市川実和子→広岡由里子
舞台上での姿しか拝見したことがなかったので、どんなひとなのか想像もつかなかったのですが、ひとことでいうと、ぽわっとした人でした。綿毛っぽい感じの。
稽古場で一緒の時間を過ごすようになって感じるのは、あいかわらず、ぽわっとされているのですが、なんかその感じが日を重ねるごとにどんどん増していっているように思います。「体にいいって私は思う!」と、お手製のゴボウ茶を煎じて持ってきてくださったりとか(ゴボウの味がしてわたしは好きです)、生活感があるところも見たような気がするのですが、現場中がびっくり広岡さんの天然ボケで、すべてがぽわっと霞んでいっています。
「鎌塚氏、すくい上げる」は、初めての喜劇で個人的にはすったもんだしていますが、現場はとってもいい風が吹いているように思います。キャストのみなさんについていけるよう、がんばります。