2017年『RENT』好評上演中！初日前囲み取材レポート

■『RENT』2017年 vol.7■

世界中で熱烈に愛される珠玉のミュージカル『RENT』。2年ぶりの公演が開幕しました！

7月2日の初日に先駆け、1日にはキャストによる囲み取材が開催されました。 登壇者は、村井良大、堂珍嘉邦、ユナク、青野紗穂、ジェニファー、平間壮一、丘山晴己の7名。

まず座長・村井良大さん。前回に続いてマーク役を務めます。
「（シアタークリエでのRENTは5回目で）毎回マーク役は色々な方が演じられてきましたが、マークが続投するのは初ということで、すごく嬉しいです。そしてこの『RENT』をもっともっと多くの人に知ってもらうために、2015年、2017年、さらにその先の未来にも繋がるように、切磋琢磨して頑張っていきたいと思って稽古に臨みました。前回、50回くらい本番をやったのに、新キャストのパワーをもらって、毎日新鮮で、すごく新しい『RENT』が出来ているということを、稽古場で実感しました。前回も出演したメンバーも、前回に甘えていない。今回はもっといいものにするぞという気合いが本当にすごく、みんな真剣にやっていました」

　
ロジャー役も前回から引き続き、このWキャスト。
まず堂珍嘉邦さん。
「『RENT』は作品に"意味"がすごくあるし、愛に溢れている。だから自分の中でとてもかけがえのないものだったので、その世界をもう一度体感し、体現し、観に来てくださるお客さんに伝えたいです。（続投のキャストが多く）それぞれのキャラクターの生きてきたストーリーとか色々なものが、最初から自分の中に入ってきている部分がたくさんあるので、ここまできたらあとは自信をもってやるだけ。新しいキャストも含めて、きっとみんなそれぞれ、絶対に2年前より深まっているものがそれぞれあるので、色濃く演じることができたらと思います」

ユナクさんは
「（前回と比べて）緊張感も違うし、雰囲気も違う。もっといい芝居を見せられる自信はあります」と力強く語りました。

ジェニファーさんは、5回目のミミ役！
「ムラムラが...すみません、村井君が言ったように(笑)、マーク役が2回目というのは初。座長がそれだけ作品の魂の奥まで掴めるマークというのが初だし、2015年のキャストも多い。カンパニーで、ファミリーで、色々と芝居の話が出来る。初参加の人たちはやっぱりいっぱいいっぱいだから、大変なことも多いですが、2015年組が新キャストを引っ張って、深くまでキャストが芝居に入ることができました」と、こちらも2017年カンパニーの自信を語りました。

もうひとりのミミ・青野紗穂さんは初参加。
「歌稽古の時は初めてのことがいっぱいあって緊張があって、ひとつのことをすることに対してしか集中できなかったのですが、立ち稽古が始まり、まわりの方たちがとても親身にサポートしてくださった。愛って、一番大事なんだなと毎日感じられました」と、作品のテーマである"愛"を感じる稽古だったと話します。

エンジェル役もWキャスト。
前回より続投の平間壮一さんは
「『RENT』は、自分の人生というものがすごく出てくる作品。2年という月日はすごく長くて、それぞれに色々なことを経験しています。初めて稽古場でみんなの芝居を観たときに「あ、深まったな」っていう感じがしました」と、2017年版の『RENT』がより深まっていると語りました。

もうひとりのエンジェル、丘山晴己さんは初参加です。
「すでに一度演じている2015年からの皆さんが作った、出来上がってる世界の中に新しく呼んでいただいたみたいな形で、すごくサポートしてもらって、あたたかい愛で包まれている感じでした。特にダブルキャストの平間さんに本当に細かく、色々教えてもらいました。不安もありましたが、とっても大好きな作品なので、楽しかったし、安心してできました。これからもっとどんどん良くなると思っています。『RENT』という作品が何なのかというのを、エンジェルとして、ちゃんとわかりやすく伝えられたらなって思っています」

ちなみに丘山さんが「ダブルキャストの平間さん」と言った時の平間さん↓

　
最後に村井座長が
「2017年版の『RENT』、さらにパワーアップして帰ってきました。本当に人生を変える作品と言っても過言ではないくらい、とても素敵なパワーに満ち溢れています。2015年版を観ていただいた方は、「結構同じキャストか」って思うかもしれませんが、まったく違うんです。深みも違うし、威力も違うしさらにリフレッシュされて素敵な作品になっています。まだ観たことのない方、何度も観ている方も、またぜひ劇場に足をお運びください」とまとめて囲み取材は終了しました！

充実の2017年版ジャパン・RENT、ぜひその目で目撃してください！