劇団☆新感線「髑髏城の七人」Season月 製作発表より 左から鈴木拡樹、宮野真守、福士蒼汰、早乙女太一
劇団☆新感線「髑髏城の七人」Season月の製作発表会見が行われ、福士蒼汰、宮野真守らが登壇した。
1990年の初演以降、7年ごとに上演され、その上演ごとに創意工夫を凝らして進化し続けてきた劇団☆新感線の代表作『髑髏城の七人』。
髑髏城の王道スタイルで上演した小栗旬主演の「花」、歌やダンスを華やかに散りばめた阿部サダヲ主演の「鳥」が終演。
現在は、捨之介と天魔王を一人二役で演じる松山ケンイチ主演の「風」が豊洲のIHIシアターアラウンド東京で上演されている。
これに続くシーズン「月」は、シリーズで初めてとなる2チーム制で上演されることが先日発表され、それぞれのメインビジュアルも公開された。
「月」2チームのキャスト発表ニュース
「月」ビジュアル公開ニュース
本作のの製作発表が行われ、「上弦の月」と「下弦の月」の両チームのメインキャストが登壇した。
動画はコメントの部分を中心に抜粋したもの。【動画11分】
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(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ)
2017年9月26日アーカイブ
NMB48石塚朱莉が劇団「劇団アカズノマ」を結成!!
舞台を愛するアイドル・石塚朱莉さんが「劇団アカズノマ」を立ち上げました。
きっかけはぴあ関西版WEBの連載企画「劇団 石塚朱莉」。
ここで様々な演劇界の先輩方との対談が実現した事から、劇団を立ち上げたいという気持ちになったそうです。
その劇団旗揚げ公演に彼女が選んだ作品は、「柿喰う客」中屋敷法仁さんの人気作『露出狂』。
演出は、「柿喰う客」の副代表でもある七味まゆ味さんが担います。
そして、出演者はなんと女優のみ!!
さらに、一部キャストをオーディションで募集することも発表されました。
柿喰う客公演では定番の配役をシャッフルした「乱痴気公演」も実施予定だとか。
石塚さんの今後の活躍が楽しみです♪♪♪
(C)NMB48
撮影:引地信彦
ミュージカル・コメディ「パジャマゲーム」北翔海莉・新納慎也
北翔海莉、新納慎也などが出演者するミュージカル・コメディ「パジャマゲーム」が9月25日に日本青年館ホールで開幕した。
ミュージカル・コメディ「パジャマゲーム」は、リチャード・ビッセルのベストセラー小説「7セント半」を元に、7セント半の賃上げを望むパジャマ工場の労働者と雇用者の闘いと、若木工場長と組合員の恋をロマンチックに描いた作品。
1954年に初演。トニー賞最優秀作品賞などを受賞した名作であり、ボブ・フォッシーが初めて振付を手掛けた作品としても有名だ。
今回の演出は「タイタニック」や「グランドホテル」を手掛けたトム・サザーランド。
北翔海莉、新納慎也、大塚千弘、上口耕平、広瀬友祐、阿知波悟美、佐山陽規、栗原英雄など、日本ミュージカル界の実力派が出演する。
今年2月に行われた製作発表での歌唱披露の様子はこちら
稽古場公開での歌唱披露はこちら
本作の公開舞台稽古が行われ、報道向けに公開された。動画は華やかなミュージカルシーンを中心に抜粋したもの。【動画3分】
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(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ)
ミュージカル「HEADS UP!」製作発表より
舞台のスタッフたちの目線で、バックステージを描いたミュージカル「HEADS UP! (ヘッズ・アップ)」が12月14日からKAAT神奈川芸術劇場で上演される。
本作は2015年11月にKAAT神奈川芸術劇場で初演されたオリジナルミュージカル。とあるミュージカルの仕込みから閉幕後のバラシまでを描いた、いわゆるバックステージものだ。
原案・作詞・演出はラサール石井。脚本は倉持裕。ストーリー、演出に加え、玉麻尚一の作曲による耳なじみのいい音楽の数々も好評を博し、第23回読売演劇大賞 演出家部門 優秀賞を受賞した。
このミュージカル「HEADS UP!」が12月から再演される。出演は哀川 翔、相葉裕樹、橋本じゅん、青木さやか、 池田純矢、大空ゆうひ 、中川晃教など。さらに、鹿殺しのオレノグラフィティ、元アイドリング!!!の外岡えりかなどが出演する。
本作の製作発表会見が行われ、劇中に登場する4曲がメドレー形式で歌唱披露された。動画はこちらをノーカットで収録した。【動画3分】
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(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ)
9月29日~10月1日、
シアタートラムにて行われる劇団た組。「壁蝨(だに)」。
今注目の、若手演出家 加藤 拓也×魅力あるキャスト陣によって作られる本作。
開幕直前、キャストの皆さんに見どころをきいてきました!!!
まずは・・・
石田ひかり さん
ーー『壁蝨』の見どころは?
石田:これを23歳の青年が創ったのか!と思いながらお楽しみいただけると。
ーー稽古について感じる事は?
石田:キャストのほとんどが平成生まれで、昭和なわたしは少し取り残されているような、お母さんのような気持ちでいます。それにしても若いみなさんの芝居に対する意識の高さには関心しきりです。わたしが若かった頃は、こんなに
ちゃんと芝居に向き合えてなかったです。
ーー最後にメッセージをお願いします!
石田:久しぶりの舞台はやっぱり修業であり、筋トレであり、それに脳トレが加わった感じですが、日々新しい発見にワクワクしています。5ステージしか出来ないことが残念ですが、精一杯がんばりたいと思います!劇場でお待ちしております!
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続いて・・・・
岡本玲 さん
岡本:嘘のない、感情の渦のぶつかり合い、ですかね。それは決して大きな渦ではないけれど、観る人、観るタイミングによってそれぞれ違う鋭さや鈍いイタミを感じてもらえると思います。音楽も全て生なので、その場で起こるライブ感や、生きること、人と関わることの危うさや生々しさも感じていただけたら。
ーー稽古について感じる事は?
岡本:加藤さんのダメ出しは、言葉少なでとても声が小さいです。きっと、役者や空気感を第一に考えて言いたいことの8割以上を飲み込んで、言葉を選んで、個を壊さないように、みんなの生きる時間を壊さないように考えた中でのダメ出しなのかなと思っています。
その少ない言葉の中で、何を求められていて何を考えるよう促されているのか、一言一言に頭も心も使いますが、気持ちのいい疲労感です。
ーー最後にメッセージをお願いします!
岡本:生きるということは人と関わるということ。それはきっと難しいけど簡単で、複雑だけど単純で。自分の発した一言や選択が、時に人を傷つけ、時に人をあったかくする。面倒くさいけどキライになれない、そんな作品です。身構えず、ふらっとなんとなく、足を運んでいただけたら。壁蝨の世界でお待ちしています。
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さいごは・・・
陳内将 さん
ーー『壁蝨』の見どころは?
陳内:先月に行われた三越版の壁蝨からこの壁蝨プロジェクトは始まって います。同じ本でキャスト劇場、演出も変えてシアタートラムで新 たな壁蝨が生まれます。岡本玲さんと石田ひかりさん演じる親子と それを取り巻く人間環境は笑えるとこも悲痛な場面も見どころでは ないかと思います。
ーー稽古について感じる事は?
陳内:日常を切り取ったものを追求しての繰り返される稽古で、何度も何 度も同じシーンの稽古を重ねることで何かゲシュタルト崩壊に近い ような感覚に陥ります。それを加藤さんに調整してもらいつつ、日 々新鮮さを感じれるように稽古に取り組めるのはやはり楽しいです 。
ーー最後にメッセージをお願いします!
陳内:憧れのシアタートラムでの作品、新進気鋭の加藤拓也さんが生み落 としたこの壁蝨という作品を加藤拓也さんの下、 出演者の皆さんと様々な角度で捉えて、確かなものにしてお客様に お届けします。僕にとっても初のアプローチに挑戦してますので、 三日間の五公演、沢山の方にご覧頂きたいです!
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<公演情報>
9/29(金)~10/1(日) シアタートラム
[演出・作]加藤拓也
[出演]岡本玲 / 陳内将 / 渋江譲二 / 風藤康二 / 外岡えりか / 真凛 / 寺川里奈 / 江夏詩織 / 百瀬朔 / 池田朱那 / 高山璃子 / 中山将志 / 石田ひかり
[演奏]橋詰遼
たった約10ヶ月の活動期間の間に、140点以上の作品を残し忽然と消えた浮世絵師・東洲斎写楽。2010年「写楽は女だった...?!」という大胆な着想で、写楽の謎に迫りながら、喜多川歌麿、葛飾北斎、十返舎一九、太田南畝(別号・蜀山人)など、寛政の時代に、熱く自由に生きる芸術家たちの姿を、等身大の人間として描き好評を得たミュージカル『戯伝写楽』。8年の時を越え、2018年新春、装いも新たに上演されることが決定した。2018年版は、演出を河原雅彦、作詞を森雪之丞が担当し、まったく新たな"日本産ミュージカル"『戯伝写楽 2018』が誕生する。
キャストは、主役の斎藤十郎兵衛に橋本さとし。情感豊かでパワフルな歌声と、スケールの大きな存在感で、ストレートプレイからミュージカルまで数々の舞台、映像で活躍する橋本が、再び斎藤十郎兵衛を演ずる。ヒロイン・おせいには、歌手、女優として活躍し、近年はミュージカル『ブラック メリーポピンズ』、『ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー』、妄想歌謡劇『上を下へのジレッタ』など、話題の舞台に続々と出演し、舞台でも実力を発揮している中川翔子。その他、小西遼生、壮一帆、東山義久(Wキャスト)、栗山航(Wキャスト)、山崎樹範、吉野圭吾、村井國夫など、演劇界の実力キャストが、粋で華やかな大江戸絵巻を演じ、歌い、踊る。
脚本は、「劇団☆新感線」座付き作家でもある中島かずき。数々のエンターテインメントな創作時代劇を生み出してきた中島の、武器をふんだんに生かした今作。演出は河原雅彦。『八犬伝』、残酷歌劇『ライチ☆光クラブ』、音楽劇『魔都夜曲』など、ジャンルや規模を縦横無尽に行き来し、緻密で美学に貫かれた作風で、今最も注目される演出家の一人である。加えて、作詞に森雪之丞、音楽に立川智也と力強いクリエイターが集い、新版『戯伝写楽 2018』を産み出す。絵師たちの夢、版元達の野望、花魁の恋、そして稀代の天才"写楽"の謎に迫る、新春にふさわしい、華やかなエンターテインメント作品に期待が募る。公演に先駆け、脚本の中島かずき、演出の河原雅彦、主演の橋本さとし、ヒロインの中川翔子から以下の様にコメントが届いた。