ミュージカル史に燦然と輝く名作『ミス・サイゴン』。
ベトナム戦争末期のサイゴンを舞台に、ナイトクラブで働く少女・キムとアメリカ兵クリスの悲恋を中心に、戦争下で生きる人々の葛藤や苦しみ、愛が描かれる壮大なドラマです。
初演は1989年の9月20日、ロンドン・ウエストエンド。
日本では1992年に開幕、その後も上演を重ねる人気作。
今年2017年は日本初演から25年目のアニバーサリー・イヤーにあたります。
そんなアニバーサリー・イヤーに、ファン必見の映画が公開になります!
それは、『ミス・サイゴン:25周年記念公演 in ロンドン』。
ロンドン版25周年にあたる2014年9月、ロンドンのプリンス・エドワード・シアターで上演された25周年記念公演を、最新の映像技術で撮影、映画化したもの。
ロンドンでも1回限りしか上演されなかった貴重な舞台が、最新の映像技術で撮影され、
さらに公演後、映画のために観客を入れずに追加撮影も実施。
これにより、貴重な1回限りの映像+通常では撮影できない臨場感あるアングルでの撮影が実現、キャストの生き生きとした表情をとらえた、まったく新しい『ミス・サイゴン』となっています。
さらにさらに、この記念公演後に行われた<25周年スペシャル・フィナーレ>の模様も収録!
特別ゲストとして、ジョナサン・プライス(エンジニア役)、レア・サロンガ(キム役)、サイモン・ボウマン(クリス役)をはじめとした、初演時のオリジナルキャストが総出演!
名曲の数々を、新旧キャストで披露した、その様子もたっぷり映画で味わえます。
日本では2017年3月10日(金)より、
TOHOシネマズ 日劇にてロードーショー(全国順次公開)。
日本版25周年の記念の年に、
ロンドン版25周年のスペシャルな記念公演を、最新技術を駆使した映像で。
『ミス・サイゴン』ファンはもちろん、ミュージカルファンは必見です!
なお、この映画の公開特別企画として、日本公演の歴代キャストから、日本版25周年お祝いコメントがリレー式に到着。
お祝いコメント第一弾は、2004年・2008年とクリス役を演じた井上芳雄さん。
井上さんはこの映画版の感想を「とても素晴らしかったですね」と言い、また映画としての本作の魅力については「LIVE収録だけでは撮れないアングルや、舞台を生で観るのとはまた違う魅力がある」とコメント。「よく知っている色んな役が、新しい解釈と、新しい演出と、新しいシチュエーションによって、また全然違う役や物語に見える」と、本作が「ミス・サイゴン」を知り尽くしたファンでも新たな発見を楽しめる作品となっていることをアピール。
詳しくは公式サイトでどうぞ。
なお、このお祝いコメントの第2弾は橋本さとしさんとのこと(後日公開)。
井上さんのコメント内には、橋本さんへのメッセージもありましたよ。
こちらもぜひチェックしてください。
『ミス・サイゴン:25周年記念公演 in ロンドン』日本版予告
(サイゴン陥落のシーンのカメラアングル、凄い臨場感ですよ!)
(c)2016 CML
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