進化し終わりました。
森下亮です。
クロム史上最大のロングラン公演。
本当に本当にたくさんのご来場ありがとうございました!!!!
公演が始まった時は永遠に続くんじゃないかと思いましたが、
終わってしまえば一瞬でした。
長い間ひとつの作品と向かい合ったので今ちょっとぽっかりしてます。
ぼんやりしてます。
ボーっとしてます。
沖田九六です。
青木さんは昨年末に平田容疑者が自首したところから脚本を書き始め、
2月にオーディション
3月稽古開始
5月脚本配布
この後、菊地直子高橋克也逮捕。
そう、今回の話はよく菊地高橋の話かと思われてたんですが、
平田の話だったんです。
7月28日開幕。
8月14日閉幕。
これだけ長い期間ひとつの作品に向き合えるのは劇団としても俳優としても
とてもやり甲斐がありました。
向き合った分、抽出された一番濃いものを本番の舞台に乗せれたのではないかと思います。
頭の中の刑事楽しかったです。
思いっきりバカやれて。
普段はツッコミか振り切れた狂人役が多めの僕ですが、
こういうストレートにボケる役はわりと珍しいので自分でも新鮮で楽しくてしょうがなかったです。
空気を読めない読まない草壁道元。
あのイントネーションがまだちょっと取れません。
「猿の惑星は地球」以来の幸田とのシンクロコンビも面白かったし、
今回初参加強烈個性手塚けだまの顔面交差点は堪らなかったねえ。
空気砲も楽しかったですねえ。
花戸佐藤武子は完全に空気砲マスターになってました。
あの煙、ホント空調の調節ひとつで方向が曲がったりして超繊細だったんですよ。
再演しない劇団クロム恒例の千秋楽小道具販売で買われた空気砲は、
噂によると今都内のマジックバーにあるらしいです...。
何のマジックに使われているのやら...。
6つのU字から出たり入ったりする日々ももう終わり。
今年のクロム終わってしまいました。
次は来年3月!
東京と大阪の2都市公演です。
早くも青木さんは12月に台本配布するために今から執筆だとノリに乗ってます。
それまで皆さまにおかれましては、どうぞたっぷり「進化とみなしていいでしょう」を反芻しててくださいませ。
本当にありがとうございました!!
またお会いしましょう!!!