10月17日(水)に初日の幕があがる舞台「さけび」の稽古場にお邪魔しました!
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今回は、山路和弘さんと朴璐美さんの二人芝居。
台本を読みながら少しずつ舞台での動きを確認するお二人。
セリフの読み合わせ段階から、すでにお二人は「兄妹」そのもの。テネシー・ウィリアムズが描きたかった「家族」とは、「生きる」とは何か。お二人で何度も何度も熟考を重ね、試行錯誤を繰り返してゆきます。
あまりに難解なシーンやセリフが多く、時には「頭がパンクする~~!!!」とまさに「さけび」、おでこを冷やしながら稽古をする朴さん。
それでも、テネシー・ウィリアムズの表現したかった苦しみや愛、言葉にしがたい様々な感情を、お二人は必死で読み解こうと全身全霊で作品にぶつかっていきます。
演ずるお二人は、この本に出会った当初から、「理解ができない」と感じていたそうです。しかし共通して「なぜだか惹かれてしまう」とも感じたのだとか。
どうしようもなく惹かれてしまう、その理由を探し続け、頭を抱えながらも一切妥協せず物語と向き合うお二人。
客席との距離が近い小劇場ならではの一体感で、きっと皆さまもこの世界観に吸い込まれることでしょう。
また、演ずるのお二人の背後に立ち並ぶダンボール箱たちは、舞台では一体どのように変化しているのか。こだわりぬいた舞台美術も必見です!
ご好評につきチケットの追加販売実施中!枚数に限りがありますので、お早めに!
稽古では全貌が明らかになっていなかった舞台セットも、ぜひ劇場でチェックしてみてください!
《公演概要》
LAL STORY -sp- PRODUCE「さけび」
2019年10月17日(木)~27日(日) サンモールスタジオにて
作 : テネシー・ウィリアムズ
演出 : 東憲司(劇団桟敷童子)
出演 : 山路和弘 朴璐美