ミュージカル『ウィキッド』、4年ぶりの東京公演が開幕

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【チケットぴあニュース】

劇団四季が上演するミュージカル『ウィキッド』東京公演が8月3日、電通四季劇場[海]にて開幕した。東京では、日本初演となった2007年~2009年の公演以来、4年ぶりの上演となる。
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作品は、『オズの魔法使い』の前日譚にあたるもの。賢いが激しい気性と緑色の肌を持つエルファバ、自己中心的だが美しく人気者のグリンダというふたりの魔女が出会い、それぞれ"西の悪い魔女エルファバ""善い魔女グリンダ"となるまでの裏側の物語を描き出していく。ブロードウェイでは9年連続最高興行収入を記録しており、全世界では3600万人の観客を動員している、世界的ヒット作だ。ファンタジックな設定の中にも、ふたりの少女の友情と成長という、誰もが通ってきた道を思い起こさせる普遍的なストーリーは老若男女問わず大きな共感を呼び、さらにステージ上部に設置されたセスナ機大の"ドラゴン時計"や華やかなエメラルドの都など大掛かりな舞台セットも魅力で、魔法の世界を具現化する演劇のマジックを楽しむことができる。
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初日のキャストはエルファバ役に樋口麻美、グリンダ役に苫田亜沙子。作品に長く関わっているふたりが時にシリアスに、時にコミカルに、豊かな感情表現でしっかりと作品の魅力を伝えた。樋口は「生来の緑の肌というコンプレックスを抱えたエルファバは、愛されることを知らずに生きてきた孤独な少女です。そんな彼女が、グリンダやフィエロという存在に出会い、本当の友情と愛を学んでいきます。困難に立ち向かいながら決断をしていく彼女の生き様は、きっと観る方の心を打つはずです。難しい役どころですが、稽古で積み上げてきた成果を皆様にお見せ出来るよう、全身全霊で役に取り組みたいと思います」、苫田は「劇中では、ふたりの少女の友情が描かれていく一方で、オズの魔法の世界を存分に感じさせてくれる煌びやかな場面や、物事の善悪とは何かと問いかけられるような場面もあり、多面的な魅力に溢れています。作品の感動をしっかりお届けできるよう、精一杯演じたいと思います」とそれぞれコメントを発表した。
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チケットは、10月31日(木)までの公演分を現在発売中。11月1日(金)から2014年1月31日(金)までの公演分は、8月11日(日)に一般発売を開始する。

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↑こちらが<ドラゴン時計>。

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↑カーテンコールより。いい笑顔!

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