豪華俳優陣を迎え《これまでになかった究極の舞台》と好評を博している、岩井秀人プロデュース「いきなり本読み!」が 2020 年 12 月 25 日(金)東京国際フォーラム・ホール C にて上演決定。今回は松たか子、神木隆之介、後藤剛範、大倉孝二と錚々たるメンバーが集結します。
出来上がった作品を観ることがテレビドラマ、映画、演劇などの世界では当たり前。しかし「稽古場のほうが絶対におもしろい!」と、俳優・作家・演出家の岩井秀人(第 30 回向田邦子賞/第 57 回岸田國士戯曲賞受賞)が企画。一夜限りのキャスティングで稽古初日の様子を、お客様の目の前でお届けします。
「いきなり本読み!」というタイトルの通り、集まった俳優たちが、それまで読んだこともない台本の読み合わせを客前でする本公演。 俳優にはお題となる演目を事前に知らせず、当日ステージ上で台本を渡し、その場で配役をします。約束された役作りも演出も、照明も音響もなく、まさに裸一貫で台本に挑む俳優の姿を垣間見ることができます。
貴重な本読み姿が観られるステージが話題を呼び、今年 2 月に始まった企画ながらも、8 月には下北沢・本多劇場にて 2Days 開催、9 月には豊岡演劇祭 2020 にて初の地方開催も実現しました。今回決定した 12 月 25 日(金)公演には、超実力派俳優が勢揃い。本日11月6日(日)12時よりチケットぴあ有料会員向けのいち早プレリザーブ、明日 11 月 7 日(土)11 時より、プレリザーブがチケットぴあにて開始となります。
<岩井秀人よりメッセージ>
みなさま!ご覧の通り、すでに事件です!
今年の2月に「演劇人に怒られそう」と思いながら始めたこの「いきなり本読み!」が、
12月25日に、東京国際フォーラムで開催されます!
1,500人キャパだって!びびるわ!
「いつかはドームで」と冗談で言ってましたが、そろそろ見えてきましたね。見えてきません!
今回はキャパもあれなのと、いつかやってみたいと思っていた、「俳優の表情映し出しビジョン」も導入しつつ、
いつも通り、「これから何やるかわからない俳優さん」が舞台上に登場し、七転八倒の末、どこかしらにた
どり着く予定です!
松たか子さん、よく出演OKしてくれました。
日本のお宝である松さんには、ちょっと前に舞台に出てもらいました。
シンプルに「俳優力」が異次元なのはみなさまご存知の通りですが、さらには松さんの「日常の状態から台本に入っていく」姿を、是非是非、皆さんにみてもらいたいと思っております。
神木隆之介さん、2度目の登場であり、この企画の僕ともう一人のプロデューサーでもあります。
演じたそばから、それを言語化できるのも、この企画にめちゃんこ向いてるおじいさん子供だと思います。「俳優」という仕事をこよなく愛する神ボーイ神木の、「俳優ってこんな楽しいんですよ!」という熱い思いをまた、一緒にお客さんにお伝えしたい次第です。
後藤剛範さんも2度目の出場となりますが、彼は今年度の「ベスト・本読みスト」と言ってもいいかも知れません。初見(一発目の本読み)の不思議すぎるアプローチから、2時間ほどかけて、なんとか台本の端っこを後藤カラーに染める姿を、是非その肉体と共にお楽しみください。座りっぱなしだけど。
大倉孝二さん、ようやくご登場といった感じですね?みなさま。
「どんな人を呼びたいですか?」というtwitterアンケートでも多くの票を集めましたが、何より、僕が演劇を始めた頃からのアイドル的存在で、小、中、大劇場で、この人ほど「威力」のある俳優さんはいないと思っております。
我ながら今回も素晴らしいキャストが揃いました。それも年の瀬、12月25日、みなさまへのクリスマスプレ
ゼントでございます。
こんな類稀なる才能を持った俳優さんたちと一緒に、いつも通り「全く何やるかわからん」ところから、遠くへ遠くへ、一緒に遠くへ向かいたいと思います。
ご来場、心よりお待ちしております!!
岩井