■劇団四季創立60周年 特別連載■
劇団四季のミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』が現在、東京・四季劇場[秋]にて公演中です。
『サウンド・オブ・ミュージック』はジュリー・アンドリュース主演映画でもよく知られている名作。
「ドレミの歌」「エーデルワイス」など、この作品を観たことのない人でも知っているであろう名曲が数多く含まれているので、ミュージカル初心者にもオススメ。
これら名曲の数々と家族の愛や絆といったテーマがあいまって、観る者を感動の渦に巻き込みます。
さらに、劇団四季が上演しているのは、アンドリュー・ロイド=ウェバーがプロデュースし2006年にロンドンで開幕したバージョン。このバージョンはアルプスの山々や、トラップ一家の屋敷などがリアルな質感で描かれていて、舞台セットもとてもキレイ!
担当も大好きな作品です。
その『サウンド・オブ・ミュージック』において、3月27日、「マリアさん・マリアちゃん大集合!」と銘打たれたイベントが開催されました。
作品のヒロインの名前にちなんだ企画ですね。
ご参加されたのは、西田マリアさん、浅野愛(まりあ)さん、フィッシャー・マリアさんの3名。
終演後、トラップ一家の9名とご対面です。
「マリアさんという名前だと、いろんな作品の主人公になっていたりするから、テレビとか見ていてどきっとすることないですか?」(トラップ大佐役の深水彰彦さん)など、わきあいあいとお話を。
3人のマリアさんのうち、一番小さいのはフィッシャー・マリアさん。
お姉さんの影に隠れて少し恥ずかしそうにしていました。
「うちのグレーテルと同い年くらいかな?」と深水さん。
聞けば、本当に5歳、グレーテルと同い年でした。
浅野愛さんは11歳。
クルトが「(自分は)もうすぐ11歳!」と劇中のセリフを。
そして西田マリアさんは長女リーズルと同じく16歳。
リーズル役の五所真理子さんが「リアル16歳だ~。同い年だね(笑)。...すみません」。
マリア役の江畑晶慧さんもニコニコ。
後ほど改めて感想を伺うと、「初めて観たけど、『ドレミの歌』は知ってた」とフィッシャー・マリアさん。
おばあさまがミュージカルが好きで、お姉さんはよく一緒に観に行くそうですが、マリアさんはちょっと暗いところが苦手らしく「やっと今回連れて来られました」とのこと。
おばあさまの誕生日プレゼントとして観劇をプレゼントしての来場だという浅野愛さんは「子どもたちが本当に楽しそうに歌っていた。一生懸命練習しているのがよくわかりました」。
西田マリアさんは「小学校の音楽の授業で初めて見てから大好きで、今日、来るのをとても楽しみにしていました。ずっと英語で聞いていたので、日本語が綺麗にまとまっているのがびっくりしたし、歴史的背景もよくわかりました」と高校生らしいしっかりとした感想を語ってくれました。
ちなみにみなさんのお名前の由来は、フィッシャー・マリアさんは「アメリカのおばあちゃんの名前をもらいました」。西田マリアさんはご両親が牧師をされているそうで「聖書から」。そのお母さまは「修道院のシーンが、本当に綺麗で涙が出てきました」とも仰っていました。そして浅野愛さんも「マリア様みたいに育ってほしい」という願いを込めて付けられたそうです。
それにしても、なかなか俳優さんとお話しする機会ってないですので、3人のマリアさんが羨ましい~。
みなさんも、少し照れながらも嬉しそうでした。
なお、劇団四季では折々にさまざまなイベントを行っていますので、公式HPをチェックしてみてください!
公演は5月6日(月・祝)まで、東京・四季劇場[秋]にて。
6月9日(日)からは、愛知・新名古屋ミュージカル劇場でも上演されます。
東京公演のチケットは現在発売中。
愛知公演のチケットは、現在先行抽選「プレリザーブ」を受付中です!(~4/11(木)11:00AM)