撮影:鏡田 伸幸/取材:げきぴあ編集部
大好評に終わった昨年12月の浪漫活劇譚『艶漢』第2幕にて発表後、ファンも心待ちにしてきたエンターテインメントショー「歌謡倶楽部『艶漢』第二幕」。初日を前にゲネプロが行われ、櫻井圭登、末原拓馬、三上俊、田上真里奈、狩野和馬、またゲスト出演の林野健志らがゲネプロ後囲み取材に応じた。
櫻井圭登演じる吉原詩郎、末原拓馬演じる山田光路郎、三上俊演じる吉原安里、田上真里奈演じる六口、狩野和馬演じる湯上らはじめ、各回のゲスト、ダンサー、幻灯署歌謡課、さらにDJも登場し、会場全体で盛り上げる参加型エンターテインメントショーの今作。
元グランドキャバレーだった東京キネマ倶楽部は、「艶漢」の世界観にぴったりなレトロですこし怪しい雰囲気が漂う会場。歌唱、ダンスのパフォーマンスはもちろん、ストリップや寸劇など盛りだくさんの約100分。客席とステージ、花道は近く、一階スタンディングの前方中央エリアのバナナエリアはもちろん、一階スタンディングの一般エリアも役者たちのパフォーマンスが至近距離で楽しめる。
本公演ではペンライトや掛け声での参加だけでなく、おひねり(!)タイムや、紙テープでの盛り上げタイムも。物販でそれぞれのキャラクターの推し色が販売されているので、ぜひ参加して会場を盛り上げよう。
ゲネプロ後の会見では、初日ゲストの林野が「今日のゲスト出演はお花見気分で来ました。桜が満開になるような気持ちで盛り上げたいと思っております」とコメント。
今回数々の場面で進行役を務める湯上を演じる狩野は「艶やかなキャストの中で、唯一の中年代表として(笑)。作品にワンエッセンスを加えられたら」、と語った。
紅一点となる田上は、六口らしい悩み相談コーナーや、ダンス、そして安定の歌唱力にて全編で大活躍。「今回を含め4回も一緒に歩んでいるキャラクター。自分の役を愛しているからこそ広げられる表現を楽しみたい」と話す。
劇中でも露出度が高く、さらにストリップ劇場 艶座コーナーでも客席を盛り上げる三上は「劇団艶漢とでも申しましょうか。浪漫活劇譚からするとパラレルワールド的な世界ですが、ここまでお客様を楽しませることに特化した舞台はない」と公演に自身を見せる。「ぜひ日ごろのうっぷんを晴らして、幸せな気持ちでかえっていただければ」と呼びかけた。
山田光路郎を演じる末原は「艶漢4回目なんですけど、ひとつの物語を愛する者、信じるものたちが集まって、何かをするというのは演劇的なことだと思います。とにかく別世界、パワースポットを作ろうという気持ちでやってきました。いろいろな日常があると思いますが、ここにいる間ぱーっと遊んでぱーっと楽しんで、また毎日が楽しくなるようにできればと思います」と話した。
最後に櫻井が「歌、ダンスナンバーが多いので、カンパニー一同怪我がないように、全身全霊で演じさせていただきたいと思います。みなさんで一緒に暴れましょう!」と意気込んだ。
公演は4月15日(日)まで、東京キネマ倶楽部にて。当日券は毎公演、用意があるそうなので気になったかたはぜひ足を運んで。
さらに9月末頃にはDVD、CDの発売も決定。いずれもCLIE TOWN(https://www.clie.asia/clie-town/)にて発売日までに予約をすると、非売品の缶バッチセット(10キャラ全員セット)がプレゼントとして付属。詳しくはHPをチェック。
歌謡倶楽部『艶漢』第二幕 公式HPはこちら
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カメラマン:鏡田 伸幸