●ヒラノの演劇徒然草●
帝国劇場開場100周年のアニバーサリー・イヤーの来年、4月から6月にかけて行われる、ミュージカル『レ・ミゼラブル』。19世紀のフランス、厳しい社会情勢の中、それでも"明日"を信じて生きる人々の姿が崇高なまでに美しく輝く群像劇。
東宝ミュージカルの代表格であるだけでなく、大作ミュージカルの代名詞のような存在になっている作品です。
先日行われた、その製作発表の模様はニュースで配信しましたが、何せ出演者が多い!
ニュースの文字数では全然足りない!!
ということで、「げきぴあ」でも紹介していきます。
まず最初になされた衝撃発表。
オリジナル演出での『レ・ミゼラブル』は今回が最後!
これは、23年続いた現行の『レ・ミゼラブル』を愛してきた人間にとってはかーなーり、ショックではあるのですが、新演出に思いを馳せつつ、この最後のオリジナル版を、目に焼き付けたいですね。
さて、「パンひとつ盗んだ罪で19年牢獄に入れられた」ジャン・バルジャンを演じるは山口祐一郎、別所哲也、今井清隆、吉原光夫の4名。
「お仕事というより、自分の人生そのもの。今回がこの演出では最後とのことで、一秒のことに半日くらいかけることもあったジョン・ケアードさんの演出などが、先ほどからずっと頭の中をかけめぐっています」(山口祐一郎)
マダム・テナルディエは、こちらもおなじみ、森公美子と阿知波悟美。
「(この役の魅力は)私の豊満な胸ですかね、えへへ(笑)。よくゆさぶってますので。時々バルジャンの視線がわたしの胸にきます。ねえ山口さん!」と森さん。
そして山口さん、"ドキっ!"のポーズ↓
会見では吉原バルジャンが『独白』を、
中山コゼット&原田マリウス&平田エポニーヌが『プリュメ街』を、
上原アンジョルラス+全員で『ABCカフェ~民衆の歌』を披露。
私もいよいよ『レ・ミゼ』がやってくるぞー、という気分になってきました!
公演は4月8日(金)から6月12日(日)まで(プレビュー公演含む)です!