【演劇ニュース】
高橋一生の主演舞台『アクション時代劇 深説・八犬伝~村雨恋奇譚~』が2月11日、東京・シアタークリエで開幕した。滝沢馬琴の『南総里見八犬伝』に新解釈を加え、アクション満載で描く舞台。 8つの珠に導かれた八犬士たちが自らの因果や宿命と闘っていく波乱万丈の物語を、高橋一生をはじめ、中村誠治郎、古川雄大ら、若い俳優たちによる華麗な殺陣を交えて描く作品だ。
初日当日はあいにくの雪ながら、客席は八犬士たちのパワー溢れる熱い世界で熱気に包まれる。高橋一生はカーテンコールで、「この作品はお客様と一緒になって創るもの。お互いの気持ちがぶつかり合ってできるものだと実感した」と挨拶。また、出演者一同から、足元の悪い中駆けつけた初日の観客に向けて、感謝の気持ちと千穐楽までの意気込みが語られた。さらに、音楽を担当した中村 中もかけつけ登壇。「初日という特別な時間をキャスト、お客様と一緒に過ごせて幸せ」と語った。
出演はほかに、八犬士たちを導く金碗大輔に羽場裕一、敵役の玉房に保坂知寿。犬塚信乃(高橋一生)の婚約者、浜路に大和田美帆、物語の始まりとなる悲恋伝説を生む伏姫には宝塚歌劇団退団後初の舞台出演となる城咲あい。公演は2月24日(木)まで。チケットは現在発売中。