『チャージマン研!』古谷大和×安達勇人(&吉井P)インタビュー

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10月に東京・新宿FACE にてLIVE ミュージカル演劇『チャージマン研!』が上演されます。「え?あの『チャージマン研!』!?」という方、そうです。あの、『チャージマン研!』です。

その舞台化とは?しかも"LIVEミュージカル演劇"とは?あれ?チラシを見ると主人公・研のキャストが4人?音楽の手島いさむさんってあの?など、とにかく混乱を招く本作について、研役の古谷大和さんと安達勇人さん、そして本作の舞台製作会社CLIEの吉井Pにお話をうかがってきました!

まず『チャージマン研!』とは?
>>1974 年頃放送されていたテレビアニメ。通称「チャー研」。主人公・泉 研(いずみ けん)が地球侵略を目論む宇宙人・ジュラル星人と戦うという内容ですが、よくよく見るとツッコミどころが多すぎて、近年、ネット上でブームを巻き起こしているほか、人気バラエティ番組(「マツコ&有吉の怒り新党」や「水曜日のダウンタウン」など)でも取り上げられ、幅広い世代の注目を集めています。<<

今回の舞台化では、演出をキムラ真(ナイスコンプレックス)、脚本を伊勢直弘、音楽を手島いさむが手掛け、出演者は、チャージマン研(泉研)役に古谷大和・安達勇人・髙﨑俊吾・中村誠治郎、泉キャロン役に星元裕月、バリカン役に阿部快征、ジュラル星人役にお笑い芸人の浜ロン、魔王役に村上幸平の出演が発表されています。(くわしくはこちら!⇒ https://www.clie.asia/cha-ken/

*****

――まずはどんな作品になるのか教えてください。

古谷 いい質問ですね。
一同 (笑)
吉井P 革命が起きますよ。『チャージマン研!』って巷では"クソアニメ"って言われてるんだけど。
古谷 (笑)なんでそう言われてるんですか?
吉井P SE(効果音)がないとか、展開があまりにもいい加減とか、使いまわしとか、いろいろあるの(笑)。
古谷 確かにアニメ、おかしかった。
吉井P 内容もさ、博士に爆弾が仕掛けられて、敵を倒したんだけど爆弾の処理ができないからって博士を突き落として爆発させて「めでたしめでたし」とか。すごいじゃない?
安達 やばい(笑)。そもそも僕、「チャージマン研が敵を倒す」ということはわかったのですが、それ以外のこと、例えばなんで研が戦うのかとかが何回観てもわからなかった。
古谷 第1話での怪人の最初の台詞が「地球の子供を全員人質にするのだ」だったから。脈絡?と思いました。
安達 (笑)
古谷 なぜ怪人がいるのか、チャージマン研はなぜヒーローなのか、今なぜ倒せたのか、なにも説明がない。とにかくチャージマン研が怪人を倒すことだけがわかる。でもそれをふざけてやってる感じでもないという...。
吉井P そうなんだよ!そこは舞台化でも大事にしたくて。別にコメディをやるつもりでも、笑いを取るつもりでもないの。大真面目にやる!だってアニメも大真面目にやってるわけだから。我々も真剣にやる!
安達 なるほど。

――ただ、研役が4人というのも気になるのですが。

一同 (笑)
古谷 これはプリントミスですか?
吉井P (笑)。ミスじゃないよ。チャージマン研は4人います。日替わりでもないです。全員出ます。
安達 4人ってなんですか(笑)。
吉井P まず『チャージマン研!』がアニメの常識を覆した作品なんだよ。その舞台化なんだから、まずは舞台の常識を一回なくしませんか?ってことなの。だから主人公が4人いてもおかしくないでしょ?っていう。
古谷 おかしいですけどね。
一同 (爆笑)
古谷 ちなみに研4人が同じシーンにいることもあるんですか?
吉井P あるかもしれない。そこは「どれが一番クソなのか」の検証になる。
安達 なるほど...(笑)。
吉井P 歌もダンスもあるよ。だって「LIVEミュージカル演劇」だから!
古谷 そう、これ俺、目を疑っちゃった。
一同 (笑)
吉井P 音楽も手島いさむさんだからね!

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――そこが意外でした。あの有名なバンドのあの手島さんですよね?ギタリストの。

吉井P そうですよ。あの!先日、打ち合わせしたんだけど、その段階では僕らとしては、全貌を説明して、「いったん持ち帰って決めてください」と言おうと思ってたんです。でももうその時点でアニメ全話観てくれてて。やる気で来てくださってたんです。
古谷 すごい。贅沢ですよ。この作品が一気に分厚くなる感じある。
安達 あの有名なバンドが好きな方も絶対に観に来た方がいいよね。
古谷 手島さんが作った音楽、しかもここでしか聴けない音楽があるんだからね。僕、歌うの不安だけど、クソ演劇だから口パクもありですよね?
吉井P (目を輝かせ)さすがだよ!!!そういうこと!アニメも声と動きめっちゃズレてるからね!
安達 じゃあそこは僕が歌うよ。逆に僕は踊りはあんまりだから。
古谷 僕が踊ります!協力プレー。

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――(笑)

吉井P キャストもいいでしょ。浜ロンさんはくりぃむしちゅーの上田晋也さんの付き人で、『月曜から夜ふかし』の前説をずっとやってたから、知ってる人は知ってると思う。事務所にオファーしたら「OKなのですが、ひとつだけお願いがあって」と言われて。「台詞が覚えられないので、カンペを用意していただけますか」と。
一同 ええ!(笑)
安達 でも、この舞台ならそれも叶う!
吉井P そうだよ!
古谷 "朗読"要素まで入ってきたな(笑)。「LIVEミュージカル演劇朗読」。
一同 (爆笑)
安達 魔王役の村上幸平くんは、以前ご一緒しました。ザリガニの。
吉井P そう!ザリガニの。村上くんがある意味、この作品を体現してます。
古谷 へえ...?
吉井P 村上くんって、ザリガニが大好きで、自分のことを「ザリ王」って呼んでて、それでCDまで出してる人で。ふざけてるわけでもないし、すごく真面目なんだけど、おかしいの。
安達 本当にザリガニの話を始めたら止まらない方ですよ。
吉井P そうだよね(笑)。あとね「目指すはGロッソ」。ヒーローの殿堂だからさ。でも実際にやるのは新宿FACEだからね。

――そこだけは間違われちゃいけないところですね。。

安達 本当に間違わないでほしい。
古谷 目指してるだけだから。

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――(笑)

吉井P なんとなくわかった?
古谷 いや、わからない。
一同 (笑)
古谷 これさ、企画書には「クソ演劇」って書かれてるでしょう。
安達 結構大きく書いてある。
古谷 原作ものの舞台化で、普通は一番言わない言葉ですよ。ここまできたら、原作側の寛容さに感謝ですよ。

――(笑)。おふたりはそういう作品に出演が決まっていかがですか?

古谷 正気かな?とは思うのですが、僕は新しいことをやるのが大好きなので、今からワクワクしています。
安達 同じくです。僕も常識を覆すのはすごく好きなので。ここまで話しただけでも、参加できてよかったなって既に思っています。早く研になりたいです。

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――正直なことを言いますと、こういう構造の舞台に安達さんが出演されるのは意外でした。

古谷 たしかに(笑)。
吉井P オファーの理由は、その"意外性"です。大真面目にやりたいから「この人が出た段階で笑い」という方は違うと思っていて。でも安達くんが出るという時点では「笑おう」とは誰も思わないでしょう?

――たしかに。しかも古谷さんと安達さん2人でもそうですが、髙﨑俊吾さん、中村誠治郎さんって同じ役をやる人じゃないなという感じがします。

安達 いい意味でバラバラだもんね。カラーが。
古谷 でもこれがこの舞台の持つ魅力なんだと思いますよ。この段階でなにもわからないけど、きっと何かが起こる。そして今まで観たこともないような舞台になる。公演の取材で「今までに観たことない作品になると思います」と言う人、たくさんいたと思います。でもこれは本当にそうなんです!
安達 本当の意味でね!俺も観たことないと思うもん。新しいジャンルを確立するかもね。
古谷 そこを目指したいよね。もちろん脚本の伊勢さんや演出のキムラさんも大変だと思いますが、出演する僕らも新しいことをつくりださないといけないんだと思います。「台本を体現する」っていう枠を超えて、新しいものを自分で持ってきて埋めていかないといけない。驚きを与えないといけないし。だから濃密な稽古期間になりそうです。主人公が4人いるのも序章ですからね。

――ちなみに今、どうやってつくろうとされているのですか?

吉井P もうね、そこは伊勢さんとキムラさんと我々で何回も何回も打ち合わせしています。「何をやったら演劇じゃなくなるんだろう?」みたいなことをずっと話し合って。そのやりとりをしている段階です。これから台本もできてくるとは思うけど、稽古場で「もっとクソ」な方向になっていくと思う。

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――どんな作品になるんでしょうね。

古谷 わからないですけど、いい作品になると思いますよ。
安達 僕もそう思う。どこの扉から入っても楽しめるはず。原作が好きな方、キャストが好きな方、手島さんが好きな方......。そして同じ公演はなさそうだよね。
古谷 うん。たった11公演しかないから、見逃さずに観に来てほしいです。「観に来てほしい」とかありきたりになっちゃうけど、これは本当に、観に来ないと損ですよ!もう二度とないかもしれないから。
一同 (笑)

――今日お話をうかがって、本当に「観るしかない」舞台だと思いました。

古谷 はい、ぜひ観に来ていただきたいです。
安達 ぜひ!

いったいどうなるのか、現時点ではまったく想像ができない(!?)LIVE ミュージカル演劇『チャージマン研!』、チケットぴあでは7月24日(水)11:00~8月4日(日)23:59までチケット最速抽選先行を受付中。その全貌は、ぜひ劇場で!

取材・文:中川實穗

撮影:川野結李歌

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