ソング&ダンス、芝居、タップ、ミュージカル、スケッチ(=コント)など、色とりどりの要素が詰まったエンタテインメントショー『CLUB SEVEN』シリーズの最新作が、6月8日(木)に東京・シアタークリエで開幕します。
2003年に始まった"怒涛のジェットコースター大娯楽エンタテインメント"11作目となる今作のタイトルは『CLUB SEVEN-ZERO-』。『ZERO』に込められた想いは以前、座談会(http://community.pia.jp/stage_pia/2017/04/club-seven-2.html)でお話しいただきましたが、構成・脚本・作詞・訳詞・演出・振付・出演(1人7役!)の玉野和紀さんが「『CLUB SEVEN』の原型を創り上げた」と話す、吉野圭吾さん、東山義久さん、西村直人さんの"レジェンドメンバー"が6年ぶりに集結したことが大きな理由。それに加え、3rdに出演した香寿たつきさん、6thに出演した原田優一さん、初出演の蘭乃はなさんも参加し、1stと同じ<男5人・女2人>の構成で上演されます。
今回、5月半ばに行われた顔寄せ(出演者やスタッフが集まる会)におじゃましてきました!
キャストはもちろん、プロデューサーから舞台監督、マネージャーまで一堂に会した賑やかな現場。一人ひとり紹介され、キャストも「よろしくお願いします」と挨拶します。実は稽古は4月から始まっているそうで、既に和やかな雰囲気です。
吉野圭吾
東山義久
西村直人
原田優一
蘭乃はな
香寿たつき
玉野和紀
最後に玉野さんから「『CLUB SEVEN』は今年で始まって14年目。ここでひとつ締めたいな、という想いで『CLUB SEVEN』をつくってくれたメンバーたちに集まってもらいました。本当に嬉しく思っています。Aパターン、Bパターンとちょっと...『CLUB SEVEN』史上最も高い年齢になってきたたにも関わらず(笑)、やることが多いということになりましたが、懐かしい想いで毎日汗を流しております。どうか怪我だけは、代わりは本当にいないので、怪我だけは気を付けていただいて、千秋楽で美味しいお酒を飲みたいと思っていますので、最後までどうぞよろしくお願いします!」と挨拶があり、終了。
その後は皆さん稽古準備に。そちらも少しのぞかせてもらっていると、伝わってくるのはメンバーの仲のよさ。誰かが踊れば一緒に踊り、誰かが歌えばハモりだす...キャストの皆さんは"休憩時間にちょっと"という感じでやられている様子でしたが、すべてがハイレベルでドキドキしました!
さらには、楽しい小道具を手に取ってチェックしている玉野さんの姿も。ニコニコとファンキーなカツラを眺める玉野さん、日本のタップダンサー第一人者だと思うとギャップを感じますね。その面白そうなアイテムはどこで使われるのでしょうか...!
玉野さんが話した通り、今回はAパターン、Bパターンと2種類の公演があるのもポイント(こちらも座談会でお話しいただいてます!)。ぜひ両パターン体験してください!
『CLUB SEVEN-ZERO-』は5月26日(金)から28日(日)まで東京・シアター1010にてプレビュー公演、その後、6月8日(木)から22日(木)まで東京・シアタークリエ、6月3日(土)・4日(日)に大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ、6月23日(金)に愛知・刈谷市総合文化センターアイリスにて上演。
文:中川實穂 写真:石阪大輔