2018年9月28日アーカイブ

チケット情報はこちら

NL0_6919縮小.jpg

トム・サザーランド 

ピーター・ストーン原作、モーリー・イェストン音楽・作詞により、1997年にブロードウェイで初演されたミュージカル『タイタニック』。

このブロードウェイ版ではタイタニック号そのものが主役のようなつくりになっていましたが、2013年、乗客一人ひとりに着目し、ロンドン版として完成させたのが演出家のトム・サザーランドさんです。日本では2015年に初演。その後『グランドホテル』(2016年)、『パジャマゲーム』(2017年)でも来日し、どれも成功を収めています。そんなトムさんが、日本で再び『タイタニック』に挑まれるということで、作品に寄せる熱い想いをうかがってきました。

――3年ぶりの『タイタニック』再演ですが、初演から続投される加藤和樹さんが、以前トムさんのことを"タイタニックオタク"だとおっしゃっていました。

「ハハハハ! 英語では"タイタノラック"って言うんですよ。もちろん僕も! 別にそう言われることは全然気にならないですし(笑)、むしろ誇りに思っています」

――そこまでトムさんがこの『タイタニック』という作品に惹かれる理由とは何なのでしょうか?

「すごくたくさんの要素があると思います。子供のころからずっと、タイタニックの絢爛豪華な姿には興味がありました。でも乗っていた人々の人生、そしてタイタニックが当時どういったものを象徴していたのか。そういったタイタニックにまつわる物語を知れば知るほど、どんどん惹かれていって。またタイタニックにはミステリーがたくさんあるんですよね。やはり今でもわからないことが多いので。そういった意味でも本当に魅惑的なものなのだと思います」

――そんな題材をミュージカル化するに当たり、特に心がけていることは何ですか?

「"人間の物語である"というのが何より僕は大事だと思っています。タイタニックのあのスケール感やスピード感っていうのは、具体的にはやっぱり理解し難いですよね。でも僕にも理解出来るのは、タイタニックに乗船出来る興奮や、人々にとってタイタニックがどういう意味を持っていたのかということ。だからそこがちゃんと伝わるようにすることを稽古場ではいつも心がけています」

NL0_6896縮小.jpgトム・サザーランド 

――設計士のアンドリュース役の加藤さんは、初演からのこの3年間で、主役舞台にいくつも立たれるなど大きな飛躍を遂げられました。その成長はトムさんも感じられていますか?

「もちろんです! 出来るんだってことを強く意識した上で、誇りを持っていろいろなものを稽古場に持ち込んでくれますし、すごく自信もつきましたよね。と同時に大変謙虚な方でもあって。加藤さんとのお仕事は本当に楽しいですし、この作品においてとてもエキサイティングな存在だと思います」

――今回はオーナーのイスメイ役が石川禅さんに、スミス船長役が鈴木壮麻さんに変更になりました。加藤さん演じるアンドリュースを加えたこの3人は対峙するシーンが多いだけに、そのやり取りも非常に気になるところです。

「3人のシーンは見ていてすごく面白いですね。初演の時とはまた全然違う方向に進んでいて。やっぱり役者さんが変わることで、人間関係も大きく変わっていきますからね。また3人ともすごく強い声がそろっているので、見ているこちらまで興奮してくるんですよ! 僕自身、新しいことをたくさん教えてもらっていると思いますし、こんな素晴らしい方々とご一緒出来て本当に光栄です」

――改めてこの舞台での体験が、観客にとってどんな時間になればいいなと思いますか?

「"個人的な体験"をしていただければと思っています。『タイタニック』というのは人によって響くところが全然違いますし、何度観てもまた全然違うことを教えてくれる。だから『タイタニック』なんて映画で知ってるよ~なんて人にも(笑)、ぜひ観に来ていただきたいなと思います。登場人物たちは決して別世界の人間ではなく、自分たちと同じような人間たちだったんだってことがわかっていただけるはずですから。そしてお客さまも乗客になったような気持ちで、この『タイタニック』と一緒に旅をしてもらえたら嬉しいです」

タイタニックビジュアルA4縦.jpg

------------------

取材・文:野上瑠美子

撮影:イシイ・ノブミ

チケット情報はこちら

チケット情報はこちら

 
■『書を捨てよ町へ出よう』#1■

歌人であり、演劇実験室「天井桟敷」主宰として数多くの名作を残した寺山修司
没後35年たった今でもなお、多くの若者に影響を与える存在です。

その寺山修司の初期代表作『書を捨てよ町へ出よう』 に、マームとジプシーの藤田貴大が挑んだ名作舞台が、3年ぶりに再演決定!
 
評論集として発表された『書を捨てよ町へ出よう』は、<鬱屈した若者たちの青春>を描くという姿勢はそのままに、舞台、映画とそれぞれが別の内容になっていますが、藤田は映画版をもとに上演台本を執筆。好評を博しました。

今回、主人公の「私」に挑むのは、18歳の佐藤緋美
これが初舞台となる、注目の若手俳優です。

佐藤さんにお話を伺ってきました。

 

◆ 佐藤緋美INTERVIEW ◆

shosute_DSC0600.JPG 
――この作品が、初舞台初主演。もともと俳優志望だったんですか?
 
「いえ、前から思っていたわけではなかったです。オーストラリアのシドニーに1年間留学していて、そこから日本に帰ってきてふと、やってみたいと思いはじめました」
 
――別の夢があった?
 
「もともと音楽をやっているので。今は俳優も音楽も、どっちもやりたいです」
 
――佐藤さんのご両親は、俳優の浅野忠信さんとミュージシャンのCHARAさん。ルーツとして、そのどちらも持っていますもんね。ちなみに、2015年の初演で同じ主演を務めたのは村上虹郎さん。両親が俳優とミュージシャンである方が2回続くことになりますが、村上さんと面識はおありですか?
 
「はい、友だちです。でも初演のときはまだ知らなかったので、舞台は観ていません。スタッフさんから「前の舞台の映像は観ないでおいて」と言われたので、今も観ていません。『書を捨てよ町へ出よう』で観たのは、映画だけですね。2回観たんですけど、すごい映画でショックを受けました。「こんな映画もあるんだ!」っていう、いい意味でのショック。カメラも今と全然違うし、音楽も面白かった。とにかく観たことがない世界で、これを舞台でやるとなったらどうなるんだろうっていうワクワクがありました。稽古が始まってみて、また映画を観たいなって気分になっています。演出の藤田(貴大)さんも、『100回観ないとあれはわかんない』って言っていたので」
shosute_DSC0621.JPG

チケット情報はこちら

 
今年7月に閉幕したばかりの韓国産ミュージカル『SMOKE』が、10月に日本初上陸します。
現在、絶賛稽古中のカンパニーから、稽古場ショットが届きました!
smoke_0618.JPG
『SMOKE』は、20世紀初頭に生きた韓国の天才詩人・李箱(イ・サン)の作品「烏瞰図 詩第15号」にインスパイアされ、その詩のみならず彼の人生やその他の作品群の要素も盛り込み作られたミュージカル。

このイ・サンという人物は、才気ほとばしる作風が讃えられる一方で、その独自性と難解さゆえに酷評もされた、両極端の天才詩人。
結核をわずらった後、日本に流れつき、そのまま異国の地・東京で27歳の若さで亡くなります。

wikipediaによると
<李箱(イサン)というペンネームは、日本人が彼を「李さん、李さん」と呼んだことにちなんでいると言われる>
そうで、なんだか一気に親しみも感じますね。

カテゴリー

ジャンル

カレンダー

アーカイブ

劇団別ブログ記事

猫のホテル

文学座

モナカ興業

谷賢一(DULL-COLORED POP)

劇団青年座

劇団鹿殺し

 はえぎわ

柿喰う客

ONEOR8

M&Oplaysプロデュース

クロムモリブデン

演劇集団 円

劇団チャリT企画

 表現・さわやか

MONO

パラドックス定数

石原正一ショー

モダンスイマーズ

ベッド&メイキングス

ペンギンプルペイルパイルズ

動物電気

藤田記子(カムカムミニキーナ)

FUKAIPRODUCE羽衣

松居大悟

ろりえ

ハイバイ

ブルドッキングヘッドロック

山の手事情社

江本純子

庭劇団ペニノ

劇団四季

演劇チケットぴあ
劇場別スケジュール
ステージぴあ
劇団 石塚朱莉