いよいよ初来日公演の幕が上がるブロードウェイミュージカル「アメリカン・イディオット」の全米ツアーキャストにインタビュー第3弾!
今回はタニー役を務めるThomas Hettrick。
未来を夢見て故郷を飛び出すも、都会に、そして現実にも幻滅。
力と愛国主義に惹かれて軍隊に入隊するという役です。
この透き通った目は何を見つめているのでしょう・・・。
★ウィル役のインタビューはこちらから
☆ヘザー役のインタビューはこちらから
---------------------------------------------------------------------
<ミュージカル化について>
最初ミュージカル化の話を聞いたときは、不安に思ったんだ。
ミュージカルにすることによって、アルバムの良さを壊してしまうのではないかと思った。
でもいざ参加してみたら、振り付けはとても激しく活気に満ちていて、トム・キットの編曲は最高だった。
ここの作品はまさにロックアルバムとミュージカル舞台の完璧な融合だといえるね!
クリエイティブチームが、ミュージカルとロックの間にある矛盾を、見事に纏めるという、驚くべき仕事をしてくれた。
パンクロックファンも演劇・ミュージカルファンもこの作品を心から楽しめるし、新しい発見もあるんじゃないかな。
<演じていて難しい部分は・・・>
演じることの難しさの一つに、「自分自身の身をいかに投じることができるか」が挙げられると思う。
そしてこの作品からは、それが大きく求められているんだ。
それぞれの曲に対して、自分自身の経験からくる思いをのせなければ、それは間違った叫びになってしまう。
でも思いを正直に込められることは、幸せなことだと感じているよ。
---------------------------------------------------------------------
さぁ、いよいよ、日本公演開幕まであと1日。
彼らのたくさんのメッセージを感じてください!