2011年2月 7日アーカイブ

【演劇ニュース】

琉球王国の興亡に、聡明で美しい少女・真鶴(まづる)の数奇な運命を絡めて壮大なスケールで描いた池上永一の長編小説『テンペスト』。このベストセラーを羽原大介(映画『パッチギ!』『フラガール』)の脚本と、堤幸彦(ドラマ『SPEC』、映画『BECK』)の演出でエンタメ色豊かに舞台化したのが本作だ。主演の仲間由紀恵と堤はヒット作『TRICK』シリーズでもタッグを組んだ仲。期待が高まる2月5日、東京・赤坂ACTシアターで行われた公開リハーサルを観た。

約150年前の琉球王国。男しか上級官僚になれないため、真鶴(仲間由紀恵)は男性と偽り科試(官僚になる為の試験)を受け合格する。孫寧温(そんねいおん)と名前を変え、王宮の踊り子で兄の孫嗣勇(そんしゆう/福士誠治)が見守る中、同僚の喜舎場朝薫(きしゃばちょうくん/安田顕)と共に財政再建に着手する真鶴。王室付きの巫女・聞得大君(きこえおおきみ/生瀬勝久)は予算を削られたことで激怒し、真鶴を訝しんで素性を調べ始める。薩摩藩士の浅倉雅博(山本耕史)と出会い、他国の人間ながら琉球を愛する浅倉に惹かれていく真鶴だったが。そんな彼女に、琉球乗っ取りを狙う清国の徐丁垓(じょていがい/西岡徳馬)の影が忍び寄り......。


          琉球王朝絵巻『テンペスト』 (C)引地信彦
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【演劇ニュース】

真心一座身も心も ザ・ファイナル『流れ姉妹 たつことかつこ~エンド・オブ・バイオレンス~』の東京・本多劇場公演が、2月6日(日)に千秋楽を迎えた。ここ本多劇場で10日間、練りに練り上げられた作品が、大阪公演、東京凱旋公演、新潟公演と会場を変え、さらに充実を深めるはずだ。

小劇場演劇ファンの熱烈な支持を集める噂のユニット"真心一座身も心も"、今回がついにファイナル公演である。ナイロン100℃の村岡希美、猫のホテルの作家・千葉雅子、HIGHLEG JESUS永久総代の河原雅彦、元ジョビジョバの坂田聡の4人が、2005年の第1回公演以来、第一章から第三章にいたる3つのエピソードをつなぎ、今回はその集大成にして完結編だ。ファイナル公演に迎えたゲストは、古田新太と池田成志。最強コンビの登板がうれしい。

母親に虐待された過去を持つ姉妹、根上たつこ(千葉雅子)と根上かつこ(村岡希美)。母への復讐を誓う姉たつこと、そんな姉を諌めようとする妹かつこ。妹かつこを慕い続ける、人のいい元看守・谷村(坂田聡)、謎の保護観察司・末次(河原雅彦)ら、メインはいつも通りの顔ぶれ。

物語は、このふたり姉妹に、何と兄がいた、という意外な新事実の発覚からスタートする。その兄は一体どこにいるのか? 死んだはずの母が生きている? そして、姉と妹は、それぞれが別々に、カギを握るふたりの男と接近することになる。


真心一座身も心も ザ・ファイナル『流れ姉妹 たつことかつこ~エンド・オブ・バイオレンス~』
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柿喰う客・中屋敷法仁 vol.02

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中屋敷法仁及び
柿喰う客を応援してくださる皆様へ。

柿喰う客「中屋敷法仁」担当係です。
先月は、柿喰う客新春公演『愉快犯』にお運びいただき
まことにありがとうございました。
また、昨年上演いたしました『露出狂』が
王子小劇場において年間「最優秀作品賞」を受賞し
関係者一同、よろこびに胸躍らせるとともに
より一層、良質な作品を創り続けねばなるまいと
改めて気を引き締めております。
そんな中、今回より「げきぴあ」にて連載予定でした
中屋敷法仁による「演出家日誌(仮)」ですが、
中屋敷が諸々の稽古が重なり
「精神的にぐるぐるしている」ため、更新が間に合いませんでした。

関係者一同で「なんでもいいから更新してくださいよ!」と
本人に詰め寄ったところ

ゴジゲン vol.30  from 松居大悟

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こんにちは、ゴジゲンの松居です。

ゴジゲン第10回公演
「神社の奥のモンチャン」無事に終演いたしました!
と同時に、第3回演劇村フェスティバルも幕を閉じました。

関わった皆様、見に来ていただいた皆様、気にかけていただいた皆様、もうこの文章を見ているだけの皆様も含め、
ありがとうございました!

思えば、演劇に思い入れのある方より、演劇に慣れてない方、演劇を初めて見た方の方が楽しんでいただけた気がします。
それはきっと
ひたすら直球に優しい作品だからでしょう。
いいんだよ演劇フリークなんて!
邪魔なんだよすっこんでろよお前ら!なんとか団でも見て満足してろ!
僕は世界を変えたいんだよくそがあああ!!

嘘ですごめんなさい。
すみません。僕がゴミなだけです。
とにもかくにも
主演のゴジゲン目次が少しでも輝いて見えていれば、
それだけで嬉しいです。

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