"ロフトのっとり作戦"、このカップルも参戦です。
ジェームズ・ボンド?なコリンズ=加藤潤一さん、
プッシー・ガロア?なエンジェル=IVANさん。
この高いヒールのブーツを難なく履きこなすIVANさん、さすがです。
人懐っこい加藤さんは、カメラを見つけてはちょくちょく笑顔を向けてくれました!
ちょっとセットの陰になってしまっていますが...その1
その2
こっそりVサインも...
そしてカメラに気付いた堂珍嘉邦さんが小芝居に参戦です(笑)。
皆さんサービス精神旺盛です。
堂珍さん、ユナクさんが「いい宣伝材料になるよ!」というセリフの「ざ」のアクセントに苦心しているところ、横から助け舟。
曰く「ザーサイのザ!」
...うーん(笑)。
芝居本編に戻って。
「Open Sesame!」とロフトの扉を開けた面々は、
マークの撮っているカメラに向かってポーズ!
なのですが、この人の登場で不穏な空気に。
かつての仲間ですが、金持ちの娘と結婚し、ビルのオーナーとなったベニー=Spiさん。
ひとしきり演説をぶちあげ、さらに元彼女であるミミにちょっかいを出し、ロジャーとミミは険悪な雰囲気に...。
まわりがとりなしますが、ボヘミアンの仲間たち、少しずつすれ違いが浮き彫りにもなっていきます。
しかし加藤コリンズ&IVANエンジェル、いい雰囲気です~!
心優しいこのカップルに似合っている。
ちなみにこのシーン全体を通して印象的だったのは、日本版リステージの演出担当アンディさんの「自分が関わっている、話している相手と同じ(横の)ライン上に立ってください」という言葉。
これ、何度もキャストに注意していました。
確かに『RENT』、見えない横のラインが活きているイメージがあります。
『Seasons of Love』しかり...。
さて、Wキャストの一方が稽古している間の、もう一方のキャストの皆さんの横顔は...。
堂珍ロジャーは、音楽監督補の安崎求さんに何か確認を。真剣な表情です。
そして、演技中のユナク・ロジャーと同じ動きをして、頭に入れているようです。
...といった作業の中でも、取材陣にサービスもしてくれました♪
エンジェル=平間壮一さんと。
そんな平間さんの真剣な表情も。
こちらは、4回目のミミに挑戦するジェニファーさん。
ジェニファーさんは、みんなが「この動きはどっちだったっけ?」といった「?」の空気になったときに、すばやく、的確に答えを提示していて...もはやRENTのご意見番!?
これはミミ初挑戦のSoweluさんを自分の身体に密着させて、ミミの動線を一緒に動いているところです。「先生!」と呼びたくなります(笑)。
ユナク・ロジャーとSoweluミミでひととおりシーンを通したあとの休憩時間、自主練習をする堂珍ロジャーと、ジェニファー・ミミ。
"自主的に"稽古をしているキャストの姿も印象的な稽古場でした。
取材・文・撮影:平野祥恵(ぴあ)
【バックナンバー】
【公演情報】
9月8日(火)~10月9日(金) シアタークリエ(東京)
10月16日(金)~18日(日) 森ノ宮ピロティホール(大阪)