3年半ぶりの復活『BOYS☆TALK』は「"もちつもたれつ"な舞台」

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伊勢直弘が脚本・演出を手掛ける『BOYS☆TALK第3弾/DANDYS☾TALK』が6月6日に開幕、それに先がけ『BOYS☆TALK』の公開ゲネプロと囲み取材が行われた。

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『BOYS☆TALK』は、2013年に初演したシリーズの、約3年半ぶりとなる第3弾。実際の名前に限りなく近い役名、本人に近いキャラ設定、その場で出されるお題など、観ている側にはどこからどこまでが芝居なのかわからなくなる"超リアル男子会"を描く人気シリーズ。今回は2チーム制で、「★チーム」に大原海輝、大海将一郎、神里優希、辻 凌志朗(辻は一点しんにょう)、深澤大河、「☆チーム」に川隅美慎、谷 佳樹、山中健太、横井翔二郎、和合真一、鷲尾修斗と、注目の若手メンバーがズラリ。さらにオトナの男子会『DANDYS☾TALK』も上演され、鎌苅健太、KIMERU、郷本直也、佐藤貴史、寺山武志、米原幸佑が集結する。

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囲み取材で大原が「アドリブ劇ならではの毎公演違う内容はもちろん、このキャストだからこそできるものを楽しみにしてほしい」と話したように、お題を受けての妄想劇場や大喜利では、それぞれの個性が炸裂。だからこそチームワークも重要で、その回のゲストによっても展開が変わってくるのが楽しい。

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また、谷が「僕は、この稽古を通して自分が変わっていることに気付けました。それぞれの出演者のファンの皆さんが持っているイメージをいい意味で裏切る、そんな一面もお見せしていきたいです」と語ったように、普段、舞台上では役を演じている姿しか見せない俳優たちの素の表情がたっぷり。観客から"リアル質問郵便局"に届いた悩みをみんなで考えるコーナーなどもあり、アンサーそのものはもちろん、それに対するリアクションや、突飛なアイデアなど、ふとした瞬間にもその人らしさがこぼれ、思いもよらない一面が見られる。

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神里が「すごくメンタルが鍛えられます(笑)。素の部分と役の部分のグレーゾーンが魅力の舞台です」、横井も「普段のお芝居とは違ってアドリブがメインですので、自分のポジションが会話中にもどんどん変わっていくのですが、それが面白いところだと思います。戦々恐々としてるんですけどね(笑)」とコメントしたように、「『もちつもたれつ』という言葉がピッタリな舞台なんじゃないかな。"事故回"や"神回"が生まれると思います。我々は本気でふざけてます!」(和合)という男子会。本気な男たちのおしゃべりは、どこに辿り着くのか着かないのか...ぜひ楽しみに覗き見してほしい。

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日替わりゲストも個性豊かな公演は、6月17日(日)まで東京・CBGKシブゲキ!!にて上演中。

取材・文:中川實穂

撮影:鏡田伸之

(C)BOYS★TALK製作委員会

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