「六月大歌舞伎」が6月5日に初日を迎えました。
既にワイドショーやニュースで大きく報道され、大変注目されている今回の舞台。
人気歌舞伎俳優の市川亀治郎さんが四代目市川猿之助を襲名、とこれだけでも充分ビッグニュースなのに、俳優の香川照之さんと息子の政明くんがそれぞれ九代目市川中車と五代目市川團子を襲名し、ともに歌舞伎の舞台に初めて立つという、前例のない大きな出来事も重なりました。
その香川さん、父で当代の猿之助さん(当月、二代目市川猿翁を襲名)とは、実の親子でありながら45年間という長い年月絶縁状態でした。
しかし、香川さんは長男政明くんの誕生を機に、息子と共に歌舞伎界入りを決断。
従兄弟である亀治郎さん(新猿之助)の力を借り、また父・猿之助さんとも和解をして、ようやく襲名興行の初日の舞台に立ったという、なんともドラマティックな話に日本中から熱い視線が注がれたわけです。

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この貴重な襲名興行初日の「口上」を、劇場で観られなかった方のために、ほぼ再現して掲載しました!!

写真は福山雅治さんがスチール写真撮影した"四代目猿之助の『口上』ニューバージョン"のポスター画像。
tobuennoske.jpg
亀治郎さんが福山さんに「是非ともお願いしたい」とお話しして実現したそうです。
撮影時、福山さんが考えたコンセプトは、"飛び出せ 新猿之助"ともいえる空を飛ぶ裃姿の亀治郎さん。
飛び出していきそうなスチール写真の出来上がりに、福山さんと亀治郎さんは大満足だったとか。

昼の部の「口上」より。

--市川亀治郎改め四代目市川猿之助のコメント--
「いずれも様に置きましても恐悦至極に存じ上げ奉ります。
山城屋のおじ様、松嶋屋のおじさまをはじめご列座の方々より温かきお言葉を頂き誠にありがとうございます。
山城屋のおじ様からご披露いただきました通り、長年名乗ってまいりました二代目市川亀治郎を改めまして叔父の名跡、また澤瀉屋代々の名跡を市川猿之助を四代目として襲名いたす運びと相成りましてござりまする。
松竹株式会社をはじめ、新猿翁、そして父、また諸先輩の方々、同輩の方々、後輩の方々、澤瀉屋一門の面々、皆様のおかげで今日があると思います。
近い先祖、遠い先祖、目に見える存在、目に見えない存在、お世話になっている人々、またこの世を去ったお世話になった人々、すべての方々に熱く熱く御礼申し上げる次第に存じます。
正直申し上げまして亀治郎という名にまだまだ愛着がございますが、そのことを尊敬する梅原先生からお言葉を頂戴いたしました。
フリードリヒ・ニーチェという大哲学者がございまして「運命愛」ということは外に起こった運命、外側から降りかかった運命をさも自分が欲したかのように愛するこれが「運命愛」だよ。
君はその「運命愛」に従ってこれから生きなくちゃいかんというお言葉を頂きました。
今までは、色々なインタビューなどでまだまださみしさ6分、うれしさ4分と申しましたが、今日この日、猿之助を襲名致しまして、うれしさ100%でございます。
皆様のご贔屓を賜りまして、澤瀉屋一門と手を携えましてどうか歌舞伎をますます盛り立てたいと考えております、皆様のご贔屓ご支援なくてはかなうことではございません、私この歌舞伎のために命を捨てる覚悟でございまする。
皆様におかれましては、熱い熱いご声援の程、ひとえにお願い申し上げる次第に存じます」

--市川中車(香川照之)のコメント--
「いずれさまのご尊顔を拝しまして恐悦至極に存じまする。
ただいまは御列座の皆様からお言葉を賜りまして誠にありがたく存じまする。
坂田藤十郎様より御披露いただきました通りこのたび松竹株式会社のおすすめにより、また諸先輩方関係各位の皆様方のご理解とお力添えを賜りまして、九代目として市川中車の名跡を襲名させていただく運びと相成りましてござりまする。
この中車の名跡は近代では戦前に大活躍なさいました七代目そして戦前には私の曽祖父初代猿翁の弟、私にとって大叔父にあたる八代目が幅広い役柄を演じまして伝えてまいりました由緒ある名前でございます。
この大きな大きな名前を曽祖父、祖父の50回忌追善のこの興行にて襲名させていただきますことは誠にありがたく感無量の思いが致しまする。
同時に歌舞伎の舞台に初めて御目見えいたす私は生涯をかけ精進し九代目中車を名乗らせていただきます責任を果たしてまいりたいと存じております。
そしてここにおりまするは息子の政明でございまするがこの度五代目團子を名乗り初舞台を勤めさせていただく事と相成りましてござりまする。
今後は親子ともに懸命に精進して舞台を勤めてまいります。
何卒いずれも様におかれましてはご指導ご鞭撻を賜りますよう、末永く宜しくお願いを申し上げ奉りまする」

--市川團子(香川政明)のコメント--
「市川團子でございます。
猿翁のおじい様よりずっと立派な俳優なる事が私の夢でございます。
一生懸命精進いたします。
どうぞご声援のほど宜しくお願い申し上げ奉りまする」

--市川猿翁のコメント--
「市川猿翁でございます。
いずれも様も相変わらぬ御贔屓のほど隅から隅までずずずいーとこい願い上げ奉りまする」


夜の部『ヤマトタケル』本編前の口上より。

--猿之助--
「前例がなければ作ればいいというのがモットーで、不可能を可能にするのが澤瀉屋。
三代目猿之助は偉大な存在でございます。
三代目猿之助といえば、古典歌舞伎はもちろんの事、スーパー歌舞伎の創始者です。
スーパー歌舞伎はいまや立派な古典になったと思っております。
『ヤマトタケル』をやらせて頂きたいという念願かなった事は、皆様の熱い熱いご支援の賜物です」

--中車--
「1986年に新橋演舞場で『ヤマトタケル』が初演された当時私は学生で、新しいひとつの文化を遠くきらびやかな絵巻物のように見ていた記憶がございます。
それから何十年が経ち、まさかその『ヤマトタケル』で初めて歌舞伎の舞台に御目見得させて頂くことになるとは、本当に有難く夢のようです」


<演目>
昼の部
『小栗栖の長兵衛』
『義経千本桜 川連法眼館』

夜の部
スーパー歌舞伎『ヤマトタケル』

「六月大歌舞伎」は、6月29日(金)まで東京・新橋演舞場にて上演中。
なお、襲名披露興行「七月大歌舞伎」(7月4日(水) ~ 29日(日)も同劇場にて開催される。

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