【メリー・ポピンズ特集(5)】木村花代×三森千愛×島田歌穂×鈴木ほのか 座談会

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■ミュージカル「メリー・ポピンズ」特集(5)■

3月18日からのプレビュー公演まで1ヶ月を切ったミュージカル「メリー・ポピンズ」。個性豊かなWキャストが揃った今作から、スペシャル対談が実現!

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げきぴあメリーポピンズ特集第5弾は、ジェーンとマイケルの母、そしてジョージの妻であるウィニフレッド・バンクス役を演じる木村花代さん三森千愛さん。そしてあの名曲「鳥に餌を(Feed The Birds)」が印象的なバードウーマン役、またメリーが去った後のバンクス家にやってくるミス・アンドリュー役を演じる島田歌穂さん鈴木ほのかさん。女性キャスト4名が、作品の魅力からオーディションのエピソードまでたっぷり語ってくれました!

大人も子供もどの世代の方も楽しめる、素晴らしい絆の物語です(木村)

この舞台を観る人生の中の一瞬の3時間が、ものすごい宝物になる(三森)

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――『メリー・ポピンズ』という作品の魅力とは?

三森 子供の時から大好きな作品ですが、大人になって改めて見た時に、こんなにも家族のことを描いていた作品だったのかと初めて気づかされました。"家族"という大事なテーマを、華やかなダンスや歌で表現している。本当に楽しくて心に響く作品だと思います。

木村 私はメリー・ポピンズの魔法って、いわゆるキラキラした魔法ではないと思うんです。誰しもが持っている、忘れかけたものを思い出させてくれる存在ではないかなと。だから何度見ても、その時々でいろいろな気づきがある作品なのかなと思います。

島田 まずは音楽が素晴らしいですよね。誰もが知っている曲がたくさんあって。それがついに舞台化されたと知りとても嬉しかったのですが、あの映像が舞台でどうなるのか、まったく想像がつかなかったんです。でもニューヨークで生の舞台を観た時に、「これはすごいものが出来ちゃった!」と大興奮をして。そんな作品の日本初演に携わらせていただき、本当にありがたいと思います。

鈴木 ディズニー作品というと王子様とお姫様が出て来て...というのが定番ではありますが、『メリー・ポピンズ』はまず人間ドラマがすごくしっかりしているんですよね。『レ・ミゼラブル』などを手がけられたサー・キャメロン・マッキントッシュが、これをミュージカル化したかった理由がものすごくわかる気がします。

――それほどの名作であるだけに、今回のオーディションは非常に長期にわたったそうですね。

鈴木 本っ当に長かったー!(笑)

島田木村三森 ハハハハ!

木村 全部で何回受けたんだろう?っていうくらいですよね。しかも「はい歌ってください、演技してください」というオーディションではなく、演出家としっかりディスカッションしつつ、一緒に役をつくっていく感じ。その中で私は、夫のジョージを愛することや家族を支える女性の強さ、そういったものがパパパッと感覚でわかった瞬間があって。すごくいろいろなものを気づかせてくれたオーディションでした。

三森 私も演出家とディスカッションしていく中で、どんどんウィニフレッドって役を理解していけたような気がします。例えばウィニフレッドのソロに関して、「ブロードウェイの大舞台で、イリーナ・メンゼルのようなディーヴァがひとりで歌い上げるイメージ」と言われた時に、自分の歌い方がぐんと変わって。あとはひたすら待ちの時間だったんですが、合格の連絡をいただいたのが『レ・ミゼラブル』の開演30分前で...。

鈴木 えっ、本当に? でも合格でよかったよね(笑)。

三森 はい。すごく嬉しかったんですけど、「あっ、はい。でももう行かないと!」ってバタバタでした(笑)。

島田 私はバードウーマンのソロナンバー「鳥に餌を(Feed The Birds)」がとにかく大好きなんですが、これまではわりと優しく歌うイメージがあったんですね。でもオーディションでは、「もっと声を出して」と何度も言われて...。

鈴木 そうそう、「引かないでくれ」ってね。

島田 か細く「2ペンスだよぉ...」みたいに歌っているイメージから、「2ペンスだよ! これであんたも幸せになれるんだよ!」みたいな、かなり押しの強いバードウーマンに(笑)。またミス・アンドリューはミス・アンドリューで、とにかく音域が広いですからね。どちらも必死でしたし、あんなに汗をかいたオーディションは初めてでした(笑)。

鈴木 演出家いわく、「ミス・アンドリューは出たら劇場のすべてがバッと変わるような、強烈なエネルギーをもった女性」だと。しかもあの音域...。私、本番中に貧血で倒れないか心配です(笑)。また「フィード ザ バーズ」はウォルト・ディズニーが最も愛した曲で、「自分のお葬式にかけて欲しい」とまで言っていた曲なんだそうです。それくらい重みがある曲だけに、オーディションではダメ出しの連続。それこそ汗だくで歌って。でもそんな印象的な2役をやらせていただけることが、今この上ない幸せです。

日本初演の機会を逃さず、その瞬間を一緒に過ごしていただけたら(島田)

とにかくないものがないっていうくらい、全部が詰まった作品(鈴木)

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――最後に、日本初演を楽しみにされているお客さまにメッセージをお願いします。

三森 この素晴らしい絆の物語は、大人も子供も、誰しもが楽しめるものだと思います。ぜひ幅広い世代の方に観ていただきたいですね。

木村 この舞台を観る人生の中の一瞬の3時間が、ものすごい宝物になると思います。必ず幸せの魔法がかかると思いますので、どうかその3時間を『メリー・ポピンズ』にいただけたらなと思います。

島田 必ず何かを感じていただける、名作中の名作ミュージカルです。ぜひ日本初演の機会を逃さず、その瞬間を一緒に過ごしていただけたら嬉しいです。

鈴木 涙溢れる感動がありますし、曲はいいですし、踊りは派手ですし、衣装はきれいですし、マジックはいっぱいありますし...。とにかくないものがないっていうくらい、全部が詰まった作品です。しかも日本初演という特別な機会を、ぜひ観逃さないでいただきたいなと思います。

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取材・文:野上瑠美子

撮影:イシイノブミ

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