今日から通しを繰り返しながら、仕上げていきます。
実際の動きや小道具の使い方なんか、かなり役者さんたちからも疑問が
あったみたいで、頭はこれまでになくフル回転してます。
照明のプランナーの森脇さんに続いて、今日の稽古は音響のプランナーの
今西さんが通しにいらっしゃってます。
照明、音のことも考えながらの通し稽古です。
一人で何役もこなしてもらうのですが、抽象的なセットに衣裳も統一したイメージなので
帽子やめがねなどの小物で少しだけ変化をつけたりします。
めまぐるしく同じ場所が別な空間に変わったりもするのですが、自分ではなるべく"物"
を使わずに役者さんの演技や照明と音楽だけで見せていきたいというこだわりがあって
役者さんとはぶつかることもしばしばでした。
明日の照明の仕込みで夜は場当たり、初めて灯りがある状態で舞台を見るのが楽しみです。
セットもこれから仕上げに向かっていくので、劇団員は全員が朝から出てきて美術家の指示を
座長が聞いて、自分たちが作業していきます。
これは蓬莱作品のときにも同じ流れで、毎回の大切な作業です。
舞台が仕上がっていく様子を見ていただきながら、皆からの今回出演いただいて気になることを
質問したので、明日からはそれを稽古場の風景といっしょに見てもらいたいと思います。
明日は仕込みで9時から稽古場、長い一日になりますが頑張ります!!!