☆☆☆かねこのぶろぐ☆☆☆
最近演劇関係者の方々と話をしていて思うこと。
それは
"若い人たちにもっと芝居を観に来て欲しい"
と言う気持ちだ。
先日もぴあの新入社員に、
「いろんなエンタメを体感する」
と言うことで舞台を観に行ってもらい、率直な感想を聞いた。
すると、
「舞台ってこんなに面白いんですね!」
とか
「もっといろんな人に観て欲しいと思った」
など、初めて芝居を観た驚きや感動の意見が多く、
エンタメ好きな若者でも、芝居の面白さを知ってる人は少ないんだな、と改めて感じてしまった。
理由はいくつかあると思う。
「どんな公演をやっているか知らない」、「チケットが取れない」、
「チケット代が高い」
等々。
この"チケット代"に関して、最近クリエイター側の希望で安くした(する) 話を2つほど聞いた。
ひとつはナイロン100℃の「2番目、或いは3番目」。
作・演出のケラリーノ・サンドロヴィッチのたっての希望で
学生割引券を設定したとか。
6,800円のチケットが、学生なら4,200円の割引き価格で買えちゃいます。
更に凄いのが、昨日の会見でも発表されたNODA・MAP。
新作公演の「ザ・キャラクター」のチケットを、なんと1,000円の破格なお値段で高校生に販売するとのこと!
思わず「高校生に戻りたい!!」と思ってしまう人も続出か(笑)?
これはほんの一例で、劇場独自で若者に優しいチケットを扱っているところは他にもあります。
演劇業界はいま、「学生さん、劇場にいらっしゃ~い」なのだ。
野田秀樹氏のコメント
(マスコミ向け配布資料より)