『ホラー』
先日、とある方に山の手のyoutubeを紹介したところ。
「見たよ、youtube。」
『あ、ホントに見てくれたんですか、ありがとうございます!!』
「あれ見た、タイタス・アン○△×・・・」
『あ、タイタス見てくれたんですか!!ありがとうございます!!』
「・・・あれってホラー??」
『ホラーじゃないです!!悲劇です!!』
「・・・・・ホラーだよね。」
『いえ、悲劇です!!!』
「・・・・ホラーだよね。あとあれも見た、山の手メソッド??」
『はい、山の手メソッド!!あれも見てくれたんですか、ありがとうございます!!』
「あれもホラーだよね??」
『・・・・・・!!』
皆さん、なぜ私がこの時、自信を持って『違います!!』と言えなかったかわかりますか。それはですね、もしかしたら、もしかしたら、私たちが追及しているモノが演劇から遠い人にとってはホラーに見えるのかも知れない。と、本気で一瞬思ったからなのです。いや、そんなはずはない、あれは誰がみても明るい芝居に見えるはず・・・・と願いたいのですが、やはりどこそことなく記憶に漂う演劇の暗いオーラ。だけどその不気味さが演劇の醍醐味だったりするのではないだろうか!?
などと考えていると、その方の口の端から笑みがポロリ。
・・・・・冗談だったのねっ!!
本気で背筋の凍る冗談でした。
皆さんも是非、ホラーかどうかジャッジして見て下さい。
『全然違いますよ!!』
っといった自分の目が泳いでいたコトがバレていませんように。
『タイタス・アンドロニカス』
ルーマニア公演ダイジェスト版
YouTubeにアップしました。