野村萬斎の『マクベス』、ニューヨーク公演で拍手喝采!

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野村萬斎構成・演出・主演『マクベス』
念願のニューヨーク公演で、鳴りやまぬ拍手喝采!

世田谷パブリックシアター芸術監督を務める狂言師の野村萬斎が構成・演出・主演する『マクベス』が、念願の地・ニューヨークで3月23日、ついに初日を迎えた。
2月にスタートした東京、大阪公演を経て、3月15日~17日には韓国・ソウルにて公演。
初めて日本のカンパニーを招聘したという明洞(ミョンドン)芸術劇場では、連日満席の客席から熱い カーテンコールを受け、韓国のメディアにも数多く取り上げられた。

01.jpg撮影:DAISUKE KABE

古典と現代、西洋と東洋を融合したMANSAIマジック!
「和」の美しさが凝縮された、思わず息をのむ舞台

萬斎が演出を手掛ける『マクベス』の最大の特徴は、出演者をマクベス夫妻と魔女3人の"5人のみ"に絞った点。
多くの登場人物で描かれるシェイクスピア四大悲劇のひとつ『マクベス』の世界を、狂言師ならではの発想で大胆に枝葉を削ぎ落とし、そのエッセンスを抽出することで、『マクベス』という現象を考え、いま、それが何を映し出す鏡なのかという点を追求したオリジナリティ溢れる作品となった。
舞台装置はミニマルながらも、日本の「風呂敷」をヒントにした布や竹の棒、能面などを役者たちが巧みに操ることで、思わず息をのむ美しい世界が目の前に広がり、観る者の想像力をかきたてる。四季鮮やかな日本、また大震災ではその自然の脅威をも知った日本。萬斎は、私たち日本人の感性やアイデンティティーを、世界の共通言語ともいえるシェイクスピア作品を通して海外に伝えたいと考え、日本人が敢えて異国のシェイクスピア作品に取り組む意義をニューヨークで提示してみたいと願い続けてきた。

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◆ニューヨーク公演現地レポート◆

【ニューヨーク公演】
世田谷パブリックシアター芸術監督の野村萬斎構成・演出・主演の『マクベス』が3月23日(土)、米ニューヨークのジャパンソサエティ内オーディトリアム(約270席)で初日を迎えました。客席はソールドアウトで満員御礼。
シェイクスピアの物語に、人間の一生をなぞらえた色彩豊かな日本の四季の風景を織り込みながら、狂言師である萬斎ならではの『マクベス』を披露。ほとんどがアメリカ人の客席からは、ヒューヒューという声援、ブラヴォー、二度のカーテンコールでは拍手が鳴り止まず、大勢のお客様にスタンディングオベーションで迎えられました。

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【NY公演を終えた野村萬斎のコメント】
「世田谷から海外に作品を発信するのが夢でしたが、マクベスのソウル、ニューヨーク公演を通じて夢が叶いました。この1ヶ月間で、客席数250人~900人の劇場で、文化的背景も異なる国で上演することができたことは、とても素晴らしい経験でした。ニューヨークは劇場が小さいため、さらに演出がシンプルになり、象徴性、抽象性がより高まり、作品が一層洗練されたと思います。洗練を加えることで伝統芸能と同じように作品を高めていき、レパートリー作品として、今後も色々な国で上演していきたいと思っています」

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【現地ニューヨークの観客のコメント】
◆「萬斎さんが出てきた瞬間の圧倒的な存在感がとても印象的でした。自分を表現する方法にたけていて、お腹から響くような声も素晴らしく、カリスマ的な俳優だと思います。アメリカでは、演出家が主演を兼ねることは 珍しく、素晴らしい仕事をしたと思います」

Carmen Kovens Senior Producer, Lincoin Center Festival                                                       
◆「素晴らしいパフォーマンスでした。シェイクスピアを日本の伝統芸能に変換して、うまく取り入れていると思いました。ラストシーンは原作と異なり、全てが暗黒で終わり、暗黒と邪悪なものがこれからも続くと連想させる、非常にユニークだと思いました」
Carol Martin, Ph.D.Professor of Drama

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NY公演撮影:DAISUKE KABE


『マクベス』ニューヨーク公演概要
【公演名】世田谷パブリックシアタープロデュース 『マクベス』
【日程】2013年3月23日・24日 [全2回]
【会場】ニューヨーク ジャパンソサエティ内 オーディトリウム
("Japan Society" / 333 East 47th Street New York /[URL] http://www.japansociety.org/ )

【原作】ウィリアム・シェイクスピア 
【構成・演出】野村萬斎
【出演】野村萬斎、秋山菜津子、小林桂太、高田恵篤、福士惠二

<世界ツアー>
東京公演 2月22日~3月4日 世田谷パブリックシアター
大阪公演 3月8日・9日 サンケイホールブリーゼ
韓国・ソウル公演 3月15日~17日 明洞芸術劇場
アメリカ・ニューヨーク公演 3月23日・24日 ジャパン・ソサエティ

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