クロムモリブデン「進化とみなしていいでしょう」 森下亮 vol.1

皆さまお久し振りです。
森下亮です。

ただいまクロムモリブデンは7~8月に上演する最新作
「進化とみなしていいでしょう」絶賛稽古中です!

相変わらずクロムは台本完成してからの50回稽古という
小劇場ではおそらく相当な創作時間を掛けるので、
現在ありとあらゆる可能性という名の遠回り(笑)をして、
膨大な無駄という贅沢を貪っております。
まーこの遠回りこそが芝居作りの楽しさと苦しさとが同居した
他のどこでも得られぬ感覚なんでしょうけどね。

今回も主宰・青木秀樹の世界全開で、連続41作目もノリにノってます。
演出も冴えに冴え渡っております。
よくぞこんなバカなこと思い付くなあと
稽古場では役者・スタッフ共にお口ポカーンフェスです。

いやいやポカーンとばかりもしてられません。
僕自身今年で劇団に入って15年目、
今回の「進化とみなしていいでしょう」で30本目のクロム作品!
気合い入らないわけがないってものです。
30本出てもまだ新しい役ありました。

「進化とみなしていいでしょう」は
「人間味を取り戻せ!」をキャッチコピ-とした
コミュニケーションエンターテインメント作品です。
誰もが何らかの感情に欠落を抱え、自分で自分に病名を付ける世の中。
顔色をうかがったり、空気が読めたり出来る人間は超能力者扱いされる。
これが進化の形なのか?
そんな世界を舞台にお送りします。

稽古中の「進化」の過程をこのブログでもお届け出来たらと思います。
どうぞお付き合いくださいませ。


写真は花戸祐介。
今回チラシモデルです。

crome27.jpg

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