いよいよ、開催まで残り1ヶ月をきりました『八ヶ岳薪能』。
全国200カ所以上で行われ、今や夏の風物詩としてすっかり定着している薪能。
漆黒の闇に燃えるかがり火の炎が、演者と舞台をほのかに照らし、観る者を幽玄の世界へと誘います。
その中でも、今回は毎年8月3日に山梨県・八ヶ岳にある身曾岐神社 能楽殿で開催される『八ヶ岳薪能』をご紹介します。
■『八ヶ岳薪能』のおすすめポイント
①幻想的なロケーション
『八ヶ岳薪能』は、山梨県一の参拝客数を誇る、身曾岐神社内の能楽殿で行なわれます。幻想的な森の中にある能楽殿は、八ヶ岳山麗という大自然と神池に浮かんだ能舞台群という絶妙なロケーションによって、地元の愛好家のみならず、能楽界でも「1度は演じてみたい舞台」との声が高い日本随一の能舞台であることから、全国的にその名を知れ渡っています。
②独特の形式で行われる「舞台清祓の儀」
この『八ヶ岳薪能』は例大祭前夜の宵宮として行われ、神様に奉納するお神楽としての意味を持っています。そのため、演能に先立つ舞台清祓の儀が独特の形式で行われるのも大きな見どころです。
当日は日が落ちると共に、神職による「篝火(かがりび)点火の儀」が行われ、迫りくる宵闇の中、神火が明々と映えわたり、それを映す水鏡という幻想的な雰囲気が醸し出されます。薪能ならではの自然と舞台が一体となった荘厳さと、日本の精神伝統文化の奥深さを感じていただけるでしょう。
③駐車場完備!
駐車場が完備されているため、遠方からご来場のお客様にも安心してお越しいただけます。
■公演情報
公演日時:8月3日(水) 16:30
会場:身曾岐神社 能楽殿
料金:全席指定-10000円
※未就学児童は入場不可。雨天決行、荒天中止。詳細は問合せ先まで。出演者・演目は予定のため変更の可能性あり。荒天中止以外による払戻し不可。
■演目
【能「吉野天人」】 角幸二郎
【狂言「呼声」】 山本東次郎
【能「葵上梓之出 空之祈」】観世清和
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