ついに本日初日。
明かしてしまえば、
おそらく最も難産だった芝居である。
稽古日数はいつもと変わらないが、
とにかく執筆に苦しんだ。
これほど長く一つの台本に取り組んだことはない。
使用される上演台本は、実際に書き上げたものを半分ぐらい刈り込んで仕上げたものだ。
それだけこれまでより濃度の高い作品になっていると思う。
さて、ここで、
これまで紹介した三人(高橋一生、野波麻帆、河原雅彦)以外の出演者それぞれの見どころを書いておく。
小林高鹿の酔っ払い。
ぼくもとさきこのミーハー具合。
玉置孝匡の義理人情、そして頭。
近藤フクのはずしっぷり。
吉川純広の悲劇。
内田亜希子の出番は正直少ないが、
彼女は、一生くん演じる主人公・清輝の成長を映す鏡となる重要な役どころを担う。
期待してほしい。
と、なんのことだか分からない見どころばっかりだが、
観た後でまだ読み返せば、きっと納得して頂けるはずだ。
では、東京は26日まで、
大阪は29日、
劇場でお待ちしています。
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M&Oplays+PPPPプロデュース『窓』 倉持裕 プロフィール